rbru
ご本人様方とは全く関係ありません
ここから先は伏せ字なし
「はぁ゛っ!?」
早朝の洗面所に絶叫が轟いた。それは紛れもなく俺の声。
でもこれは不可抗力だと思う。
「な、なん、で……」
口をはくはくと震わせ、隙間から小さな牙が覗いた。
「猫耳、生えてんだよ…!?」
頭には猫耳、少し後ろを見ると目に入る細い尻尾。
まだ自分の部屋で寝ているであろう星導のことなど気にしていられず大声で叫んだ。
こんなにパニックになっていながらも、せめて狼であれよ…と呑気なことを考えた俺はただのバカだと思う。
とにかく星導にバレないようにしないと。
ただその一心で自分の部屋へと向かう。全速力で、でも足音は立てないように。
扉を閉めて鍵を掛け、服を入れてある棚に手を伸ばした。猫耳を隠せるフード付きのダボッとしたパーカー、そして尻尾を入れ込めるくらいのオーバーサイズなズボン。この2つさえあればやり過ごせる。
あれでもないこれでもない、とまるで某猫型ロボットのように服を撒き散らしたが、元々タイトな服を好む俺はそんな都合の良いものは持っていなかった。
ここまで自分のセンスを恨んだのは初めてだ。
「くっそ……星導なら持ってるだろうけどこれで行きたくねぇ…」
この恥ずかしい姿を隠すには星導に服を借りるしかない。でも見られたくはない。
もしかしたらまだ寝ているかもしれない、でももし起きていたら…?
こういう時ほど頭が働いて色々な想像をしてしまう。この思考力を日常生活に活かしたいものだ。
頭を抱えて考え込んでいると、突然ガチャリという音が耳に入った。
「っ、は?」
「小柳くん何で鍵閉めてるんですー?入りますよ?」
……やばい。直感でそう悟った。
おそらく起きてもどこにもいない俺を探していたのだろう。
くそ、合鍵なんて渡さなければ……。
いや、今はそんなことを言っている場合ではない。隠れないと、どこか身を隠せる場所……。
「……絶対バレるけど、何もしねぇよりマシだ…!」
バサッと布団をめくってベッドに入り、そのまま勢いよく引っ張って頭まで被った。
それと同時に扉が開き予想していた人物が入ってくる。
「え、小柳君?何してるんです?」
……まぁバレるよな。
とはいえ星導はなんだかんだ優しいから『眠い』とでも言っておけば放っておいてくれるだろう。
「あー、ごめんまだ眠くてさ」
「そうなんですか?珍しいですね、物凄いショートスリーパーなのに」
「うるせぇな、もういいだろ?とにかく寝かせろよ」
星導の方を見たら見破られる気がする。いや、普通はそんなことはあるはずないのだがコイツならやりかねない。
頭を反対方向に向けて布団をありったけの力で掴んでいる。何か勘付かれても姿を見られないように……まぁそうならないのが1番だが。
「うーん、まぁ小柳君は流石に睡眠時間が短すぎますからねぇ…寝たほうがいいんでしょうけど」
「だろ?だから早く出て…」
「……いつもならそう言ってたんですけどね」
いつもより低い声が耳に入ったかと思うと、不意に快感が走りビクンと体が揺れた。
「ひにゃ゛っ!?♡♡っ、え?は…?」
「あは、尻尾ってこんな感じるんですね〜」
……尻尾?なんで。星導は知らないはずなのに。
困惑で思わず手の力が抜けてしまう。それを見計らったかのように掴んでいた布団が引き剥がされた。
「あ゛っ!?ちょ、お前…!!」
「え、かわい〜♡耳も生えてたんですか?」
口元に手を当ててにやにやと笑う星導に苛立ちが募る。同時に顔がとてつもなく熱い。
絶対バレたくなかったのに、最悪だ。
「お、前、なんで分かったんだよ…」
「なんでって…布団から尻尾出てましたよ?これこそ頭隠して尻隠さず、ですね〜」
「っ、クソが…!!」
怒りを閉じ込めた目で睨んだが、彼は怖気付くこともなく飄々としている。
「ねぇ小柳君、耳触っていいですか?」
「は?」
突然星導の口からとんでもない言葉が飛び出した。
耳を触る?無理に決まってるだろ、普通の耳でも嫌だぞ。
「絶対嫌だ、触んな」
「良いじゃないですか、触りますね」
「なっ!?ちょ、話聞けって!!」
こちらに向かって伸びてくる手をありったけの力で押し返すが上手くいかない。
コイツ、細いのに思ったより力強いな……!!
