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早野 紗結(はやの さゆ):不登校×小学6年生
母:紗結〜?今日は、学校行くの?
紗結:行かない…。
母:はぁ…。このまま学校行かないと良い中学校に行けないよ?
紗結:……。
母:まぁいいわ。担任の先生に言っとくわね…
ガチャ…(窓)
紗結:今日は…天気良いね。
カシャッ…(撮影)
紗結:うん。良いの取れた…。
紗結:少し…龍に似てる。
紗結:あ…じゃぁ……
カキカキ
紗結:よし、描けた。
ガチャ…(戸 開)
紗結:母さん、婆ちゃん…見て、!
祖母:あらぁ。龍の雲だねぇ
母:凄いね(棒)
紗結:へへ。凄いでしょ、!
紗結:((母さんは、いつも私の事となると冷たい。
祖母:紗結?学校は…行かないのかぃ?
紗結:っ…。
紗結:((みんなみんな、学校行けって煩い。
祖母:学校行かないと、退学になるよ?
紗結:ぅん…。
ガチャン…(戸 閉)
紗結:((うざいうざいうざい。私の自由にさせてよ。
紗結:あ…そういえば、今年…修学旅行あったな。
紗結『今年の修学旅行、行きたい。』
母『行っても、何も分からないでしょ?』
紗結『でも、行きたい。』
母『はいはい。』
紗結『後、修学旅行の準備として、コップとか買いたい。』
母『おばあちゃんに、言っとくね』
紗結『うん。』
祖母:紗結、コップ買いに行きたいんだって?
紗結:うん。
祖母:じゃぁ、お母さんと行ってきなさい
紗結:…!うん!
祖母:じゃぁ、〇〇…宜しくね。
母:うん(冷)
紗結:あ、推しのコップだ…。
紗結:母さん!このコップ、買ってもいい?
母:うん
母:母さん、××(兄)もいい歳だし、就職させたら、?
祖母:そうだねぇ。じゃぁ、試しとして、ここにバイトで行かせてみようか…。
母:そうだね
兄:母さん、そこコップが必要だよ。(歯磨き🐜)
母:そうね。あ、これ(紗結のコップ)があるじゃない!
兄:うん。じゃぁそれでいいよ
紗結:あれ?兄ちゃん、どっか行くの?
祖母:バイトとして、行くんだよ。
紗結:そうなんだ。
兄が帰ってきた時
兄:母さん、これ洗っといて。
母:えぇ。分かった
紗結:は…?
祖母:どうしたの?
紗結:あのコップ…私のなんだけど。
紗結:は?返して。
祖母:紗結!今回だけなんだから、いいでしょ?
紗結:は…?母さんも知ってる癖に…なんで。
紗結:((は?また、使いやがった。もうなんなの?私のだって言ったじゃん。母さんも知ってる癖に、何やってんの。んだよそれ。
紗結:行ってきま。
モブ女1:紗結ちゃんだ!!
モブ女2:紗結ちゃん、何ヶ月ぶり〜?
紗結:あはは、久しぶり…。((聞いてこないで
担任:紗結ちゃん、今日修学旅行だけど、行ける?
紗結:…はい。行けます。準備もしました。
クラスメイト:ぇ…。知ってて来たの?(ザワザワ)
クラスメイト:ずる。今日だけかよ(ザワザワ)
担任:そう。なら、今日の修学旅行チームは、ーーーちゃん、ーーくん、ーーちゃんだけど…。
紗結:はい。分かりました。
チームの子1:よろしくね!紗結ちゃん!!
紗結:うん。宜しく。
担任:てことで、皆さん、今日は初めての修学旅行頑張りましょう!
担任:そしてですが、今回は修学旅行の場所で撮影OKを頂いたので、チームで写真を撮る人をバスの中で考えてください!
皆:はーい!!
紗結:あの…さ。
チーム:?
紗結:私…撮影してみたくって……。
紗結:足は引っ張らない程度だけど、やり方教えて貰えれば、出来る…からさ、!
チームの子3:いいよ〜!
チームの子1:じゃぁ、先生に着いた時、貰ってくるね!
チームの子2:わかった!
紗結:ありがとう、!
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