あてんしょん
まえの続き
注意は前話みてください
それじゃあ 、 すたーと
ただただ 冷たい床 に 座り 、 ずっと 空想や 、 考え事を している 少年 。
そこらじゅうに 散らばってる本は もう 全部 読んで 読み飽きてしまった 。
ここが 何処かも 分からない 。
自分が 誰かも 分からない 。
一日に 二回 、 食事が 運ばれてくるから それを食べるだけ 。
牢獄の 中なら 自由に 動けるため 足枷など を 付けながらも 歩き回ることは できる 。
けど 、 別に 楽しくは無い 。
だから 空想を する 。
簡易な 布団に 入って 目を瞑り 考える 。
いつも 考える 空想は なんでも 基本的に ハッピーエンド だった 。
だって 、 自分 は 此処では 楽しくないんだから 、 せめて 空想だけでも 楽しんで 終わりたい 。
外が どうなってるか も よく分からない 。
そもそも 、 此処に来る前の 記憶が無い 。
まあ 特に なんも されないから 別に 置いておく分には いいんだけど 。
『 … 暇 、 だなあ 、 』
そんな 言葉を 口にしても 、 この声は 誰にも届かない 。
ごーんごーん
鐘が鳴った 。
食事 の 時間だ 。
今日は なんだろうか 。
そんな 事を 考える 。
食事と言っても すごく質素な 食事だけど 。
あ 、 でも 年越し とか なんか お祝い事の時は いつもより豪華だ 。
年越しの 食事は これまで 二回 だから 、
ここに来て 俺は 三年目 ということ 。
え
食事 全然来ないんやけど 。
ここに来て 一回も こんなことなかったんに
うんん ?
お腹すいたんやけど
早く来いよ ()
どたどた
足音が する 。
やっと きた か
がちゃ
扉が 開いた 。
「 はあ ッ 、 やっと 、 」
… 誰 ?
『 … 誰 ? 新しい 食事 係の 人ですか ? 』
そんな 事を 始めてみる 人達 に 問う 。
「 … ぇ 、 分からへんの 、 ? 」
「 俺 、 しゃおろん 、 やで 、?? 」
… しゃおろん 、 。
おれ の 空想の 中にいる 奴と 同じ名前やん
『 … 分からへん 。 ほんまに 誰 ? 』
『 てか 食事係さん 、お腹 すいた 。 』
『 鐘が なってから もう だいぶ経っとるよ 』
『 はやく ちょ ~ だい 』
名前 名乗る 食事係さんとか はじめてやな
てか がち で おなかすいた
「 すまんな 、 飯は ないんや 。 」
「 持ってきてないんよね 」
… え 、 じゃあ なんできたん ??
『 … ぇぇ 、 ? じゃあ なんで来たん ? 』
「 … ろぼろ 、 此処に来る前 の 事 覚えてる ?」
ろぼろ 、 ね 、
おれの 妄想の時に 使っとる 自分の名前やわ
あれ 、 これ 俺の 妄想 ?
ばちん ッ
とりあえず 自分の 顔を 叩いてみた 。
痛い 。
うん 、 現実や 。
「 ええ 、 ? 何しとるん ?? 」
『 これが 現実かの 確認 。 』
『 痛かったから 現実 。 』
「 … んで 、 覚えてるん 、?? 」
『 覚えて ない 。 』 ( 即答
「 ここも もうじき 危ないで 。 」
そう 、 豚 ? 見たいな 被り物 を してる人が いう 。
『 … 豚 』
「 ちゃんと 中は 人間ですぅ ~ 、 」
「 … とりあえず 、 その足枷 と 手錠 外して 戻ろう 。 」
そう 、 フード を 被った ひとが 言う 。
『 … 否 、 俺は 行かへんよ ? 』
『 全然 お前らの こと知らんし 』
「 … 飯 、 あるけど 。 」
此奴 … !
フード の 人 おれの 弱点を … !
『 是非 行かせて頂きます 』 ()
やっぱり 、 食欲には 勝てん
「 う ~ ん 、 一回 それで 逃げられても 今までの 努力が また 無駄に なるから ~ 、 」
「 とりま 眠らせ よ ! 」
は ?
何言ってんだ この 青 髪 片目隠し 野郎
ぐらっ
俺の 意識は 此処で 途切れた
… 目が覚めた 。
ここは 何処だろうか
それにしても ここは 凄く 寝心地がいい
ふかふかや 、!!