「もー、小柳君諦め悪いですよ〜」
そう言うと星導は片手で俺の両手首を持って拘束した。予想だにしていなかった彼の強さに驚いてしまう。腕に力を込めて引っ張ったが全く刃が立たず。
「おま、なんでそんな力強いんだよ…!」
「えー?小柳君が弱いだけじゃないですか?最終手段で触手使おうと思ってましたけど…この調子なら大丈夫そうですね」
くすっと笑う星導に腹が立ち悪態をつこうとしたが、それは叶わなかった。
星導が生えている猫耳をふわりと撫でる。と、今まで感じたことのないような快感が走った。
「ぃあ゛っ!?♡♡っちょ、なに、これ……」
「んふ、かわい〜♡やっぱ耳感じるんですね」
すると今度は顎の下をこしょこしょと触り始めた。くすぐったい。でも、なんだか気持ちいい。
そんな気持ちと比例するように喉がゴロゴロと鳴ってしまう。
いつの間にか手の拘束は外れていたが、体に走る快感で逃げ出す気が起きない。
「ん、んぅ……♡♡♡ちょ、ほし、るべ♡♡」
「小柳君たら喉鳴らしちゃって…顎の下気持ちいいですね〜♡」
「ん゛にゃ♡♡ぁ、んぁ……♡♡♡」
猫が喉を鳴らす意味なんて勿論知っている。
恥ずかしくて恥ずかしくて、頭ではこれ以上触られたくないと思っているのに体が勝手に星導へとすり寄っていってしまう。喉の音も大きくなるばかりだ。
「ほら気持ちいいでしょう?」
「気持ちくなんか、ねぇ……!♡」
「ゴロゴロ鳴ってるくせによく言いますねぇ…素直になりましょうよ」
そう言うと星導の手が俺の頭を優しく撫でる。優しくてすらっとしていて、でもゴツゴツとして男らしい手。時々指が耳に当たってその度に腰が揺れる。
「ん゛ん♡♡っにゃ、ぅあ……♡♡♡」
「ふふ、喉の音どんどん大きくなってる…言ってくれれば小柳君の好きなことしてあげますよ?♡」
大きな耳の近くで囁かれ、甘くて優しい低音が響く。
もう全部が気持ちいい。それしか考えられない。いや、今はそれでもいい、か……。
……お願い、星導。
「もっと、撫でて…♡」
聞こえるかどうか分からないほどの小さな声で言い、ぐいっと腕を引き寄せた。
ちらりと見ると彼は瞳孔を小さくして頬を紅潮させている。興奮している、とでも言うべきだろうか。
「小柳君かわい〜♡♡いっぱい撫でてあげますからね♡」
また顎の下と頭を撫でる星導。心做しかさっきよりも手の動きが速くなった気がする。
気持ちいい。でも、ちょっと足りない。
そう思った俺は未だにとろけた笑顔で俺を撫でている彼の顎を掴み、無理やり唇を合わせた。
「っん!?っこ、ゃな……ん、ふ♡♡」
「ん、む…♡♡……ちゅ、ふ、はぁ、♡♡♡」
息が苦しくなってきて唇を離す。……事ができればよかったのだが。
「っんぐ!?♡♡ぅ、ふぅ゛っ、ぁ゛♡♡♡」
気がつくと頭を抑えられていて離れることができなくなっていた。頭がぐらぐらして、酸素が全く入ってこない。
……これ、やばい。俺、殺され、る?
視界が薄くなって本気でそんな事を考えた頃、やっと唇を離された。必死に息を吸って酸素を体に供給する。
「っぷは……はーっ、はーっ……♡♡♡ぉま、ほしる、べ…!♡♡」
「顔真っ赤じゃないですか…♡というか舌もザラザラになってるんですね、ほんとに猫みたい」
恍惚な表情で俺を見る星導にどくんと胸が高鳴る。笑顔の裏に獣が隠れているような、そんな表情。
……襲って欲しい、ぐちゃぐちゃに犯して欲しい。
「…ほしるべ」
「はい?どうしました?」
「犯して、ほしぃ……」
顔が、いやなんなら首まで全部が熱い。そのまま焼け死んでしまいそうなほどだ。
そんな顔を見られたくなくて下を向いた。
二人の間にしん、と静寂が走る。
お前なんで何も喋らないんだよ。うんとかすんとか言えよ。
この状況に耐えられなくなりゆっくりと視線を上げると、そこには茹でダコみたいに顔を真っ赤にして口元に気味悪い笑みを浮かべている星導の姿があった。
「……何だよその顔」
「いや仕方ないじゃないですかこんなの…流石に可愛すぎますよ小柳君……♡♡」
そのまま腕を掴まれベッドに押し倒される。これも猫の性質なのだろうか、ピンと尻尾が立った。
「後悔しないでくださいね、煽ったこと」
「はっ、するわけねぇだろバカか」
「…言いましたね?♡じゃあ後ろ向いて四つん這いになってください」
ぴしりと体が固まった。
後ろ?四つん這い?……嘘だろ?
