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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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どうも、 葉月です!初めてテラーノベルにあげます!いつか、pixivにもあげようかなと思ってます(笑)同じやつなんですけどね。

このお話の中に出てくる主要キャラクターは


エリザベス・アステリア・オグマ・テュポーエウス

性格は明るくて正義感がある頭がいい。まさに完璧人です

寮はハッフルパフ

愛称「リズ」


ニュートン・アルテミス・フィド・スキャマンダー

性格は人と関わるのが苦手で優しくて魔法生物が大好き

寮はハッフルパフ

愛称「ニュート」



この話には出てこないけど、後に出てくるであろう


リタ・レストレンジ

性格は人と上手く付き合えない。イタズラ好き。

寮はスリザリン

愛称「リタ」


ニュートとリズが出会う頃のお話です!


夢小説ですので、夢小説が大丈夫な方だけご覧下さい。


では、、、








ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


私はいつも退屈だった。勉強も運動も魔法を使うのも人並み以上にこなすことが出来た。性格だっていいほうだと思う。自分で言うのもなんだが、人の気持ちに敏感で正義感だって強い。友達だって沢山いるし、大切に思える。皆が私を褒め称えることが多かった。皆が私を求める。でもそれは、私にとって嬉しいと感じたことは一度もなかった。何故なら人は相手を外側しか見ていないからだ。それが嫌だった。だから私は一人でいるのが好きだった。一人だと、心が涼しかった。楽だった。だから今日も1人になれる私のお気に入りの木の上でいる。


ふわぁぁ〜……


「ねっむ……、…………」


暖かい日差しと柔らかく包み込むように優しい風に囲まれた私は睡魔に襲われそうになった。


「帰ろ……」


そして寝よう。と心に決め、木の上から飛び降りようた。この森は誰も来ることがなく、来ようともしない場所だ。だから油断した。誰もいないと勝手に思い込んでいたから、まさか下に人がいるとは思いもしなかった。


「えっ…………危なっ…………!!!」


ダンッ!!ドサッ!!ザッ!!という音が森の中で響いた。


「っっ………………!!」


「………………!」


「痛ー……大丈夫!?君!」


木の下にいた子に話しかけた。私は木を蹴って間一髪でかわすことが出来た。彼が座りこんでいたので怪我をしたのかと思ったから話しかけた。


「………………大丈夫です。」


「そっか、大丈夫。うん、良かった…………」


彼の大丈夫という言葉にホッとした。彼に怪我がなくて本当に良かった。彼は立ち上がり、服に着いた葉っぱなどをパッパッと振り払った。


「すみません。僕の不注意でした。」


彼は深々とお辞儀をした。


「!!君が謝る必要は無いよ。私が悪かったんだ。ここに人は来ないと思い込んでしまっていたから。まさか人がいるとは思わなかったよ。…………君はどうしてここに?」


「………………」


彼は言葉には出ていないが顔でとても怪訝な顔をしていた。


「あ〜……答えたくなければいいんだ。ごめんね。名を知らない人といきなり話するなんて、不躾だったね。」


「そんなことはないです。」


「ありがとう。まずは自己紹介だね。私はエリザベス・アステリア・オグマ・テュポーエウス。……君の名前を聞いても?」


「…ニュート………ニュートン・スキャマンダー。」


彼は視線を多々動かしながら、名前を教えてくれた。


「ニュート…………スキャマンダー、、なるほど!よろしく!」


そう言って手を前に差し出す。けれど彼は握り返してくれない。だから彼の手を、無理やり取って握って腕をブンブン上下に振った。


「よろしくね!」


そして彼はゴキブリを見るような目で私を見た。それから私の手を振り払った。


「すみませんが、仲良くする気はありません。用事があるので。では、」


「用事ってなんの用事?」


「貴方が知る意味は?」


「質問を質問で返すのは不躾では?」


「!………………」


私が言った言葉で彼は不服そうな顔をして私を睨んだ。私は勝ち誇ったような顔をして言った。


「で?君が言う用事とは?」


「…………はぁ。ちょっとした生き物の観察をしに来ただけです。それで貴方が僕の用事を知る意味は?」


「珍しかったから。」


「え?…………それだけ?」


「うん、それだけだよ。だってこの場所は誰も来たがらない、来てはいけない禁じられた森だからね。だからここに来る意味はなんだろうと思っただけ。」


「…………ふぅーん」


「納得していただけたかな?」


「別に…………もう行きます。さようなら」


そう言って彼はそっぽを向いて行ってしまった。


「バイバイ!またね!!」


彼にちゃんと聞こえるように大きい声で言った。


「…………」


「?」


彼がなにかボソボソと言っていたが、小さすぎて聞こえなかった。そして私は初めて彼に、人に、興味が湧いた。

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