僕のヒーローアカデミア 相澤消太 様の夢小説
⚠自己満夢小説
⚠キャラブレ
⚠雰囲気重視
⚠終始夢主side
⚠多分このあと付き合った
⚠大人な雰囲気
それでもいい方はお進み下さい𓂃👀
「……」
「……」
豆電球の淡いオレンジが包む四角い部屋の中、
私と同期の男はお互いに拗ねた顔で黙りこくっていた。
この謎の状況が始まった理由はおよそ3時間前。
仕事で地方に日帰り出張に行った私と相澤は、生憎の嵐で選択を迫られていた。
新幹線が止まり、他に移動手段はナシ。
近くの宿に泊まって嵐が静まるのを待つか、タクシーで帰るか。
まあタクシーで県を跨いだら交通費は馬鹿にならない。ほぼ選択肢など無いようなもので。
私たちは駅近くの宿を訪ねた。
「大変申し訳ございません、ただいま一部屋しか空きが無くて…」
「…他探すか」
「それならとっととシャワー浴びて寝た方が良いでしょ」
「いや…この歳の男女が同じ部屋とかありえないだろ」
驚愕の目でこちらを見る相澤をよそに、私は部屋の手続きを済ませた。
部屋を取ったからには後戻りは出来ないと悟ったのか、 相澤は不満げながらも反抗することなく大人しく着いて来た。
互いにシャワーを浴びて、宿で借りた浴衣を着て、ふと相澤が呟く。
「布団どこに敷くんだよ」
「どこって、ここしかないでしょ」
「お前なぁ…」
部屋には4人ほどで使える座卓と座椅子があって、退かしても布団を敷けるスペースは限られている。
私が2組の布団をできるだけ離れるように並べて敷き、座った。
「これで解決」
「どこが解決なんだ…」
「おやすみ」
「強行突破しようとするな」
電気を豆電にして、布団に潜ろうとする私の手首を相澤が掴む。
「なに?」と睨むと、相澤は不満そうに眉を寄せてこちらを見ていた。
そして冒頭に戻る。
「……」
相澤の真っ黒な三白眼と目が合う。
オレンジの光に照らされたそれが熱を持っているように感じて、慌てて目を逸らした。
はぁ、と相澤のため息が部屋に響く。
「お前は昔から…人を振り回すのが好きだな」
「相澤は振り回し甲斐がある」
ハッ、と彼が笑ったのが聞こえて、安堵する。
妙な雰囲気から開放された気がして
「さ、もう寝よ」
といまだ掴まれている手首をほどこうとした。
「ちょっ、」
相澤の手首を掴む手がするりと上に滑って、
私の指と自分のそれを絡ませる。
そのゆっくりとした動作の意味に
気付けないほど私は子供じゃない。
「危機感の無さ、すぐ気を抜くところ」
まるで咎めるような低い声が背中を這う。
絡んだ右手と左肩を軽く押されて、ゆっくりと布団に押し倒された。
「あ、あいざわ…?」
慌てて左手で相澤の胸を押すが、
それも絡め取られて布団に縫い付けられる。
「どうやらお前には”教育”が必要らしい」
うだるような熱さを纏う彼と、 熱帯夜にとける。
コメント
15件
初コメ失礼します!!!ストの雰囲気がもう良すぎて最高でした🫶🏿 フォロー失礼します🙇🏻♀️
大人な雰囲気が良すぎるよ! 相澤先生がずっと思ってた感じとか、絶対普段ならしないようなこと、生徒に見せない顔を見せちゃうのがドキュンだよ🥰 そして、長年居たら恋か情か分からない感じと相澤先生を信用して2人で寝る感じがもうなんかムズムズ‼️ 超好きだ