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1話:♡700⤴︎ &
【もうひとつの願い事】♡500
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💛side
収録が始まった。
カメラが回れば体調なんて関係ない。
幸い話している間は気も紛れるので、思っていたより平気だった。
そう安堵していたのだが…
スタッフ「一旦カメラ止めます」
カメラが止まった瞬間、息が漏れる。
💛「……ッ」
🩷「わッ…仁人?」
💛「あ、ごめん」
急に体が重くなり、気づけば勇斗の方へ傾いていた。
💛「え、ちょッ…?!」
慌てて体を持ち直そうとすると、肩を掴まれ強引に寄せられる。
🩷「まだ始まんないから」
🩷「目瞑るなりしてちょっとでも休みな」
💛「ッ、ごめん」
🩷「なんで謝んのw」
申し訳なくなり謝罪を呟くと、軽く笑いながら優しく頭を撫でられる。
普段ならすぐ振り払っているはずなのに…
今は正直、暖かくて心地が良かった。
🤍「あれ、どうした?」
ふと聞こえた声に顔を上げる。
いつの間にか周りの視線がこちらへ向いていたみたいだ。
❤️「仁ちゃん体調悪いん?」
💙「無理せんといてな」
いじられるのかと思っていたが、体調が優れないことが見て分かったのか心配の言葉をかけられる。
💛「あ…ううん、平気」
また言ってしまった。
🩷「はぁ、またそれ…」
💛「うるさい」
隣も気づいたみたいで、小さくそう呟いていた。
スタッフ「収録再開しまーす」
飛び込んできた声に、小さく息を吐く。
他のメンバーにもバレてしまったら大変だ。
これ以上心配かけたくない。
姿勢を正して気合いを入れる。
あと少し。
あと少しだけ耐えればいい。
MC「それでは次のVTRどうぞ!」
スタジオのモニターに映像が流れ始める。
さっきまで続いていたトークと違って、話さなくていい。
少しだけ気が楽になった。
…なのに、
ぼんやりと映像を見つめる。
内容が全然入ってこない。
MC「M!LKはどうですか?吉田さんとか」
💛「…はい?」
いきなり自分の名前を呼ばれて、頭が真っ白になる。
何の話だったっけ。
💛「あー、。」
🩷「𓏸𓏸の話。この前言ってたやつ」
横から小さく声がした。
💛「…あ、そうそう!」
勇斗の言葉のおかげでなんとかコメントを返し、その後も無事乗り切ることができた。
スタッフ「終了です!お疲れ様でしたー」
そして、収録が終了した。
そう確認できた瞬間、張っていた糸が切れたみたいに肩の力が抜けていた。
あとは帰るだけだ。
💛「…っう”、」
早く楽屋に向かおうと立ち上がった時、視界が今まで以上に大きく揺れる。
さっきまで保てていたはずの体が、急激に重くなっていた。
あ、やば、。
そう思った時にはもう遅い。
足に全く力が入らない。
💛「え、…ッ」
ぐらりと体が傾く。
視界の端で、誰かが駆け寄ってくるのが見えた。
❤️「え、仁ちゃん?!」
🤍「ちょっと!!」
💙「仁人!しっかり!!」
スタッフ「大丈夫ですか?!」
遠くでいくつも声が重なる。
…結局、迷惑かけちゃったな。
そんなことがよぎった直後。
🩷「仁人?!おい!!」
その声を最後に、意識が遠のいた。
終わりです!
これといって具体的なモデルの病はないまま書き進めてしまったので、 違和感を感じる部分もあるかもしれません_ _))
(風邪とかでもなくざっくり体調不良として書いてました)
次で最終話になると思います( ¨̮ )
では
👋
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