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咎人早く付き合え❗️ 結婚でも良いから!そうで無いと自分がおかしくなる❗️ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ
「ヤりたい」とか「シたい」じゃなくて「えっちしたい」なのがとても良き……
すき
閲覧ありがとうございます!
初夜のふたりです。
行為までには至りませんが表現はあります!
余談ですが 全然作品を出さないのにフォロとかいいねくださるかたありがとうございます😭LOVE…
⚔️…「」
🦊…『』
「あ、あのさあ…………………。」
頬を赤くして話を切り出すのはオレの彼女、剣持刀也。
小さな口を微かにはくはくと動かしながら、顔を俯かせて何かを伝えようとする。
ぷるぷるとやわらかに震えているところを見ると、彼にとって相当大事なことなんだろう。
珍しく正座になり、膝の上の手はきゅっと握られてもじもじと動かされている。
普段ツンツンしている彼がここまで照れているのは正直驚いてしまって、くすりと笑みがこぼれた。
「な、なに、、笑ってるんですか!…もう……あの、………僕達って…付き合って、2年半…です、よね?」
途端、ガバッと顔を上げた彼と目が合いこう言われる。
確かにもう付き合って2年半、いやそれ以上は経っているはず…。
『あぁ!…そ、れが…どうかしたのか?』
不吉な予感が脳裏を掠めて、その予感をかき消すように軽く頭を振った。
そういうことはもっと深刻な顔で言うべきだろう。いや、言わないでほしいけど。
自分で自分に突っ込みを入れている間に、迷いながらも覚悟を決めたような彼が口を開けた。
「ぁ、の………。ぼく…………、がっくん、と、…………えっち…………し、……た、ぃ……」
『は?』
「や、やっぱり忘れてください!!!!!!」
最後の方はほぼ消え入りそうなくらい小さい声で喋っていて、聞き取るのが難しかったけれど。
今、剣持刀也が、えっちしたいって、言った?
相当恥ずかしかったのか、耳までぶわっと赤に染まり目に涙をためている。
「…………………ぅ、…なんか言ってくださいよ、……………」
『ぇあ!?…あ〜……えー…………?』
「……っがくくんのバカ!!チキン!!僕がこんなに頑張って言ったのに!!!」
『ごめんってぇ!!!…でも〜〜〜〜〜〜〜………お、オレで、いいのか?』
「…はぁ、お前以外誰がいんの!?…そ、そういうこと…を、さ、がくくんじゃない人としたら浮気になるし…………ぼく、はじめて、だから……がくくんとが…いいなぁ…とか…」
思考が停止する。
真っすぐに想いを伝えてくれる様が、あまりにも、かわいくて、いじらしくて…抱きたい。
…あぁ、これが…。
今で必死に押し隠してきた…この感情が、多分。
相手は未成年だからとか、気持ちよくなってくれるか不安だとか、今まで色々考えてたけど…。
据え膳食わぬは男の恥、って言うし。
*
ぷちり、ぷち、とシャツのボタンが外されてゆく。
はらりと白い衣が取れて、日焼けしていない真っ白な肌が現れる。
『真っ白!…触っていいか?』
「………ま、まあ、いいけど…」
『うわすべすべーー!!やば!!』
「ガクくん、おじさんみたいだよ」
『おい』
いつもと変わらないような会話を繰り返す。
そこにはムードなんて何一つなくて。
『……………じゃ、いい?』
「…わざわざ確認取らなくていいから…ほら、はやく」
またもや顔を赤くしてぷいとそっぽを向いた君を、やさしく押し倒した。
『仰せのままに』
夜は、まだ長い。