「 あ 、 起きた ~ ? 」
いつの間にか 居た 神 と いう 雑面を 付けた 人が言う 。
『 否 、 見れば分かるやろ 。 』
「 あ 、 そっか 、 ごめん ゝ ~ 」笑
「 ねえ 、 本当に 何も 覚えてないの ? 」
『 … 覚えてへんけど 、? 』
なんで こいつらは こんなに 記憶があるか 聞いてくるんや 、??
「 … 一応 、 ろぼろ が 寝てる間に 検査を したんだけど 、 なんも 異常は なかったんだよね 。 」
「 一応 、 薬 盛られてないか 見たけど 、 大丈夫 だった 。 」
「 … ねえ 、 ほんとに 覚えてないの ? 」
『 覚えてへん って 言っとるやん 。 』
『 執拗いで 、 なんなんや がちで 』
「 … そっか 、 ごめんね 」
「 一旦 、 やる事あるから 此処から 離れるね 。」
ばたん
… てか 、
『 あ゛ !! 飯は ?!!! 』
飯くれるって 言ってたやんん
くそ 、 騙したな 、、
ぐうぅぅ
お腹がなる 。
お腹すいたって !!
がちゃ
「 すまん ゝ 、 すっかり 忘れとったわ ~ 」笑
「 飯 !! って 言ったの よく聞こえたで 」 笑
なんや この しゃお 、? とか 言うやつ 、!!
『 約束 したやん ! 』
「 はい ゝ 、 ごめん ゝ 」 笑
そう言いながら 彼は 食事がのった お盆を 前に 置いた 。
「 じゃあ また 食べ終わったくらいに 戻ってくるから ! 」
飯美味 。
『 ぅん !! 』 ( もぐ ゝ
ばたん
shasaid
… 本当に 、 俺の事 、 覚えてないんかな ?
このまま 思い出してくれなかったら どうしよう 。
ろぼろの 身に 何かが あったら どうしよう 。
おれの中で 沢山の 不安が 駆け回ってる 。
「 … しゃおろん 、 一旦 落ち着け 。 」
『 … ぇ ッ ? 』
おれは いつの間にか 過呼吸に なってたらしい 。
気づかなかった 。
「 … しゃおろん 、 よく聞いてね ? 」
ペ神が 言う 。
「 しゃおろん に とっては 悲しい事かも しれないけど 、 言うね 」
「 ろぼろ は 、 身体に なんも 異常は なかった 。 」
「 薬を 入れられた 形跡も なかったよ 。 」
「 … だから 、 多分 、 自分で 記憶を 閉じ込めちゃったんだと思う 。 」
『 … ぇ 、? … 』
何故 ? どうして ?
おれの中では ぐるぐる と 疑問 が まわる
「 … よっぽど 辛かったんじゃないかな 、 」
「 何も無い 空間で 、 一人 何年も 幽閉 されるっていうのは 。 」
「 … 正直 、 精神が 壊れちゃっても しょうがないよ 。 」
… 確かに 俺なら 精神 は 壊れてる 。
もっと 、 ゝ 早く 見つけて 助けられてれば
こんなことには 、
元はと 言えば 俺のせいなんに 、
なんで 、 ろぼろが ッ 、
「 … しゃおろん の せいじゃないよ 。 」
嘘つけ 、 本当は 俺のせいだと 思っとるくせに 。
「 … しゃおろん ? ゲーム しようよ 。 」
「 実はね 、 一個だけ 、 ろぼろの 記憶を
戻す方法があるんだ 。 」
『 …! 早く 教えて ッ ! 』
「 まあ 、 落ち着いて 、 」
「 ろぼろ の 記憶を 戻すには 、 ろぼろ 自身が 戻そうと 思わないと 出来ない 。 」
「 だから まずは ろぼろ の 心を 開くところから 始めよう 、? ね 。 」
『 … ぅん 、。 』
心を 開けなかったら どうしよう 。
おれと 、 記憶が 戻らなくても 仲良くしてくれるんかな 、??
否 、 きっと 仲良くしてくれる 。
… もし 仲良くしてくれなかったら 、?
もし ___
「 しゃおろん 。 」
「 大丈夫 。 まぶだち でしょう ? 」
『 … でも あっちは おれが まぶだちって 覚えてないから 、 』
「 大丈夫 。 きっと ゝ 。 」
rbrsaid
最近よく 変な夢を見る 。
あの 、 おれの 空想 の 登場人物 だった筈の 彼らの 夢を 。
夢の中の俺は 、 特に しゃおろん と 仲良く話していた 。
ゆめの 中で 俺らは まぶだち 、 だった 。
だけど 戦争で おれが 生け捕りされてしまって 、 それから ___
あれ 、 なんか 、 これって … 、
おれの 以前の 記憶じゃね 、??
