《エッセイ》
小説技法に関して。
たいした意見は出来ませんが、 原稿用紙に書くと言うは、学生時代「感想文」しか求められなく、私は感想が無に等しい人間だったので書くのに困ったと、昨日書きました。
当時、読書は好きでも、それぞれの作家の技術的な事等は思いもしなかったので、感想は「面白い」か「つまらない」しかありませんでした。どこが?なんてわかったら、私はその作家以上に書けると思いました。
技術的な事で覚えているのは、自分の事を書かなければいけない宿題がでました。そこで好きな教科と嫌いな教科を書きました。特に好きという訳では無い好きな教科。そして大嫌いに等しい教科。私はこの2種類しか無く、大嫌いは数学でした。
例えば、数学なのに、ある程度公式は覚え無くてはならず、何故数学に記憶が要求されるのか?おかしいと言うのが意見ですが、これはさすがに書くわけにもいかず、単に嫌いな学科として書きました。
そうしたら、何故か私の作文を見た英語の女性教師は烈火の如く怒り、「嫌いなら理由を書きなさい!私は〜だから〜で、故に〜が好きですと書くのが正しい文章構成だ」と、たまげた事をぬかした。 彼女は、最古参の教育委員会会長だった女性数学教師のイチの子分だった事をあとから知りました。
私は文章を書く技術というとまずこの事を思い出します。
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