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みぃにゃ🐾
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「なんで。なんでこさめなんだよ、!」
不安と恐怖に襲われる日々。
なんでこさめなのかという罪悪感に襲われる日々。
もっと仲良くしておけばよかった
もっと早く言えばよかった と後悔する日々。
そんな時に見つけた1枚の手紙と1冊の本。
”The sky was beautiful because of you.”
✧
__ピピピピ… ピピピピピピ…
カーテンからこぼれる太陽の光。
足音や電子レンジの音。
鳥のさえずり。
いつもの音が少しづつ聞こえ、朝が来たと感じる。
起きなきゃ。遅刻しちゃう。
ベッドを降り、1階へ向かう。
4月の頭だというのにまだ床は冷たくて、短パンでは肌寒い。
やっぱ長ズボンにすべきかなー。
眠たい頭で考える。
パタパタ…
「あらこさめ起きたのね。朝ごはんで来ているわよ。」
「はぁい、。」
まだ力の入らない手で椅子に座り、パンを頬張る
では本日のNEWSです。___
「こさめ、もう7時よ。早く着替えて学校に行きなさい」
「ふぁあい」
制服に着替える、カバンを用意する。
面倒くさいけど、”みんなに会える”
そう思うとちょっと行きたくなる気がする。
カバンを肩にかけ、玄関のドアを開ける。
「お母さん!行ってくるー!」
「行ってらっしゃい、体に気を付けてね」
最近やっと学校に行けるようになった。
元気だし、みんなにも会える。授業にもついていける。
やっぱ健康って大切だなぁ
通学路の坂道を登っていくと、見慣れた後ろ姿が視界に入る。
高い身長
着崩した制服。
金髪に赤色か少し入ったきれいな髪。
なつくんじゃん。
「なつくーん!!」
「あ、こさめ。おはよ。」
「坂道どっちが速く登れるか勝負しようよ!」
「おう!勝負だ」
上まで走って駆け上る、
春の風が頬にあたって気持ち良い。
でも、坂道を登り切る手前で、胸の奥がピリリと冷たく疼いた。
「こさめ?」
急に止まったこさを、なつくんがが覗き込む。
「ううん、なんでもない!ちょっと靴紐が緩んだ気がしただけ!」
気づかれないように、慌てて笑顔を作って一歩前に出る。
だけど、なんだかいつもより体が重い気がする。急に走って坂道を登っちゃったもんね!
教室に入ると、にぎやかな声が鼓膜を震わせる。
「おはよーーー!今日はなつもいるじゃん!」
「こさめちゃんとなっちゃんおはよ!」
「おはよ!らんくんとすっちーー!」
「げ、今日鈴木の授業あるじゃん。」
「うわっ..ほんとじゃん」
「____
キーンコーンカーンコーン――。
昼休みを告げるチャイムが鳴る。
あれ、こさ寝ちゃってた?
まあいいやご飯食べよ。
「こさめ、購買行くぞ。今日こそ限定の購買パン、奢ってやるよ」
なつが席を立ちながら、悪戯っぽく微笑む。
「本当!?やった、なつくんの財布が空になるまで買ってもらおうっと」
勢いよく立ち上がろうとした、
その時。
(……あれ?)
一瞬、視界の端がぐにゃりと歪んだ。
教室の白い壁が、サーッと白く霞んで見える。
それと同時に、指先から血の気が引いていくような、妙な冷たさが襲ってきた。
膝から力が抜けそうになり、机の端を強く握りしめる。
「……こさめ?顔色、悪いぞ」
なつくんが心配そうに、こさの顔を覗き込んできた。
「だ、大丈夫!お腹空きすぎて力が出ないだけ!」
なつくんの手を借りずに、ゆっくりと立ち上がる。
もう心配かけたくない。もう大丈夫なんだから。
視界はいつの間にか元に戻っていた。ちょっと寝不足なのかな……?
なんだか、いつもと違って体がだるくて、少し熱っぽい気がするけど。
「大丈夫だって!ほら、早く行こ!限定パン売り切れちゃう!」
なつくんのブレザーの袖を少しだけ引っ張って、廊下へと歩き出す。
大丈夫。大丈夫。
きっと、ただの風邪の引き始めだよね。
コメント
3件
初コメ失礼します。 こういう系のお話大好きです!!続きいつでも待ってます!
読み終えたわ。 第1話で「こさめ」がもういないってのがガツンと来たから、第2話で主人公(こさめ?)が元気に坂道走って「なつくーん!」って呼んでる日常が、切なくてたまらなかった。『胸の奥がピリリと冷たく疼いた』って一文で、これは元気なフリしてるんだって分かって、目が離せなくなった。「大丈夫」を繰り返すたびに不安が募る構成、すごく効いてる。続き、絶対読むわ🔥