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さてさて、私は終わらせるものを終わらせましょうぬか🐏今夜はオールだぁぁぁい!!! !ヌ 最近リアルが忙しく、投稿頻度が落ちてますぬね、申し訳ないですぬ🐏💧
はぁはぁはぁはぁ…エ、イヤそんな筈は……とTERROR開いてフォロワー欄見るという繰り返しの日々を約5日間…🐏
もうここまで来れば夢でも幻覚でもないですぬ!なんと私!この度TERROR初めて先日、フォロワー100人様突破しましたぬ!🐏🎉🎉
ありがとうございますぬ🐏ズズズ
まさか私自身こんな早くも100人行くとは思いませんでしたぬ🐏💦
90人突破の時嬉しいお言葉をお掛けして下さった方も居りまして、ありがとうございますぬ🐏💕
100人突破の記念と致しまして、今回は結構張り切りたいと思いますぬ🐏💪
ちなみに最近漢字の使い分けの練習をしておりまして、ややこしいと思いますがご承知下さいぬ🐏🙇♀️
では!どうぞぬ🐏👍
あれから色々遭ったものの、いったん……一旦落ち着いたのだ。もう一度云うが“一旦”だ。これから何か有るかも知れないと云う考えを頭の隅に、今回の会議に集中する。
様にしてるつもりだと本人は思っているが実際は、江戸川の隣の椅子に居座っている太宰を見つめていた。
そして其の当の本人、否、当の本猫太宰は左右に尻尾を振りながら、話を聞いているのか聞いていないのかは知らないが、先程の騒動を引き起こした割りにはとても能天気の様子だ。
「そのとある組織の動きによりここ最近、治安が良くないと云われています。」
国木田が最後の締め括りとして発した言葉に宮沢が反応する。
「僕もこの前聞きました!」
「その話しに拠れば定かでは無いが無差別に人の所持品を略取したり、掻っ攫って金品を強奪したりもするらしいね」
宮沢に続き与謝野もその噂話の内容を伝える。
「怖いですわね」
ナオミも何処か不安そうにスクリーンに写って有る資料に目を通す。
そんな時、菓子を貪り食べていた江戸川が口を開く。
「其の組織って他に情報とか無いの〜?」
「はい。残念乍ら、どれ程調査しても組織の情報は之しか出てこなくて…それに其の組織は拠点を転々としているらしく、直ぐに証拠が隠滅されるんで、詳しい情報が中々手に入らないんです」
「ふーん。案外厄介だね」
国木田からの説明を聞いた江戸川は本当にそう思っているのかと疑うぐらいの感想を告げた。
「取り敢えず我々は他の依頼の件も成しつつ、この事件に着いて警戒し調べて行く方向に動きたいと思います」
国木田の言葉に探偵社一同(1部除いて)返事を返す。
お昼頃。
「今日は咖喱饂飩(カレーうどん)でも食べよっと〜」
それぞれお昼に移った。中島は出前で頼んでいた咖喱饂飩を昼食とした。
箸を持ち、目の前に有る陶器の中のルーに絡まった麺を一つ掴み、口に含む。
「んぅ…!美味しぃ」
ズルズルと麺を吸う中島は美味しいと感じつつも隣から何か視線を感じる。何を隠そう、太宰だった。何か訴えているようなオーラを中島に向けている。何かとは考え無くても直ぐ応えは出ていた。
「……なんですか?太宰さん」
「みゃぁ」(私も其れ食べたい)
案の定と云ったものか、食べたいと訴えってくるその瞳に胸が締められる。が、中島も相手が太宰とは云え、食べさせたい気持ちをグッと堪える。
「駄目ですよ太宰さん!貴方今猫何ですから!」
「みゃぁご…」(ケーチケチ、良いじゃないか)
グイッと全体を器に寄せようとするが、中島は持ち前の瞬発力で器を持ち上げる。その動きは正に神業だ。
標的が消えたことにより、太宰はそのまま重力に逆らえず、中島の机の上に滑り転ける。
「はぁ…ほんと気を付けて下さいよ〜!猫に咖喱は駄目なんですよ!」
「にゃぁ」(敦君だって虎の癖に食べてるじゃないか!)
