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小さいころから私は目が見えなかった。

おまけに体もよわかったからいつも病室か家の小さな部屋にいた。

お父さんは病気の私に興味がないのか最近話すどころか会ってすらいない。

でも、一人は慣れてた。

小さいころからずっと暗闇にいた私にとっては今更悲しむ程ではない。

(未菜香)「…」「息、しずらい」




(みこと)「ふぁ〜」【あのクソ親父結局帰ってこなかった】【あーどうせ女の家だろうな】

「天気悪」

今日も変わらず真っ黒な雲が広がっていてる。

(みこと)【なんか最近濃くなってる?】「…」

「気のせいか」

🚪ドンドン!

(みこと)「ビックリした…」「だれ?」「てかインターホン使えよ」

🚪ガチャ

(みこと)「はーい」「なんの用ですか、」

(怖い人)「あ?」「ガキ?」

(みこと)「ひょえ!」【え、なんでなんで】【なんでうちにヤクザがいんのよ】【え、本当なに?】

(怖い人)「まあ、いいか」「おい」

(みこと)「は、はい」

(怖い人)「お前の父親が俺等んとこに借金してんねん」「で?お前の父親は?今日返すって言っとたんやけど」

(みこと)「父なら昨日の夜からいないです」

【あいつ…借金までしてたのかよ】

(怖い人)「はぁ?!」「あいつ…」

プルル…ガチャ

(怖い人)「あ!お前今どこやねん!」「さっさと金返せや!」

(父)〈やべ、〉〈い、いや〜すいません〉〈あの、実はまだそろってなくて〉

(怖い人)「あ?そんなん知らん」「金が無理なら身体で払え」

(みこと)【こ、怖い…】【これ、中入っとこうかな…】

(父)〈か、身体で!?〉【どうする…どうせあの女が死んだら大量の保険金がおりる…】【それまで粘るか…?】【いや、そしたら借金で全部なくなる】【そうだ…!】【どうせあいつはもういらねぇし】【16年も育ててやったんだ】

〈あ、あの!〉〈娘!娘を渡します!〉〈まだ若いので俺なんかよりもじゃんじゃん稼げますよ!〉

(怖い人)「はあ?」

(みこと)「え…?」

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