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皆さんこんばんは!今日は書きたくなったのがあるので書きます!


スーパー注意事項タイム

凶太要素あり(付き合ってもないし結婚してもない両片想い)

家出癖ある太陽くんがいます(病み系かも)

bl要素あり

かっこいい太陽くんはいません

優しい夜桜家はいます

いじめ要素あり

暴力的表現あり

上記が大丈夫な方だけこの先をご覧ください!

ソレデハドウゾッ


✂ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ちゅんちゅん…

小鳥のさえずりが聞こえる。ふと目が覚め、鳴き始めた目覚まし時計を止めてリビングへと重い足を運ぶ。

なんだか体が重い。表情筋もいつもより固い気がする…その時点で察した。今日は”笑顔ができない”日だと。まぁなんとも思ってないんだけど…みんなの思う喜怒哀楽が豊かで、表情もコロコロと変わる”太陽”の笑顔を無理矢理貼り付けて言う。

「おはようございます」

「おはよう、太陽」

「おはよう、よく眠れたかい?」

「おはよう…太陽」

「おっはー」

「おはー☆」

「おはよう、太陽!朝ごはん食べよっか!」

「あれ、七悪は…」

「昨日の実験が応えちゃったみたいで…ドアの横にご飯置いてるから後で食べると思うよ」

「そっか! 」

「「「いただきます」」」


「「「ごちそうさまでした」」」


「太陽、学校行こ〜!」

「うん!」


「「行ってきます」」

「「「行ってらっしゃい」」」


いつもの通学路。いつものなんてことない会話。それだけならいいが…

「太陽さ…なんか今日元気ないね?」

突然六美が言った一言で、俺は目を丸くした。

「急にどうしたんだ?俺は別に何も無いぞ!ニコ」

まずい、勘づかれた?とりあえず笑っとこ。

「…ほんと?なんだか笑顔がぎこちないって言うか」

「そんなことないぞ?」

「ふぅん…ならいいけど。何かあったら言ってね!」

「分かった、無理はしないように頑張るよ」

何とか誤魔化せた。心臓バクバクだ… だが、あいにく学校にはまだ鋭い人がいる。

凶一郎義兄さんだ。俺の想い人でもある。正直俺みたいなやつがあんな人を好いていいのか?と思うことも多々ある。それぐらい俺にはもったいない人なんだ…そして鋭い。とにかく鋭い。いつもは鈍いことが多いのに、家族のことに関しては本当に鋭いんだ…なんで?ずるくないか?

そんなことを思っていると、学校に着いた。

「「おはよう」」

「おはよー!」

「六美ちゃん休んでたけど大丈夫だった?」

「うん!大丈夫だよ、心配してくれてありがとう」

「たーいよっ!」

「ひょっ!?」

「んだよその驚き方…てか、お前もだいぶ休んでたけど大丈夫そ?なんかあったら言えよ」

「う、うん…ありがとな」


1限目、2限目、3限目、4限目と進んでいき…

昼休み。


「太陽!お弁当食べよ♪」

「あぁ」

「太陽が好きなしょっぱい卵焼き入れたからね!また人参残したら許さん」

「ハ、ハイ…」

「はい、あーん♡」

「ちょっと待て!?流石に恥ずかしいって」

「当主命令♡コソ」

「へい…」

パクン

「「!?」」

「んまーい♡やっぱり六美の卵焼きは至高の逸品だな♡♡」

「ちょっと昼川先生!卵焼き食べないでっていつも言ってますよね?」

「怒ってる六美も可愛いよ♡」

「もう…」

キーンコーンカーンコーン 

「わ、もう終わっちゃった!」

「ふむ、ちょうどいいな」

「さ、みんな席に着け。今日の現文は俺が担当だぞ〜」

「え!?昼川先生が〜?」 

「やったぁ!」

教室内が一気にざわつく。そりゃそうだろう。凶一郎義兄さんもとい昼川先生はスパイ界の中だけでなく学校でも莫大な人気を誇っているからなぁ…でもうるさいから静かになんないかな…

そんなことを考えていると、5限目が終わった。

キーンコーンカーンコーン 

「キリがいいな。これで授業は終わりだ。各自帰るように」

ざわざわとそれぞれが放課後の予定を話し合って、遊びに行く人とそのまま帰る人とで別れていた。かくいう俺はそのまま帰る派なのでいそいそと準備をしている。

「たーいよっ!帰ろっか」

「あ、六美!うん」


ガチャ

「「ただいま」」

「「「おかえり」」」

 


「ふぅ…」 

自室に戻り、やっと一息つけた。縛り付けていた笑顔を外し、自分の素顔に戻す。疲れた…でもまだご飯がある。けどもうそれしかないから、もう素顔で向かおう。必要になったらまた貼り付ける。それの繰り返しでいいや…色々考えていたら、ついにその時がやってきた。

コンコン

「太陽〜?ご飯できたよ!」 

「あぁ、ありがとう六美。今行く」

リビングに行くためにギシギシと音を立てながら階段をおり、ソファに座る。

「「「いただきます」」」

そう全員で言って、黙々と食べ始める。数分ぐらいたったときに、六美が言った。

「ねぇ、太陽。」

「ん?どうした、六美」

「どうして…嘘をついたの」

食べ進めていた箸が止まる。

「なんだか笑顔がぎこちなかったし、いつもの太陽じゃなかった気がする。何かあったの?」

「それは俺も思っていた。」

「朝から顔が少し曇ってたからね。」

「ななななにかあったの…?」

「あんま無理すんなよ?」

「そ、トラブルとかあったんなら話せ?」

「太陽兄ちゃん…無理してない?」

それぞれの兄弟が自分の思っていた疑問を話す。そこに逃げ場はなかった。

「…あぁ、母さんたちが亡くなってから時々笑えなくなるんだ。なんか…いつもみたいな笑顔が作れなくなるって言うか…?あ、でも心配しないでください!任務とかには影響がないので!」

本当になんとも思っていないような太陽の笑み。そう言ってまた食べ始める。そういことかと納得しつつも、本当に納得はしていない。

笑顔が作れなくなる?私たちに心配させまいと偽物の笑顔を貼り付けて必死にやりこなしてたの?これのどこが大丈夫だと言うんだろうか。

太陽以外の家族は各々目で会話をした。

これは家族の一大事だ。絶対に太陽から目を離すな。

笑えなくなるというのならば己が馬鹿でもやって気を紛らわせてあげよう。

笑顔を貼り付ける必要があるのならばそれを剥がして必要ないということを証明してあげよう。

太陽が貼り付けなくて済むように、私たちだって頑張るんだから!

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