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5×4
窓は曇りガラス
カーテンは昼夜問わず閉ざされたまま
玄関のドアには鍵が三つ
そのすべてが、いふのポケットの中
けれど、ないこはその空間に不思議な安堵を覚えていた。
青 : なあ、ないこ。……ほんまに、これでええんか?
ソファの上。
いふがやさしく尋ねる声に、
ないこは自分の首輪にそっと指を這わせながら、小さく笑った。
桃 : ……よくないわけがないよ。だって、ここにはまろがいる
桃 : 俺の代わりに世界を決めてくれる
桃 : それ以上、何を望めばいいの?
いふの指が、ないこの頬に触れた
その目には少しだけ罪悪感のような影が差していたけれど、
ないこの笑顔がそれをすぐに消し去った
青 : そんなん言われたら……もう、ないこの世界、俺が全部握らんと気ぃすまへんな
桃 : …握ってよ。俺がどうすればいいか、ぜんぶ教えて。 朝起きて、何食べて、いつ触れて……まろの許可がなきゃ、なにもできないくらいでいい
青 : ──ほんまにええんやな?
桃 : うん、いい。……だって、俺、自分の意思でここにいるんだもん
そう言って、ないこはいふの足元にしゃがみ、額をいふの膝に押し当てた。
桃 : “閉じ込められてる”って言われても、俺は“飼われてる”って言いたい
桃 : ねぇ、まろ……今日も、ないこにご褒美くれる?
まろの喉が、ぴくりと震えた。
“お願いされると断れない”いふの本質が、じわりと疼く。
青 : ……ほんま、たち悪いわ。そうやって、俺を甘やかすんは
桃 : まろが、甘やかしてくれるから。……俺、どんどんダメになってく。
でもね、まろがいる限り、その“ダメさ”すら気持ちいいの
青 : ……そんなん言われたら、ほんまに外の世界なんか見せたないわ
いふは立ち上がると、ないこの顎を指で持ち上げて、そっと唇を落とす。
深く、甘く、時間を溶かすように。
ない こはそのキスに、すべてを預けた。
なにを失ってもいい。
いふがいてくれさえすれば。
そしてその夜──
いふはないこに、「行動の許可制」を提案した。
青 : トイレ行くときも、風呂入るときも、全部俺に聞いてからにして。 ないこが自分で決めんようになったら……もっと俺が必要になるやろ?
ないこは頷いた。
桃 : まろがいないと、なにもできない俺になりたい。……ねぇ、“飼われてる”俺、かわいい?
青 : 可愛すぎて、壊したなるくらいや
いふの囁きに、ないこは震えるほどの悦びを感じた。
もう、鍵なんていらない。
この檻は、ないこの心そのものになっていた。
お久しぶりですらむです🙌
5月はほとんど浮上してなかったんですけどこのお話の後は5月中は無浮上になります😌
なんと言っても私学業と言うものがありまして…😖
ちょうど定期テストの時期なので5月6月はあまり浮上できません😣
そこは了承してもらえると嬉しいです 🥲
作品は読めるんで読んだら♡だけは押しに行きます🚗³₃
ということで、5、6月はおそらく無浮上というお話でした🙌
FFさんに絡みには行けないけどいつも作品見てるよという報告も兼ねて!!
それではー!
コメント
1件
おひさだぜらむちゃー🎶🫶🏻 最高だった‼️🥰🫶🏻🫶🏻🫶🏻🫶🏻 いろいろはあく‼️