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4 - 第4章「リング」

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2024年12月20日

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第4章「リング」


〜早朝、北樹(ほくじゅ)中学にて…。〜


タッタッタッ…(走る音)ザッ!


先生「(カチッ!)北原!100メートル15秒!記録更新だな!」


恵留「はい、ありがとうございます!」


真由(まゆ)「恵留、すごい!流石、北樹中学の期待の星!」


〜彼女は、真由。陸上部に所属している、恵留の友人だ。〜


恵留「そ、そんな事ないよー😓 真由だって、100メートル13秒で記録更新してるし…今回は、私の負けね。」


真由「いやいや、今回は調子が良かっただけよ。次走ったら、又恵留に追い越されるかも…」


恵留「そうかな?そう言って貰えると嬉しいな(苦笑)😅」


真由「…?恵留?なんか、元気無いように見えるけど…、気のせい?」


恵留「えっ!?そ、そんな事無いよ😅今日も、調子良く走れたし…」


真由「…本当にー?じゃあ、さっき転びそうになっていたのは気のせいかしらー?😒」


恵留「き、気のせいよ、気のせい! さぁ、大会も近いから、もう1周!」


真由「(怪しい…ま、どうせお兄さん絡みだろうけど…)恵留ー?素直に話したら、アースのキーホルダー上げるけど?」


恵留「本当に!?じゃあ話すよ。実は…」


真由「(チョロい…😏)やっぱり、お兄さん絡みなの?」


恵留「そうなんだよね、うちのお兄ちゃんがさ…」


〜恵留が、真由に兄・壮真の事を話そうとした時…〜


先生「燕鷹(えだか)、北原、お喋りする余裕があるなら、もう1周…いや、3周は出来るな?」


真由「げっ、蛇黒(へびぐろ)…先生…」


蛇黒「全く、お前達2人は…。大会も近いんだから、集中しろ😥」


恵留・真由「「はーい…(蛇黒が行ってからにしようっと…)」」


〜2人は、顧問が行ってから話をする事にしたようだ。〜


〜一方、兄・壮真はと言うと…〜


壮真「おはよう」


〜学校に着いたようだ。(遅刻ギリギリ)〜


健人「壮真か…。おはよう。お、遅いぞ!遅刻ギリギリじゃないか…🙀」


友樹「そ、そうだそうだー!成績優秀の壮真君が遅刻ギリギリなんて、笑えないゾー(棒読み&苦笑😅)」


壮真「はは、そうだね…。(変な夢を見て、寝坊したなんて言えないや…)」


友樹「壮真…?(やっぱり、昨日の事で落ち込んでるのか?)」


健人「お前らしくないぞ、壮真。始業まで少し時間がある。俺達で良ければ、何があったか話してくれないか?」


壮真「…聞いて、くれるのか?」


友樹「あ、当たり前◯のクラッカー🎉(死語)だ!俺達、友達だろ!🤝…それと、昨日は本当に悪かった…😞壮真が嘘をつく奴じゃない事は分かってるのに… 」


健人「俺達は、何があっても壮真を信じるよ。…それに、友樹も突拍子もない事を言われて、驚いただけだと思う。悪気は無いんだ。どうか許してやってくれ…。😔」


壮真「2人共、ありがとう。…僕も、2人が僕を疑う筈無いって信じてたよ。🥹」


健人・友樹「「壮真…。」」


壮真「じゃあ、話すよ。実は…」


〜壮真が話そうとした時〜


キーンコーンカーンコーン(チャイム)


先生「チャイムが鳴ったぞ、皆席に着けー!

朝のホームルームを始める!」


〜ホームルームが終了し、いつも通り、授業を受ける。そして、放課後…〜


先生「それでは、テストを返却する!赤城!」


赤城「はい!」


先生「江藤!」


友樹「はい…97点か」


先生「北原!」


壮真「…」


健人「おい、壮真!呼ばれてんぞ!」


壮真「Σ(・□・;)ビクッ!は、はい!」


先生「北原、大丈夫か?」


壮真「すみません、大丈夫です。…90点か…」


先生「梟谷!」


健人「はい…88点か」


先生「今回の平均点は、85点だ!家に帰ったら、復習しておくように!」


〜その日の帰り道〜


壮真「2人とも、今朝の事なんだけど…」


健人「そうだったな、…何があったか、聞かせてくれるか?」


友樹「( ゚д゚)(ドキドキ)」


壮真「昨日、ゲーセンで女の子の声が聞こえたって言ったろ?…夕べ、その子が夢に出て来て、「エリーが危ない」って言われたんだ。」


友樹「エリーが危ない!?その子の親友か誰かかな?」


健人「だとしても、何で壮真に助けを?」


壮真「分からない。でも、確かにそう言ってて…。ん?」


友樹「壮真?」


壮真「何か落ちてる…。これは…、白いリング?」


〜壮真は、その白いリングを見つめていた。〜


健人「誰かの落とし物かな?…とにかく、交番に届けよう…壮真?」


友樹「おい、大丈夫か?…わっ!」


???「来て…」


〜友樹が声をかけた時、突然リングが輝きだし、光が壮真を包み込んだ…〜


第4章 END



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