けど 、 まだ 全然 分からないし 、、
… しゃーない 、 すべて 思い出すまで 、
少し 、 まだ 何も知らないふりをするか 。
shasaid
『 あ 、 起きた 。 』
『 おはよ 、 ろぼろ 』
「 うん 、 おはよ 」
『 どお ? なんか 、 思い出したりとか 、』
「 … してない 。 」
『 … そっか 、 』
「 … なんか 、 ごめん 、 な 」
『 え 、 なんや いきなり 』
「 否 、 うん 、 なんでも ないよ 。 」
『 … ? そか 、 わかったわ 、 』
どうやったら 意識戻りそうか聞こっかな
多分 あんまり 意味無いけど ()
『 あ 、 なあ ろぼろ 、 どうやったら 意識戻ると 思 ___ 』
『 ぇ ッ 、 ろぼろ ッ ?! 』
「 ぃ゛だぃ ッ 、 ゝ 、 ゝ 、 ゝ 、 痛い ッ ! 」
いきなり ろぼろが 蹲って 痛がり始めた 。
頭を 抑えている 、
『 ろ ッ 、 ろぼろ ッ 、 ! 今すぐ ペ神 よぶから 、 だから ッ 、 』
「 ぃ゛ ぁ … 」 ばた ッ
『 ぇ゛ 、 あ 、 ろぼろ ッ ?!! 』 爆音
えええ 、 どしよ 、 倒れちゃった 、
まだ ぺしん 呼べてないし 、、!
「 ぇ゛ 、 ろぼろ ッ ?? 」
『 、 とんとん … ! 』
『 なんか 、 ろぼろ が いきなり倒れちゃって 、 』
『 おれ 、 どぉすれば ええ 、?? 』
「 … とりあえず 、 医務室 運ぼか 」
「 話は それからや 。 」
in 医務室
「 ___ んで いきなり ろぼろ が 倒れたと 、」
「 ほ ~ ん 、 ま 、 わかったわ 、 」
「 いま は ペ神おらんし 、 一番 物知りそうなの えみさん やから えみさん 呼んでくるわ 」
「 まっとって 」
『 ぅん 、 』
結局 おれ 、 なんも出来んかった 。
なんで おれ 、 いきてるんやろか 。
しょーじき いきてるいみないし。
…… なにかんがえてるんやろ 、 そんなことしたら 、 だめなのに 。
あれ 、 だめなんて だれが きめたん ?
ただ みんな きれいごと ならべて ___
「 しゃおろん さん ッ !! 」
『 ぅわ ッ 、 な 、 なに 、? 』
「 … やっぱ 、 疲れてますよね 、?? 」
「 今日は もう 寝てください 。 」
「 ろぼろ さん が 心配なら 隣のベットで 寝てもええから 、 」
『 わ 、 かった 、 。 』
『 … 心配だから 隣で寝るわ 、。』
…… 迷惑 ばっか 、 かけちゃってるよなあ 、
何やってるんやろ 、 おれ 。
は ~ あ 、 なんか 眠くなってきた 、 。
ごめんね 、 ろぼろ
…… 朝になったら 死んでるとか あったら いいのになあ 、
おやすみ 。
最近 投稿 できてなくて 申し訳ございませんでした ‼️
春休み 休みとか 言ってる癖に 全然休みなくて 、、
あと は wrwrd ! ( 敬称略 ) に 対して ちょっと 熱が 冷めてきた 、 というか 、、
正直 まだ ゝ 引きずってる身から いうと mzyd も 見れてないですし 、
最近は ^ら^ や ntjo に 逃げてる部分 も あって 、、
正直 書ける時間があっても どうしても 書く気に は なれませんでした 。
あと は 怪我や 体調不良 とか が 重なりに 重なりまくって こんな 感じに なり 、 あまり投稿が 出来ていませんでした 。
まあ 、 ですが 活動が 私の生き甲斐ですので 頑張って これからも 続けていきます 。
ほんとうに ごめんなさい 。
では また なんかの 投稿で 。
コメント
4件
前回の続きだー!!! めちゃくちゃ好み!
あ、最っ高( ´ཫ`)👍️ 俺も春休み入ったのに毎日投稿は してないから安心せい! てか、神すぎて語彙力一瞬吹っ飛んだ 続きも楽しみにまっとるわ!