あれから3日ほど経っただろうか
ともみが死んだ
理由は明白だろう
生贄を用意しなかったから
なんて…
日帝 (なんて自業自得なんだろう…!)
先生 「~~、!!」
ニヤけるのを抑えるのに必死で先生の話なんて耳に入らない
先生 「おい日帝。聞いているのか?」
先生 「クラスメイトが亡くなったんだぞ」
シーン
日帝 「あ、すみません」
日帝 (おかしいな…いつもなら野次が飛んでくるのに…)
日帝 (ともみが死んで悲しんでるのか…?)
特にあいつらは凄い顔をしている
イタ王 「ッ…」
日帝 (苦しいのは俺のほうだっての。何いじめといて被害者ヅラしてるんだよ)
先生 「これで先生の話は終わり。1時間目の用意しろ~」
やっと終わったみたいだ
日帝 (こんな良い日にいじめられたら気分悪いから今日はもう帰るか…)
日帝 「よし」
日帝 (呼び出される前にはやくかえろう)
「にっ、~~…」
「待~、てッ!!」
日帝 (何か呼ばれてるな…)
日帝 (無視でいいか…)
日帝 「今日は凄く良い気分だ!」
日帝 「ゲーム夜までやっちゃお」
日帝 「~♪」
…?
何処だここ…
真っ白な空間すぎるだろ
確かゲームしてる間に寝落ちした…気がするが
動けないし声も出せない
「よお」
姿がぼやける。誰なのかも分からない
「今までの記憶、辛いか?」
、は?何言って…
「いじめられた時の記憶どう?」
苦しいに決まってるだろ
「消してあげようか?」
「記憶」
お前は誰だ?何のために?
「本見てたから知ってるだろう?」
…悪魔?
「こっちではそう言うらしいな」
「何のために…か。雇用主生贄なくて死んで契約途切れちゃったからさ。何となくかな」
契約が途切れた…?
「うん。もう操られてないよ」
!!終わったのか…
この絶望から
「どう?消してあげようか?君と皆の記憶」
ああ。よろしく頼む
あいつらに責任を感じさせるのは可哀想だしな
「…ふーん、優しいんだね」
「いいよ。じゃあね」
ピピピピ
カチッ
日帝 「ん゛~」
日帝 「…もう朝か」
日帝 (学校やだなあ)
日帝 (あれ、何で学校が嫌なんだ?)
日帝 (何でここにゲーム機が…)
日帝 「…まあいいや」
日帝 「わ、やば遅刻しそう!!」
日帝 「行ってきます!」
イタ王 「あ!日帝おはようなんね!」
日帝 「おはよ」
イギリス 「おはようございます」
ナチス 「おはよう」
日帝 「皆おはよう」
日帝 「…あれ、米国は?」
ナチス 「あっちいたぞ」
日帝 「米国!」
アメリカ 「!?」ビクッ
日帝 「あ、すまん…」
日帝 「どうした?珍しく来てないが…」
アメリカ 「え、あ、」
アメリカ 「は、はは!!忘れてただけさ!」
日帝 「そうか!あっちで待っとくな!」
アメリカ 「おう!」
最近アメリカが変だ
話しかけたら凄い反応するし
冷や汗がすごい
日帝 「最近アメリカ変だよな」
ナチス 「思った。あんなに元気だったのに」
イタ王 「何かあったんね…?」
イギリス 「私話しかけてみますね」
イギリス 「アメリカ」
アメリカ 「ひっ、。な、何だ…?」ビクッ
イギリス 「最近何か悩んでます?」
イギリス 「皆心配してますよ」
アメリカ 「大丈夫に決まってるだろ!俺は今も元気だぜ?」
イギリス 「でも…」
アメリカ 「大丈夫、大丈夫だから…一人にさせておいてくれないか…?」
イギリス 「…わかりました」
イギリス 「大丈夫らしいですけど…」
日帝 「嘘だな」
ナチス 「ほんとに大丈夫か…?」
家ー
日帝 (もう1日も終わりか…)
最近夢を見る
皆にいじめられる夢
怖くて辛くて
皆そんなことするやつじゃないってわかってるからこそ辛い
夢じゃないみたいにリアルで
眠るのが怖い
満たされているはずなのにふと思うのは何故だろう
もう生きていたくない。と
日帝 「ハッ…ハッ…」ガバッ
日帝 「またこの夢か…」
『いじめられっこ』
日帝編 終
NEXT⇛『アメリカ編』
来週配信予定
コメント
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うおお!!神!あとイタ王載せました