「僕の其れは異能力であり僕は虎ではないです!」
周りは思った。太宰が猫か何かに成ろうが無かろうがこの光景は変わらないのだと。
「みゃ」
太宰の鳴き声に似た呻き声が微かに漏れる。
「太宰ぃ、いい加減にしろ!お前と来たら…其処で大人しくしていろ!」
国木田が太宰の首元を掴むと、其の儘床に降ろした。太宰の顔はなんとも不服そうだった。
「まぁ太宰には申し訳無いが猫には食べては駄目なものが多いんだ、知ってるだろ?」
与謝野が太宰を抱き抱える。太宰は尚も不服そうな顔だ。
「にゃぁ…」
「太宰にも昼を渡してやらんとねぇ、之でも食べてな」
そういうと出したのはツナ缶だった。蓋を開けて、太宰の目の前に差し出す。怪しそうに匂いを嗅ぐと太宰はソッと食べる。
(ツナも悪くは無い…が、蟹も食べたい…)
猫に蟹はNG。
(早く戻りたい…蟹が食べれないなら死んだ方がマシだ)
太宰は切実にそう思った。
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昼が終わった頃、早い者は任務先へ行ったり仕事に取り込んで居た。
太宰は普段のソファで寛がず、江戸川に捕まって居た。
「みぃ…」(乱歩さん…)
「はは、お前面白いね、猫に成るとされるが儘だ。人形だね」
「にゃ」(そんな事云わないで下さい…)
「僕にはなんて云ってるか分かんなーい」
江戸川は太宰に抱き着く。太宰は最初こそは抵抗していたものの、力の差以前の問題だ。無意味だと悟った瞬間、抵抗の余地も無くなった。
「あ、そう云えば明日社長が帰って来ますね」
宮沢が何かを思い出した様に口にしたのは探偵社の要としてある存在の福沢だった。
「そう云えばそうだったな」
国木田もハッと思い出したかのように云う。
太宰もそう云えばそうだと呑気に考えて居たが、少し不安な所もあった。何せ、福沢は大の猫好きだ。詰まり、だ。今現状、太宰は猫である。そう、猫である。
Q.猫好き社長と猫の太宰が直面したらどうだ?
A.若しかしたら明日一日中社長と一緒にいるかも知れない。
そんな自問自答で明日の事が更に不安になった。
(うーん…別に社長が嫌いな訳じゃ無いし、一日中一緒に居ても良いが、成る可く自由に過ごしたい)
と、もう常に捕まって江戸川にされるがままそんな事を考えていた。
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太宰は皆の目を避けつつ、探偵社から外へ飛び出した。
(うーん…!矢張り外の空気の方が美味しい気がするねぇ)
今は猫。普段の景色より一際広く高く、大きく見える。昨日と今日でこの躰に成って少し分かった事がある。猫とはいえど、機能の働きは人間寄りなのだと。と云うことは完全な猫では無いと云う事だ。
(唯、視力は猫寄りなのが外れだなぁ…)
完全な猫では無いが、多少の能力は猫寄りだ。その一つとして視界は人そのものだったが、視力に関しては猫そのものだったのだ。
(公園…一寸彼方のベンチに寛ごぉ)
太宰は偶然見付けた公園に寄り、木の下のベンチに飛び乗る。
其の公園はどの公園と比べても比較的に小さく、真ん中にポツンと大きな木の下にベンチがあり、鉄棒に公衆トイレが有るだけだった。
これだと小さい子は余り遊びには来ない場所だと、周りを見渡して思う。実際に近くには沢山の住宅街があるものの、人一人すら居なかった。
(まぁその分独り占め出来るし、いっか)
太宰は思う存分、自由気ままに過ごせる事に少し気分が舞い上がった。
が、其の雰囲気さえもぶち壊す存在が太宰の直ぐ近くに居るとは、太宰も…そして其の相手も知る由もなかった。
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今日、其の日だけ仕事が無く、首領から直々に休暇を与えて貰った。
中原は普段の服装では無く、ラフな格好でそこら辺をブラブラと歩いて居た。
「とは云ってもなぁ、何すっか…」
中原は新しい帽子を買うか、美味い葡萄酒でも買うか等、マフィアに関しての言葉は頭に無かった。正しく休暇を過ごす人間だった。
暫く適当に歩いていた中原はふと目に入った公園に気付く。
(公園か?この辺りは知り尽くしていた筈だがここに公園があるとは知らなかったな)
謎に関心する中原は其の公園に立ち寄った。
(何もねーな…そりゃ子供も居ねぇ訳だ、、が…何か居る?)
木の下のベンチに不自然な膨らみのある影が中原の目に止まった。中原は軽い足取りでソレに近付く。
(猫、か?……似てる、とてもじゃ無いが似てる…)
他所から見たら唯のベンチに座らず向かい合わせにしゃがみ込んでる変人だが、生憎此処の通りは人一人も居ない為、中原はそんな事は一切気にもして居なかった。
気にしてると云ったら、其の猫が元マフィア時代の犬猿の仲では在るが相棒だった奴に似ている気がして気が気でないことだ。
(真逆な…此奴が太宰の野郎なんてそんな事ねぇか)
当たり前だとも、と自分で突っ込む。矢張り変人である。
中原は何も無いと云う事で、その場から離れようと躰を動かした時、寝ていた筈の猫の目が開かれる。
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不意に気配が感じられた。太宰は其の気配に嫌な予感がした。
何かと思いつつ、目を開ける。
寝起きのせいかボヤけているがそれでも分かる程の明るい髪色に見覚えのある帽子を……
太宰はその瞬間、その場から俊足で立ち上がりその者と距離を取った。
(な、ななな何で中也が此処にぃ…!)
