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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
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オタマシュ♀︎

ほんのりマッシュ愛され(ランマシュ♀︎、ドトマシュ♀︎など)

年齢操作あり

オーター、マッシュの2人はそのまま

ランス、ドット(18)イーストン魔法学校卒業済み

魔法不全者への差別がなく、イノセント・ゼロも平和に暮らしている時代の設定なのでマッシュがマーカス家の長女という設定です

あ、ちゃんとレグロさんには育てられてるので脳筋の筋肉バカです。安心してください



とある日の魔法魔力管理局局長室


「ギャーッッッ未成年淫行ー!!!!!!」


「オーターさん…!見損なったぞ!」


「許嫁だが?」


「はぇー…」


「オーターさんの許嫁だったのか」


「さっきからそうだと言ってるだろう」


ここは魔法局、魔法魔力管理局局長室である。ランスとドットは昼休憩に自分たちの師匠であり、砂の神杖であるオーター・マドルをお昼ご飯に誘おうとやってきた。



コンコンコンと魔法魔力管理局局長室の扉が叩かれたかと思うと、すぐにノックをした人物によって扉が開けられた。


「オーターさぁん!メシ食い行きましょー!」


「おい、ドット少しは静かにしろ」


2人は入室し、すぐさまオーターの机のある方向へと視線を向ける


そこには、机のすぐ横にある大きい本棚の横に恐らく未成年と思わしき黒髪の少女がいた。




…世に言う壁ドンをするオーターと共に…



バチッと3人の視線が絡み合う


「チッ」


オーターが舌打ちをしたと共にドットが叫び出す。ここで冒頭での会話へと戻る


「えっと、、初めまして、マッシュ・マーカス、です」


「あぁ、ランス・クラウンだ」


「俺はドット・バレット!よろしくな!マッシュちゃん!」


マッシュが不慣れながらも自己紹介をすると、それに返すようにランスが名前を言い、 ドットが満面の笑みで自己紹介をする


「それにしても、オーターさんに許嫁がいたんすスね〜ちょっと意外」


「同感だ。それに、イーストン魔法学校の制服を着ているということは15〜18だろう?」


「15です。今年入学しました。」


「はぁ!?7歳年下ぁ!?」


「やっぱり未成年淫行か…」


「黙って聞いていれば好き勝手言ってくれるな。未成年淫行じゃない。同意の上だ。」


ドットとランスがオーターに未成年に手を出した犯罪者というレッテルを貼ろうとしだしたところでオーターがやっと口を出した。眉間にシワがよっている。そこに柔らかいソプラノボイスが響く


「オーターさん、さっきから会話に出てる未成年、淫行、?ってなんですか?」


「…君は知らなくていい。むしろ聞くな」


「?うす」


マッシュが未成年淫行についてオーターに尋ねると眉間に皺を寄せ、目を逸らしつつ眼鏡を上下に動かして気まずそうな顔をした。未成年に手を出している自覚がないわけではなさそうだ。


「あっ、そういえばドットさん?と、ランスさん?はオーターさんに用があって来たんですよね?僕帰ったほうがいいですか?」


オーターの方を見ていたマッシュが体の方向をドットとランスに向けて質問をした


「いやいや!ただ単にオーターさんを飯に誘おうと思って来ただけだから大丈夫だぜ!」


「あぁ、まさか許嫁と一緒にいるとは思わなかったからな。今思えば邪魔したな。すまない」


「あっ確かに。ごめんな!マッシュちゃん!」


「気にしてないんで大丈夫ですよ。それよりオーターさんご飯に誘いに来てくれたんですよね?オーターさん、僕ここで待ってますから行ってきていいですよ」


「…君を置いて行くわけないでしょう…一緒に行きますよ」


マッシュがチラリとオーターの方を伺うように見ている。それに対しオーターは甘い声で答えて一緒に行こうと誘っている。こんな師匠を見るのは初めてで(この人本当にオーターさんか?)とドットとランスが疑い始めた。


「えっ、でも僕お腹減ってないですし」


「…シュークリームがあ」


「行きましょう」


シュークリームと聞いた瞬間マッシュの目が輝き始め口から少しヨダレを垂らしてオーターの発言を遮った。と、思いきや執務室の扉の前にマッシュが瞬間移動していた


「オーターさん!早く来てください!シュークリーム!シュークリーム!」


「…そんなに急がなくてもシュークリームは逃げませんよ

なにをしている?行くぞ」


「二重人格かな ?」


「好きな奴には甘いんだな」


「えぇ、、知りたくなかった、」


「シュークリーム🎶シュークリーム🎶」


「ゆっくり食べなさい」


「うす」


「はぇー、ホントにシュークリーム好きなんだなぁ」


「シュークリームは完全栄養食なんで」


「違うが?」


「!マッシュ、着いてるぞ」


オーターがマッシュの口元を拭う。そのままクリームの着いた手を口元に持っていき舐めた。

マッシュの頬が紅く染まり、小さくありがとうございます、、と言ったのが聞こえた。



「かーっ!!!!惚気を見せられただけじゃねぇか!」


「結局あのあと2人の世界に入ったままだったな」


ご飯を食べ終わりマッシュはイーストンの寮へと帰って行った。オーターに送ってもらって。そして現在オーターの執務室にてランスとドットはオーターに資料を確認してもらうために訪れていた。そこで先程のイチャラブ〜♡な様子を本人の前で愚痴っているのであった。


「それにしてもよくあんな年下を捕まえたな。オーターさん」


「あぁ、まさかオーターさんが年下好きだとはな…それが悪いわけではないが…」



意外だよな〜と、ランスとドットが喋っているとオーターが口を出てきた。


「違う。元々アプローチはあっちからだ。」


「え、」「は?」


「マッシュはシリルさんの娘だからな。私が神覚者になった時に接点があって魔法局で出会ってからというもの、毎日のように魔法局に訪れては私を口説こうと奮闘していたな」


「え、し、シリルって、あの…?」


ランスとドットの頭の中には初代神覚者のアダム・ジョブズの弟子であり、現イーストン魔法学校の校長、ウォールバーグ・バイガンの友人である超絶偉大な人物が思い浮かぶ。


「…オーターさんはそんな相手からのアプローチに根負けした、ということか… 」


「…根負けじゃない…私だって一目惚れだった…」


「え”、」


この日ランスとドットは初めて自分達の師匠が7歳年下の恋人と初めての恋愛をしている初な人だと知った。これから先、何かしらに巻き込まれそうだな…とも



第1話 [完]


続く?

この作品はいかがでしたか?

5

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