〜バレンタイン〜
太宰と夜道を歩く柚月。
『…太宰』
太宰『んー?』
『…その大きな紙袋がとてつもなくむさ苦しいんですが』
太宰『えぇ?可愛い子達からの可愛い愛の印(?)とやらを貰ったのだよ?』
太宰がそういうと、太宰にチョコを上げた女子達がキャーキャー叫ぶ。
『はぁぁヤダヤダ何故にこういう時だけ太宰と一緒に歩かないと行けんのかねェ』
太宰『えぇ!?私は何時も柚月ちゃんにチョコ貰うために歩いているのにかい!?』
『チョコ持って行っても全てを乱歩さんに取られるからね』
『あ〜』と納得する太宰を横目にまた女子達がチョコを持って現れる。
どんだけチョコ貰えんだよ此奴腹立つな
女子『あの!!チョコ受け取ってくれますか…!』
そう言ってチョコを渡してきた。
私に、
ゑ?
『ん?君の立ってる位置違うけども』
女子『…?合ってますけど』
『太宰、私男だったのかもしれない』
太宰『最近では女の子に恋する女の子もいるみたいだよ 』
『ほぇぇ』
でもなァ、チョコ渡されたとして、中に何か入ってたら嫌だから極力食べないようにしてるんだよ?
って言ったら傷つくよねぇ
後で太宰にあげよう))
『ありがとう、受け取って置くよ』
女子『ありがとうございます!!』
そして、私の前に沢山の女子が集まって来た。
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計24個チョコを貰うハメになった。
武装探偵社目の前、
『太宰、ハッピーバレンタイン、このチョコ全部太宰にあげるよ、ありがたく思ってね』
太宰『わぁ!これさっきの女の子達のからだ』
そして、今年のバレンタインは終わりを告げた。
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(結構)遅めのバレンタインデー番外編でした。
ちなみに主は今年貰ってませーん☆
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