ワンクッション
戦争好きのグループ様
軍パロ
負傷、闇…?あり
大丈夫な方はお進み下さい
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いつもならみんなどんちゃん騒ぎで賑やかな食堂だが
今日はひとつも音がしない
朝から全員の様子がおかしいのだ
橙色の瞳を持つ彼は軽い傷跡が多く、
色素の薄い目を持つ彼はネクタイが曲がっており、
黄色い瞳を持つ彼はいつもの元気を無くし、
紫の瞳を持つ彼はタバコに火を付けず、
緑の瞳を持つ彼は活気を無くして、
赤の瞳を持つ彼は書類に手を付けず、
青緑色の彼は泣いており、
ピンク色の瞳を持つ彼はクマが酷い
見てわかる通りここは地獄の空気感
もちろん気まずい
何も思い当たることがない俺はどうしていいか分からなかった
青色 え?みんなどうしたん…?
….
帰ってくるのは沈黙
しばらく沈黙が続き
勇気を出すように赤色の彼が言った
赤色 この国が…終わるんや
青色 ….え?
つずけてピンク色の彼が言う
ピンク色 黒色と…この国と他国との関係が悪なって…戦争じゃ…どうにもならないって判断して…それで…..
泣きそうに続きを言う
ピンク色 この国を…消すのが1番だって…言っとって…ポロポロ
泣いていた。全員が
でも俺は泣けなかった
いきなりすぎて理解出来なかった。
今まで積み重ねてきたことが全部崩れたかのように
絶望に落ちてく
そんな感覚から逃れたくて現実逃避をした
青色 そんなわけないやろ…?な?黒色に話聞きに行こ…?
赤色 あいつはもうおらんよ…実は今回の話し合いで色々あってポロポロ
そこで1呼吸置きもう一度言う
赤色 [黒色を渡すのと国を消す]で丸く収まったんや…ポロポロ
まさに地獄だった
もうダメなんや
この国は消され、俺達はバラバラになる
それぞれの道を行く
諦めかけたその時に
兵士 あっあの皆様にお手紙が…
読んでみるとそれは…国民からの手紙だった
もう一度違う国でやり治しましょう
きっと大丈夫です
どこまでもついて行きます
どれも励ましの言葉ばかり
みんなで顔を見合わせた。
まだ…足掻いてみよう
ってそう思ったんや
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あとがき
今回の件のことについて描きました。
私の意見としては
本人たちが何かに縛られることなく自由に活動できるようになって欲しいです。
正直今回の件で権力者側になんの理があるのか私には分かりません。
だって演者の皆様がいなければ何も出来ないのですから。
もう少し演者の皆さんに感謝するべきだと思います。
まぁそんな簡単な話じゃないとは思いますけどね。
ただ彼らのことを見守るしかない、待つしかないです。
私達が応援することで少しでも気が楽になってくれていればいいな…