太宰は何故ここに元相棒である蛞蝓が居るのかと云う疑問と驚愕が、一方中原は何だと不思議に猫(太宰)を見詰めていた。
「何だよ、吃驚したのか?」
(吃驚したも何も…あ、そうか、中也には分からないんだっけ…)
探偵社での一連の流れで当たり前と化していたせいでうっかり忘れていた。だが其れは置いておいて、だ。太宰はどうしたものかと悩む。
太宰は今猫である為言語を口に出来る訳もなく、からと云って自ら太宰だと名乗れる筈も、相手が相手である為極力避けたい。何故、嫌気が差す元相棒にこの現状を知られば馬鹿にされる可能性が大である。
互い何も話さず、と云っても太宰はにゃぁと一つ鳴くことも無く、互いの空間に沈黙が続く。やや気まずいと思った時、中原が一つため息を吐く。
「ま、お前に用が有ってここに来た訳じゃねぇからな、そろそろ酒でも買いに行くか」
よっと立ち上がり、太宰に背を向け去って行く。
(相変わらずだねぇ中也ったら…昔から変わってないな)
嫌な存在で在ろうがそれでも嘗ては双黒としての功績を数々収めてきた。
(ま、嫌いだけども)
背中を向ける中原に嫌な視線を差して (るつもり) 太宰も躰を延ばした後、探偵社へ戻る。
戻ろうとしたが、不意に思った。
(社長は明日帰ってくる…)
先程も考えて居たが、社長といざ対面!!と成れば即さに捕まり一緒に日光浴をする羽目に成る。若しかしたら明日の一日はそれで潰れる可能性だって無くはない。
自由に過ごせる可能性が低いのであれば今出来ることをする迄…
太宰は他に行く宛てがなかったのだろうか?それとも、中原を見た後だからだろうか?中原と云ったらと云う某連想ゲームのように連なった結果、この後行く場所は、自身でも二度と訪れることは無いと思っていた場所であり、其処は太宰にとって新しく知り得る事が出来、反対に自分こそが本当の人間失格等だと、思わされることが有った場所であった。
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太宰は暫く歩いて目の前の高層ビルが目にとまる。
ポートマフィアの本部である。太宰は懐かしいと思う眼差しと同時に恨みという眼差しを向けていた。
(何時まで経っても外装は変わらないね)
変わらないな、とたかが猫ごときに警戒態勢を取る黒スーツを纏った男達を見て思う。一人の男が近く。
「猫か、彼方行ってな、邪魔だ」
そう云い乱暴に太宰の首元を掴むと茂みの方へ放り投げた。
「にゃっ」(いったぁっ!何なのさ!私は元ポートマフィアの最年少幹部だと云うのに!中也と似て脳筋なのかな…ってかあの警備隊、全部中也の部下じゃん、どうりで脳筋思考な訳ね)
溢れる言葉の一つにさり気無く相棒をディスるワードが出ていたのであった。
(やっぱり来なければ…)
帰ろうと茂みから飛び出した時、そこには車道が繋がっており、太宰の直ぐ横奥から車の正面が見えた。
(あ、……最期が猫だなんて、死ぬなら美女と心中したかったなぁ)
名残惜しい、とこの状況下でも考えてしまうのであった。
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お疲れ様ですぬ〜🐏
ほんとに!100人様突破ありがとうございますぬ🐏💕
これからも私ことプーメルを宜しくお願いしますぬ🐏🙇♀️
それよりもですぬよ!それよりもって事もないか…、なんとも文字数、3000も優雅に超えてました!🐏✨
いつもは3000~3500行くかいなかいかで終わるんですけども、いやぁ吃驚しちゃいましたぬね🐏💫
後はそうですぬね🐏🤔
あ、!今現段階でこの猫化だざむの作品が一番人気なんでぬよ〜🐏
3日4日?ですぬかね、早くも100人という私的には大規模の人数に駄作を見られてるという…
嬉しいですぬありがとうございますぬ🐏😇
ありがとうございますしか言ってませんぬね〜🐏
それ程!馬鹿嬉しんでぬ!
次回の作品はRのドス太の続きを出すと思いますぬ🐏👍⸒⸒
太宰さん受けの方も近々出すので…!お楽しみぬ!
それでは!こんな深夜に(現在1時半)小説上げる奴よりも早めに寝ましょうぬね〜🐏
それでは!グッドバイぬぬぬ🐏👋