コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
今日は残業があったおかげでいつも以上に日が落ちてしまい外は月明かりに照らされて入るものの真っ暗であった
🍤(呂戊太ちゃんとご飯食べれてるかなぁ)
こんなに遅くなる予定ではなかったが作り置きをしてきたので一応彼のご飯はあるだろうがやはり心配になってしまうし
何かやらなければならない事があった気がするが仕事の疲れと心配で思い出せそうもない
🍤はぁぁぁぁ
それが酷く気持ち悪く口からため息漏れ出すが嗚咽が出そうでやめた
🍤んん”っ……栄養不足かな
最近は特に忙しく朝昼晩のご飯すらもまともに食べられていなく過労死するレベルなのだろうと空を見上げると瑠璃色の綺麗な空な事に気がついた
🍤そらきれー
IQ3ぐらいしかな無さそうな脳死の感想が出てきて乾いた笑みが溢れた
🍤なんか、らだに似てるなぁ
笑った後にもう一度空を眺めたら人物の名前を気付けば口に出しており自分で言った言葉なのだがその人物名がどうも思い出せない
🍤らだ、らだ……らだ…
しかし今の俺には必要な言葉な気がして忘れる前に何度も確認するように口に出した
?あま…の
(仕事の疲れで名前呼ばれてるように聞こえるな…)
それからしばらく歩いていると後ろから声が聞こえてきた気がしたがその声はか細く途切れ途切れだったので幻聴という事にし前に進んだ
?あまの
けれども進むごとに後ろの声がはっきりと何度も聞こえてくるので振り返った
するとそこにはこの夜空と似た雰囲気を持つ不思議な俺と同じぐらいの背丈の大人が立っていた
🍤ぁ、、え?らだ…?
🧣そうだよ天乃久しぶりだな
噛み締めるように彼の名前を呼ぶと合っていたようで笑顔でこちらに手を伸ばしてきたので俺は思わず抱きついてしまった
🧣飯食わず睡眠も取らない、そして勿論休みも取らない
🧣根を詰めすぎだから忠告に化けて出てやったぞ
抱きついた俺を彼は包み込むように抱きしめ片手を俺の頭の上に乗っけ髪の毛をぐしゃぐしゃにしてきた
🍤おい、髪の毛ぐしゃぐしゃにするなよ〜
あまり誰かはわからないが彼の名前とぼんやりとした少しの記憶が頭の中に思い出されただけで俺にとっては十分だった
🧣この前行くと本当にお前過労死するぞ
🍤いいよ
🧣ん?今なんて?
🍤…
彼は聞こえているはずなのにシラを切るので俺は口を噤んだ
そしてよくよく考えてみたが俺にはまだ幼い弟が居るから残してしまったら可哀想だ
🍤嫌に決まってるじゃん
🧣 じゃ、ちゃんと休めよ?
俺が返事をする前に彼は抱きしめていたその手を退けて俺から離れて行ってしまった
ぎゅ
🍤ぃ、いかないで
🧣…
そのまんま行かせて仕舞えばまだ会えないような気がして彼の服を引っ張るが、すぐに振り解ける程の強さであった
🧣離して?
🍤やだ…
彼からどうやら振り解く気は無いようで振り返って優しく俺を宥めているだけだった
🧣呂戊太が家で待ってるし、部下が失敗した物始末書も家に帰ってやるんだろ?
🍤 ……うん
この際なんでこの後の予定を知っているのは置いとくとして、彼が俺から離れようとするのが問題だ
行ってほしく無い
そんな思いが頭を埋め尽くしたら俺のこと瞳からは涙が流れてきた
🧣天乃…… 相変わらず泣き虫だなぁ
彼が綺麗に笑うのでそれが何故かとても辛くて俺は先程よりもより一層涙をこぼした
🧣おいおいおい、、
🧣ぺいんとこっち向いて
🍤…?
ちゅ
顔を上げた瞬間彼の柔らかい唇が俺の唇を奪った
🍤らっ
🧣…
🍤っ〜ーーー///
言葉を紡ごうとしたが彼と目が合いそれどころではいられなくなってしまった
🧣ぷはっ、よーし!涙止まったな
長いようで短い濃厚なキスを終える頃には彼の言ったおりすっかり涙が引いてしまっていた
🍤んっ……もっとほしい♡
物足りなくておねだりをしてみるものの彼は『また今度な』と言ってしてはくれなかった
🧣今度はちゃんと無理せず頑張ってる奴にご褒美として少し現れてやるよ
🧣だから、もう少しゆっくり頑張れ
🍤うん………
俺はまた彼に会えることを知ったので掴んでいた服を離して彼を見送った
🍤あれ…俺どうして此処に突っ立ってるんだ?
時刻を見ると仕事を終えて38分経過していた
🍤なんで俺…泣いてるんだ?
俺の顔には泣いた後と思わしきものがあったが一切記憶にない
しかし頭は妙に冷静でやらなければいけないことの整理がついていた
🍤呂戊太待たせてるし、帰らないとなぁ
そんな事を考えながら俺は月明かりに照らされて帰路についた