ブー ブー
シンのスマホの通知が鳴る。
(英からか、なんだろ)
“シン!ちょっと晃さん酒でおかしくなっちまって…出来れば早く迎え来てくれ!”
「…はぁ!?」
ダッダッダツ ガラツ
「湊さん!」
「シン!!助けてぇ!」
「あすかぁ〜逃げんなよォ 」
そこには顔が真っ赤でヘナヘナになった湊が
「ちょ、晃さんってばツ!ほら!シン来たよ!」
湊がシンの方を向く
「あ!しんちゃ〜ん!」
湊がシンに抱きつく。
「…湊さんまた日本酒飲んだんですか」
「んへへ…美味しかったよぉ」
「はぁぁ…もう帰りますよ」
シンが湊の手首を引っ張る。
「やらぁ!まだ飲むのー!あすかぁ〜
飲ませろ〜!」
湊が明日香に近付く。
「うわぁあ!こっち寄ってくんな!酒くせぇからぁ!」
「…」
「シン!何とかしろ…あ、」
「…湊さん。帰りますよ」
「んぇ?」
湊の腕を掴み引っ張る。
「うわぁ!」
ガラガラツ バタンツ
(あー、シン本気でキレてたなあれ…)
「しんちゃ〜ん?どこ行くのぉ?」
「…」
「ねーしんちゃんってばぁ」
「湊さんちょっとうるさい」
言われてしまった湊はちょこんと車の助手席に座る。
「…?」
「降りてください湊さん」
「へ?え、ちょここ…」
着いた所は真っピンクのラブホテル。
「行きますよ」
「あ、え?」
湊を引っ張る。
ホテルに入ると
「ようこそお越しくださいました。2名様ですね。お部屋へご案内致します。 」
「し、しん、?」
「…」
「こちらのお部屋になります。ごゆっくりどうぞ。」
ガチャンツ
「あ、」
湊はシンの様子を伺う。
「しんちゃん、?もしかしてだけど、怒ってる…?」
「怒ってますよ…湊さん、日本酒は飲んじゃダメってあんなに言ったじゃないですか!」
「しかも俺以外の奴の前であんなんになって…襲われたらどうするんですか!」
「あ、あのね?慎太郎くん?俺アラサーよ?襲われるも何も…」
ドン
「はぁ… それ何回目ですか…?」
湊を壁に追い詰める。
「あんたは自分の可愛さを自覚してねぇんだよ…」
「だ、誰が可愛いだって、?」
「湊さんですよ。湊晃。俺の世界一可愛い恋人です。」
湊が目を逸らす。
「ほらまたそうやって目逸らす。」
「う、うっせぇ!」
「…湊さん」
「俺のこと好きですか? 」
「え? 」
「大好きですか?愛してますか? 」
「な、何言ってんだよ!」
「何って、俺はただ湊さんの気持ちが聞きたいだけです。」
「…」
「そんなに言いたくないんですか 」
「 そんなこと言ってねぇだろ!」
「じゃあ早く言ってくださいよ」
「…えっと」
シンが湊を見つめる。
「はぁ、湊さんが言わないなら意地でも言わせます」
「へ?」
今回はここまでです〜!
次は🔞ですので、お楽しみにぃ〜😏
コメント
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続き楽しみに待ってますね😊💕︎ 毎回物語見ててだいすきです♡♡