祝辞

この小説はnmmn作品となっております。irxs、白水、青水に当てはまります。見覚えのない方や意味の知らない方はお引き取りください。

⚠︎結婚表現、BL表現があります。キャラ崩壊があるかもしれません。水くん受けではありますが、水くん推しの方は嫌な気持ちになるかもしれないのでご注意ください。何でも許せる方のみどうぞ。

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えー、ただ今ご紹介にあずかりました。初兎と申します。-hotoke-さん、Ifさん、並びに両家の皆様、本日は誠におめでとうございます。本日は友人代表スピーチということで、せんえつながら、僕からお祝いの言葉を述べさせていただきます。ここからはお二人のこともいつものようにいむくん、まろちゃんと呼ばせていただきますが、お許しください。

僕がおふたりと出会ったのは、丁度3年ほど前、僕がリーダーであるないこさんからグループに誘われていた時でした。僕は正直まだ活動に全てを捧げる覚悟がなく、入る決断が出来ずにいました。しかし、試しにと会議を覗かせて頂いた時、青組のお2人とないちゃん、そして当時まだ高校生だったりうらくんの結成前とは思えない熱量が伝わってきて、僕も一緒に頑張りたいと思えたきっかけとなりました。この頃からおふたりはとても仲が良く、今考えるとやはり相性が良かったんやな〜と思います。今みたいな不仲営業のようなことはしておらず、よく可愛がってくれるまろちゃんに、いむくんもとても懐いていて仲の良い先輩と後輩のようでした。…あっちょ、まろちゃん静かにしててね〜、今僕話してるからね〜笑まろちゃんがなんか言っておりますけどみなさん、タキシード姿で不仲って言ったってギャグにしか聞こえませんよねぇ？っちょまろちゃんホンマにうるさい！あーハイハイw分かったからもう話させてや！wｺﾞﾎﾝ、これは失礼しました。まぁこんな感じでいつも青組はイチャイチャしているわけですよ。本当にお似合いですよねぇ…まぁそんなこんなで、無事グループとしての活動もスタートした訳でして、僕もおふたりと親睦を深めていきました。特にいむくんとはペアも組ませていただいて、本当に仲良くさせてもらいました。今では大親友と呼べるほど大切な友人です。明るく元気な彼に、僕もメンバーのみんなもいつも笑顔にしてもらっています。まろちゃんは、仕事を続けながら活動にも手を抜かずに向き合えるとても素敵な大人だと感じています。怠惰ちゃんなんて自分では言ってますけど、ここだけの話、彼とっても真面目なんですよね〜。え、なに？営業妨害？そんなことないねんけどなぁ〜。2人のこと褒めてるんやから、邪魔しないで！またまたごめんなさいね、、ほんとに2人は賑やかというかうるさいというか……wwとまぁ茶番はこの辺にしといて、そろそろしっかり話させてもらいましょうかね。こんな風に、結成前から今もとってもラブラブちゅっちゅなおふたりですが、実は一時期僕も心配になるほどの大喧嘩をしていたことがあったんです。

2人が付き合い始めたのはたしか今から1年半くらい前だったでしょうか？2人から報告を受けた僕たちメンバーはそれはもう驚きを隠せませんでした。悠くんなんて、1ヶ月くらいドッキリやと思ってたみたいやし笑。まぁ僕は有難いことにいむくんとはかなり親密にさせてもらってましたので、なんとなく勘づいてはいたんですけど、それでもやっぱりびっくりしましたね、…少し悲しくもありました。

