世界が終わる_____
そんなことを朝のニュースで聞いた
「世界が終わる…?そんな簡単に終わるわけがないでしょ…」
そうだ、そんな容易く世界が終わるなんてどういうことか分からない。
そもそも原因は何なのだろう、
まぁいい、とりあえず学校に行ってみよう。ニュースと言っても確信してる訳では無いし
『ねぇ△!』
私と仲良くしてくれてる☆、この子は天真爛漫な性格で何故かとても情報を持ってきている…ニュースなのか噂から取ったのか、何故か多大な情報を仕入れている
「どうしたの☆…そんな朝っぱらから大袈裟に」
「やっぱり世界滅亡のやつ?」
『そうだよ!』
『なんで△はそんなに平然としてるの!?世界が終わっちゃうんだよ〜!?』
『もう△とも会えなくなっちゃうぅぅ…!』
平然を装えるわけが無い
世界が終わるなんて、そんなこと聞いたら…でも私には何も出来ない
「そんなに叫んだって、本当だって確信した訳でもないし、もし本当だとしても私たちには何も出来ないよ?」
『うぅ…そ、そうだけどさ!!』
『私、みんなと会えなくなるのは嫌だ!まだみんなと居たい〜!』
『やだやだやだぁ〜!!』
「子供みたいに駄々こねないの…にしても、本当に世界が滅亡なんてするの?」
そもそもの問題が、本当に世界が終わるのか…
ただのデマかもしれない、原因も聞いてない、そんなことを考えていると☆が口を開く
『いや、△知らないの?!』
『得体の知れない大きい謎の物体が地球に向かってきてるんだって!!』
「得体の知れない大きな物体…?」
なんだそれは、あまりにも非現実的すぎる…
『本当だから疑わないで?えぇっと、ほら!』
いきなり☆がニュースサイトを見せてきた
「なに…ほ、本当だ、画像まである」
『えぇ!?しかも急接近してるって!』
「急接近!?」
結局、この大騒動で学校は休校になった。
「急いで帰って家族…に…」
空を見たら、そこには目を疑うものがあった
とても綺麗な色をした、流星群のようなものが近づいてるような…
思わず言葉を失ってしまった、
涙が止まらない。
あれ、死ぬってこんなに怖いんだ…
やだな、もっとみんなと遊びたかった…話したかった…
非力で無力な私には、私たちには何も出来ない。
私はただ、泣くしかできなかった。
世界が滅びるとしたら、貴方は何をしますか?
コメント
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中人)世界終わるならもう…… 自分でどうにかして終わらせたいなぁ……