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#EBiDAN好きさんと繋がりたい
あめ
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今日も、誰も近づかないような空き教室から、何かを語る声がする。
授業終り、皆それぞれが、各自の部活動に励んでいる時間。
空き教室でも、部活動が行われていた。
部員・2名。活動内容:互いに満足するまで賛否両論する。
その名も、『ディベート部』。
本当に活動しているのか疑わずにはいられないディベート部をのぞいてみようではないか。
空き教室、嫌、ディベート部の部室と言うべき場所は3階の1番端にあった。
扉の一部ガラス張りになっている部分に、『ディベート部』と書かれた紙が一応貼られている。部屋の中はきちんと整頓されており、空き教室独特のほこりっぽい匂いも無い。そこにはイスと机が向かい合わせに2組だけ置いてある。
黒板には、
1、『本日のお題』を交互に決める。
2ら賛成か、反対かはジャンケンで決める。(賛成→勝 反対→負)
3、満足するまでは、お互い語る。 と、3つのルールのようなものが書かれている。
さぁ、ルール(?)が分かった所で!部活動開始である。
S「『本日のお題』は……『多様性について』だ。」
M「…へえ…君にしては中々良いお題だねww」
S「毎度その上から目線なんなんだよ……」
二人の男たちは口を開いた。“多様性”について、どうやら語ってくれるようだ。
S M「最初はぐー、ジャンケンポン!!」 S→グー / M→パー
M「じゃあ、僕が賛成で」
S「俺が反対、だな。」
S「俺は『多様性』に反対だ。全ての物事を『多様性だから。』と、何の解決にもなっていないことを言い出す低脳が増えそうじゃないか。」
M「低脳とは、、、笑。中々に強いパンチラインを吐くね。でもどうだろう。完全には否定出来ないけれど、視点を変えれば有能な人材が正しく理解して治安を改善出来るかもよ。」
S「正しく理解……ね。どこからが正しくて、どこからが誤りなのか。異国の文化を全て受け入れて、生きる上での義務に近い物事すら
行わない。これを『多様性だから』と認めるのは正なのか。」
M「それは誤だね。賛成の僕が言うのも何だがそこは僕も考えたことがある。が、嫌いでね。しかし、この“多様性”という文字に過度に敏感な世の中で、多様性を反対するのは厳しいと思うね。」
S「“多様性を認めないのも多様性”十分切り抜けていける」
M「それはどうかな?多様性を認めていない時点で君は“多様性対象外”さ。君に多様性は適応されない。」
S「……降参だ。」
M「え?もう終わりかい?今日はやけに潔(いさぎ)良いね。」
S「……俺は本来、多様性賛成派なんだよ……。」
M「へえ!奇遇(きぐう)だね!僕は反対さ!!!」
S「奇遇の使い方がちげぇ……。けど脳汁やべー、、、最高だわ。この、いっくら話したって何の価値にもならねぇ時間の使い方で賛否を語る時ほど気持ち良い時間は無いぜ。」
M「www 同感だね。本当に無気味・無価値さ。まぁ、にしても君、重々承知だけどwwwだが変態だねwww。」
S「お前が言うなよ……。お前だって、快感感じてるクセに……。」
M「そりゃあ気持ち良いさ。脳汁とアドレナリンとドーパミンが同時に出るくらいにわね。」
S「……。……てか、お前はもう良いのか? 全部出しきったのかよ?」
M「ああ、構わないよ。僕も十分さ。」
S「じゃあ、今日は俺の負けだから、これで 47勝 49敗だな。」
M「良い勝負だねぇ。僕のほうが上だけどw」
S「ハイハイ、ソーダナ。じゃ、明日のお題はお前が決めてこいよ。」
M「もちろんさ。」
こうして、今日の”ディベート部”の活動は終わった。
次回は明日である。
二人はその後も言葉を交わしながら教室を後にした。
二人は両思いであった。
いや、今は厳密に言うと両片思いである。
え、なぜBL要素を入れたかって?
作者の癖。ただそれだけである。
コメント
1件
わあ、面白い!「ディベート部」って設定、めっちゃ好きです。しかもたった2人で、しかもSくん、実は賛成派だったっていうオチが最高でした。途中まで真面目に議論してるのに、最後の「両思い」と「作者の癖」で一気にほっこりしました(笑)。この二人のこれから、すごく気になります。続き読みたい!