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この後の展開も見たい、!!!😭 なんだろうなんかほんと最高です😭😭 龍羽もゲン千も大好きなのでこれからも供給お願いします🙏🙏✨ この前貰ってたリクエスト、全然投稿できてなくてすいません…ヤンデレ書こうとするとなんかメンヘラ寄りになっちゃって、💦もうしばらくお待ちいただけたら嬉しいです

ぁぁぁ…日常…平和的…良き良きですねぇえ…龍水の犬っぽさが本当に良いです。こんな生活が常にあると思うと良いとしか思えない…千空の子供人気が解釈一致だし千空も多分ピンチとなれば絶対子供には過保護になるという所まで見えた…好きです絶対二百回は読み返しますありがとうございます…

うぐぅぅぅぅ…!!😭😭😭😭 と゛う゛と゛い゛ぃ゛!!! 心臓マジで止まったかと思いました…千空に注意してた羽京も食べられそうになるの最っ高っすね… ゲン千と龍羽の食べらてるところも見たいぃ…!! 攻め2人が嫉妬して喋ってる時に羽京の「全部聞こえてる…」がジワりました笑笑 次回も楽しみに待ってます!
ほんとに、もう…投稿頻度急激に低くなっちゃってすみません……😭😭😭😭
はい!切り替えます 今回はゲン千&龍羽+モブのお話です♪(モブが攻めっっ!!!って感じではないです!ちょっと話してるだけですね)
時間軸や世界線は気にしたら負けです
それではどうぞーー!!
科学王国リーダー、石神千空と、マジシャン兼メンタリスト、あさぎりゲン。
機帆船ペルセウスの船長、七海龍水と、超人的な聴力を持つ弓使い、西園寺羽京。
科学王国のこの二組は、恋人関係であった。
そんな彼らの、ある日の出来事。
「よぉ、羽京センセー。ガキ共の教育進んでっか?」
「あ!せんくうだ!」
「せんくー!」
「千空。うん、みんな覚えが良くてね?五十音を全部書ける子もいるんだ」
『せんくう』と呼ぶ、健気な子供の声が晴天の大空に響く。
羽京は、”文字”という概念が伝わっていない石神村の子供達に、教室を開き、先生をやっていた。
元々穏やかで優しい性格の羽京は子供達に人気で、『うきょうせんせい!』と、毎日元気に呼ばれている。
ちょうど今、授業が終わったようだ。
「千空こそどうなの?子供達の元気な様子を見に来たのかな?」
「あ”ぁ?んなわけあるか。テメーに用があるからに決まってんだろーが」
「あはは、そう言うと思った!」
千空は、大人に比べると子供相手の方が対応が優しく、表情も普段より柔らかい。そこから察するに、子供のことが好きなのだろう。が 、そのことを千空が素直に言うはずもない。
『子供達の様子見も少しくらいは兼ねてるんだろうな』と、羽京は微笑ましく思いながら、笑顔を浮かべた。
「あ、千空さん!」
羽京でも、子供でもない男の声が、千空の名前を呼んだ。この男は、元司帝国の一員であった男。司帝国の中では珍しい、比較的穏やかな性格の持ち主。どうやら、千空を探していたらしい。
「すみません、羽京さんと話していたのに…」
「あ”ー、構わねぇ。さっさと要件話しやがれ」
「あのですね……
「やっほー龍水ちゃん♪」
「ゲン貴様、またサボりか?」
「ドイヒー!ちゃーんと終わらしたのよ??」
龍水と作業場が違うはずのゲンが、ご機嫌そうな表情で龍水の目の前に現れる。ゲンの言っていることは嘘では無いと龍水は分かっていた。ゲンは、千空から課せられた仕事や、お願いされたことは必ずこなすと知っていたから。
「ところで!俺今から、羽京ちゃんとこに行った千空ちゃんを拝みに行く予定なんだけど〜…」
「龍水ちゃんはどーお?」
わざわざ羽京の名前を出すのはわざとだろう。この世の全てが欲しい と言う龍水だ。恋人である羽京の先生姿を見ないという選択肢は無い。
「はっはー!乗ったぜ!」
「……ちょっとちょっと…何よあれ」
「フゥン…」
”あれ”とは…
数十メートル先で、見知らぬ男に対して『唆るぜこれは』、通称そそこれを出している千空と、穏やかに笑っている羽京の姿。
ゲンは可愛い恋人の姿を見たくてここまで来たのに、まさかその可愛い姿が自分でもない他の男に向けられているなど、たまったもんではないだろう。
「いやいやおかしいでしょジーマーで!なぁーにそれほど親しくない男の前でそそこれしちゃってるわけ?」
「んまぁ十中八九科学の話してんだろうけどね!?」
※正解
「科学に対してそそこれしてんのは解釈一致だけどちょっとフクザツ……!!」
ゲンは嫉妬心を大きく膨らませながらペラペラと口を動かす…自分の思いを全て素直に口に出す様はまるでメンタリストには見えない。それほど、”石神千空”は、ゲンを変えてしまう唯一無二の存在なのだ。
「俺からしたらヤキモチしかないんだけど欲しがりの龍水ちゃんは??」
「俺は全てが欲しい!が、今ばかりは羽京の笑顔、それが第一に欲しいぞ!!」
「嫉妬心は無くはないがな?」
龍水は、羽京の笑顔が他の男に向けられているのを見て、頭がおかしくなりそうなほど嫉妬した というわけではない。ただ、見せつけられたらもっと欲しくなる。というのが、龍水の性というものだろう。
強欲な龍水が今、この広い広い世界で一番欲しいものは、手に余るほどの光り輝く金銀財宝でも、どこまでも広がる大地、大海原、大空でも無く、たった一人の人間、”西園寺羽京”の笑顔だ。
(全部僕に聞こえちゃってるよ…ゲン、龍水…!)
元司帝国の男が立ち去った後…
「んじゃ、これで用はねぇ。俺は戻る」
「あ、そうだ…千空、ちょっといい?」
「君がさっきの男と話してる時、ゲンがすごいことになってたから…ゲンと次顔合わせる時、気を付けてね?」
千空の用がなくなり、そそくさと自分の作業場へ戻ろうとしていたところを、羽京が引き止めた。千空の耳元で、コソッと耳打ちをする。
千空は羽京の耳打ちの内容を全く理解できず、まさに『あ”ぁ?』と言いたげな顔した。
そっち系に鈍感な千空には、”ゲンがすごいことになってた”原因も、”気を付けてね?”の意図も、何もかも分からなかったのだろう。数分後には、嫌でもゲン本人から分からされるのだろうが。色々なことを、色々な方法で。
「あ”ー、頭の片隅に置いとくわ。」
「うん、引き止めてごめんね」
千空は羽京に背を向け、作業場方面へと歩きながら『問題ない』という意味か、手を軽く挙げてひらひらと振った。
今からあの科学少年が悪い大人に食べられるのだと思うと気の毒でしか無かった。羽京は心の中でひたすら『ゲンに食べられませんように』と、千空に応援をする。
「羽京」
背後から聞こえた、少し低めの 聞き慣れているその声。聞き慣れている、だが、声色は普段より少しだけ落ち着いていた。
後ろへ振り向くと、西日に照らされて光る黄金色の髪をした高身長の男が立っていた。七海龍水は、羽京を愛らしそうにじっと見つめている。
その時、羽京は思った。
(食べられるのは千空だけじゃなかったみたいだね)
はい、終わりです…ほんとに少ないですねすみません……😭😭😭😭😭
リクボに締切とかないのでいくらでもいつでもくださいね😘😘