みなさんは、今はこんなにラブラブな青組が大喧嘩していた事を覚えてますか？もしかしたら今日初めて知った人も多いかもしれませんけど、まぁ今となってはいい思い出な訳ですから心配せずに聞いていてくださいね。あれは去年のクリスマスイブのことでしたね。普通のカップルならイチャイチャ熱い夜を過ごすであろう聖なる日。もちろん僕にはそんな相手いなかったもんですから街を歩くカップル達にがんを飛ばしながらいつも通りに過ごしていたわけです。リア充なんて滅べばええのになぁ〜なんて勝手に歌を作って口ずさんでいたところ、突然いむくんから電話がかかってきたんです。ん？なにいむくん、今さらそんなこと掘り返さなくていいじゃんって？やだな〜、別に二人の馴れ初めを話してるだけなんやからそんなに怖い顔しないでよwまぁ話に戻ると、僕はいむくんが惚気の電話を掛けてきただけだと思ってたんです。先程にも言った通りその日はクリスマスだったんですから。でも、電話に出たいむくんの震えた声に僕は驚きました。今にも泣きそうな声で「いふくんに振られちゃうかもしれない…」なんて言うもんですもん。慌てて話を聞くと、いむくんが他の人と並んでホテルに入っていくところとか手を繋いで歩いているところの写真なんかをまろちゃんが見てしまったらしいんです。いわゆる浮気がバレたってやつですかね？相手の人は影になってて分かっておらんかったんですけど、写りこんだ手が白くて細かったり、少し写っていた髪の毛が肩につくほどあったことから、まろちゃんはその人を女の人だと決めつけて大激怒。せっかくのクリスマスに大喧嘩をしていたみたいなんです。まろちゃんはまろちゃんでないちゃん達に相談していたみたいで、全メンバーを巻き込んだ相当な騒動になったんですよ。結局、いむくんの必死な弁明で、その写真の人はいむくんのお母さんやってことをまろちゃんも納得してくれてこの事件は解決したんです。メンバーもみんなホンマに心配してて、二人を仲直りさせるのに必死でしたねw。ちょ、いむくん。何そんなに怒っとんの？ほんとのこと言ってるだけやん。なんや、何か言われたらまずいことでもあるん？……例えば、あの写真の人が本当はお母さんなんかじゃないこととか？あれ、黙っちゃった。もしかして図星？そんなことないやんね？あんなに泣きながらまろちゃんに訴えてたやん。流石のまろちゃんもいむくんの涙にはめっぽう弱くて、最後はいむくんのこと信じてくれたんやし。まさかあれが嘘なわけないやんね？ねぇ、お母様。去年のクリスマスイブ前の頃、東京に来てはったんですよね？それでいむくんと久しぶりに会ったりしてたんでしょ？……あれ、なんでそんなに黙って俯いてるんですか？……ま、答えられませんよね。だってそんなことしてないんだもん。ほらいむくん、そろそろ本当のこと言ったらどう？いむくんが言わないんなら僕がこの場で大発表しちゃうけど。…ふーん言わないんや。別に僕が言うだけやからええけど。えっ泣くん？そんな、泣かなくてもええやんwだって自業自得でしょ？いむくんが”僕と浮気”しとったんが悪いんやから。……あれ、会場静まり返っちゃったけど大丈夫そうですかね？僕今結構重大な発表したんですからもっと盛り上がりましょうよ！ んー？そんなの信じない？いやぁごめんなまろちゃん、ずっと黙っとって。俺は言いたかったんやけどな、いむくんがどうしてもって言うからしょうがなかったんよ。本当はまろちゃんと付き合う前からずっと俺に抱かれてたなんて口が裂けても言えへんかったみたいやな。最初はお互いベロベロに酔っ払ってうっかりって感じやったけど、それから俺が誘えば絶対来てくれたし、いむくんから誘ってくる時だってあったよな？デートだっていっぱい行ったし、手だって繋いだ。あの写真に写ってたのが俺だって知ったらみんなはどんな反応するんやろっていつも考えてた。俺は本気やったのに、いむくんにとって俺はずっと二の次だったんや。気持ちがないなら最初から拒絶して欲しかったのに……思わせぶりなんだよｯ！！！なにが僕いふくんと付き合い始めたけどしょーちゃんとも仲良くしてたいだよ、、、ふざけんなっ！！！俺がこの1年間どんな気持ちでお前の隣にいたかなんて分かるわけないよなぁ！？決めてたんや、いむくんから結婚の報告を受けたあの夜から。俺が式当日に全部台無しにしてやるって。結婚することになったからもう、この関係は終わりにしたい？？よく言うよ……。俺がいくら真剣に付き合いたいって言っても｢僕、男の人とはそういう関係になったことないからちょっと怖い…｣やら｢しょーちゃんとは親友っていう関係を1番大事にしたい｣やら言ってたくせに。まろちゃんとは簡単に付き合って結婚までしちゃうんやもんな？おかしいだろ…ｯ俺のなにがダメだったん？教えてよいむくん…。いふまろと俺のなにが違ったん、、？

……あ、まろちゃん、そろそろ効いてきた感じ？あぁそんな慌てんくても大丈夫やで。ちょっと毒入れたくらいでいきなり死んだりはせんやろ。みんなもそんな慌てんくても平気ですよ。入れたのはまろちゃんのお酒にだけですから…。だって可笑しいでしょ？なんで俺だけが苦しまなきゃいけないの、なんでお前らだけ幸せになるん？俺と同じくらい苦しんでもらわないと割に合わないでしょ？ふふふ、いいね〜。俺はいむくんのその顔がずっと見たかったんや。絶望で声も出ないんやろ。俺の気持ちを弄んだ罰やからな、これでまろちゃんに振られちゃったらいつでも俺のとこに来てええからね。いむくんも俺と同じような目に遭わせてあげるからさ。

ふははははｯ！僕は今最高の気分です。僕に友人代表スピーチを任せてくれて本当にありがとう。少し取り乱してしまいましたが、これで終わらせていただきたいと思います。最後に、僕はおふたりの関係が良きものになることを心から願っています。ご清聴いただきありがとうございました。

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あとがき

ここまで読んで下さりありがとうございます！辻褄が合わなかったり誤字が酷い箇所などありましたら申し訳ございません。気になるところがありましたら是非教えて頂けますと嬉しいです。今回のお話は白くんの告発というテーマで書かせていただきました！水くんはこのすぐ後に青くんのご両親から婚約破棄を言い渡されたとか…キャプションに少しアフタートークなどもありますので気になる方は是非見てみてください。

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追記:ビジネストラストの更新も頑張ります…