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おれの名前は永富 彩暉(ながとみ あき)。
福岡に住んでる至って普通の高校生2年生。今日も普通に、登校している。
いつも通りの通学路を歩いていると…
?? 「おーい!彩暉ー!」
彩暉 「おー!洸星!」
この子の名前は、飯田洸星(いいだこうせい)。同じクラスだ。洸星はいわゆるクラスの、ムードメーカ的な存在だ。
洸星とは幼稚園からの幼馴染で、ずっと仲良くしている。
洸星 「なー彩暉!今日の弁当、自分で作ったんだ!」
彩暉 「えー!すごい!やっぱり洸星はなんでもできるなー!さすが成績オールS!」
洸星 「そんなに言われると照れるよ〜w」
こんな感じで、いつも通り登校していた。
学校につくと早速一限目。一限目は数学だった。
おれは内心、数学嫌だなぁと思いながらもノートを書き進めた。
一限目が終わり、二限目、三限目、四限目と順調に終わらせ、昼食の時間になった。
彩暉 「おーい!洸星ー!一緒に飯食おーぜ!その洸星が作ったっていう弁当見してくれよ!」
洸星 「おー!見てみるw?もうめっちゃ頑張ったよー!今日5時起きだぜw?」
彩暉 「がちか!大変やなw!じゃ早く食べよ!」
洸星 「じゃあ弁当、二人で開けようぜ!」
二人 「いっせぇのーで!」
蓋を開けた瞬間、謎の光がおれを包みこんだ。
彩暉 「おーい!洸星!いるかー?」
洸星から返事は来ない。だんだんと眠気がでてきた。我慢しようとしたが、おれは眠りに落ちてしまった。
?? 「大丈夫ですか?聞こえますかー?おーい!聞こえてますかー?」
彩暉 「んー、ん?」
目を開けた瞬間、目の前に…ゴブリン(?)みたいなやつの顔があった。
彩暉 「夢かなぁ?」
おれは夢かと思い頬をつねった。
彩暉 「いてっ!」
おれは、はっきりと痛みを感じた。
彩暉 「てことは、現実だよな…」
彩暉 「現実…ってえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ」
?? 「どうしたんですか!?いきなり叫んで!」
彩暉 「あなたはだれ⁉️ここはどこ⁉️おれの身に何が起こっているんだ⁉️」
ラギ 「僕はゴブリンで名前はラギって言います。そしてここはゴブリンの里「カリン」にある植林地です。」
ラギ 「で、あなたは1時間前ぐらいにここに転生してきたんやと思います。さっき見つけたから正確な時間はわかりません。
見慣れない顔やったから転生者かと。」
彩暉 「せ、説明ありがとうございます。あなたの名前はラギさんで、ここはゴブリンの里「カリン」。そしておれは一時間前
ぐらいにここに転生してきた、ということですね?」
ラギ 「はい。 一回話変わりますけど名前教えてもらってもいいですか?」
彩暉 「すいません。教えるの忘れてました。おれ富永彩暉って言います。アキって読んでください。」
ラギ「わかりました。」
ラギ 「いま思ったんやけど敬語もなんだしタメ語でいきません?」
彩暉 「そうする!ありがとう!」
ラギ 「それでなんだけど、アキって住むところないよね?」
彩暉 「転生してきたばっかりやから、ないかな。」
ラギ 「もしよければカリンに住まない?もし住みたかったら長(おさ)にお願いしてみるよ!」
彩暉 「本当にいいの?住むところもないし、住めるんだったらすごく助かるけど、こんな転生者がゴブリンの里なんかに
住んでもいいのかな?」
ラギ 「僕達の里は優しい人いっぱいでどんな魔物でも人間でも立ち入りOK!里にある市場はたくさんの魔物や人間で、
賑わっているよ!だからそういうことは心配しなくて大丈夫!」
彩暉 「本当か?それだったらお願いしたいな!」
ラギ 「わかった!長にお願いしてみるよ!」
数分後…
ラギは一人の老魔を連れてきた。
ラギ 「戻ってきたよ!」
クニ 「こんにちは。この里の長、クニと申す。クニと呼んでくれ。」
彩暉 「こんにちは。クニさん。」
クニ 「ラギから聞いたが、転生者ということは本当か?」
彩暉 「はい。おれもいまいちわかってないんですが、目が覚めたらここにいました。」
クニ 「そうかそうか。大変だったのぅ。」
クニ 「では本題に移るが、この里は魔物も人間もおる。住んでるのは今のところゴブリンだけじゃがわしは、魔物でも人間でも住んでも良いと考えておる。だからラギと一緒に住んでみてはどうじゃ?ラギもよいか?」
ラギ 「僕は全然大歓迎です!」
彩暉 「おれもラギと一緒に住みたいです!」
クニ 「おー!そうかそうか。もうそんなに仲良くなったのか。ほっほっほっほっ!」
クニ 「そういえば名前を伺っておらんかったな。名前を伺ってもよいか?」
彩暉 「おれは富永彩暉って言います。アキって呼んでください。」
そんな感じでおれはゴブリンの里「カリン」に住むことになった。