「……マジで言ってんの?」
「そうですけど?早くしてくださいよ」
少し細められた目にとんでもない狂気を感じ、慌てて後ろを向く。
あの目に見つめられたら俺はどうすることもできない。ゆっくりと四つん這いになり尻を突き出した。
「偉いですね〜♡じゃあそんな小柳君にはご褒美です♡♡」
すぷん、とナカに指が入ってきた。気持ちいいところはなんでも知っていますよ、とでも言うようにバラバラに動いている。
「お゛っ!?♡♡♡♡ん゛、ぁあぁ゛♡♡♡っにゃ゛♡♡♡」
「ねぇ、今指何本入ってるか分かります?」
「はぁ゛!?♡♡んなもん、わか゛るわけねぇ゛、だろ…!!♡♡♡」
「え〜?じゃあここ押したら分かります?」
瞬間、しこりを強い力で押される。開発されきってぷくっとふくらんだソレを押され捏ねられ、ビクビクと体が痙攣するのが分かった。
「ま゛っ…!?♡♡♡♡っひ、ぁう゛♡♡♡しぬ、しぬ゛しんじゃう゛…!!♡♡♡」
「これで死なれたら困りますよ、まだまだ序盤ですし♡」
そのまま勢いよく指を抜かれ、何も入っていないナカが寂しく感じられた。
「あは、♡小柳君のここ淋しくてひくひくしてる…かぁわい♡♡」
「っ!?ちが、んなわけ……!」
「信じられないならあとで動画で送りましょうか?」
口角を上げて言う星導に恐怖を覚える。コイツならやりかねない、と思ってしまう自分もそう思わせる星導も嫌だ。
「も、そういうのはいいから!早く挿れろよ…!」
「小柳君…それ誘ってます?♡」
「〜〜っ、猫化のせいだよ!もういいって、はやく…!!」
そう叫ぶ俺を星導は「分かりましたよ〜」と適当な返事をしてあしらい、ぽっかりと開いた穴にモノを押し付ける。
やっと来た。そんな考えを表すかのようにひとりでに飲み込んでいくのが分かった。
「小柳君めちゃくちゃえっちですね〜♡♡どんどん飲み込んでいってますよ?♡♡♡」
「ゃ、う゛ぁう…♡♡♡♡」
「…あ、そーだ」
すると星導は手を伸ばし大きな猫耳を優しく撫でる。突然の快楽に耐えられず、体を震わせ射精してしまった。
「ひ゛にゃぁ゛!?♡♡♡♡ぉあ゛、んぅ゛ぁあっ♡♡♡っやぁう゛♡♡♡♡♡」
「もうほんとの猫じゃん…どこが白狼なんでしょうね〜♡」
余韻で震える体を無視して激しく腰を振る星導。狙っているのか分からないがしこりがぐりぐりと擦られている。
なんだこれ、マジでおかしくなる……!!
「ぉお゛!?♡♡♡♡い゛った!いま゛ぃった゛からぁ♡♡♡♡とま゛っ、ぅう゛にゃ♡♡♡」
「誘ったのは小柳君ですよ〜?しっかりしてもらわなきゃ♡」
ごちゅごちゅ、と奥を突かれ勝手に背中が反ってしまう。バックだからいつもより入りやすいのだろう、ここまでの快楽を味わうのは初めてだ。
「んふ、背中えっちですね…すごく細い…♡」
そう後ろから聞こえたかと思うと、星導は俺の背中を骨に沿ってつー、となぞった。ただそれだけなのに、それすらも快感と受け取って腰が揺れる。
「っ゛!?♡♡♡♡ぅ、んぁ゛♡♡♡ん゛ぅ…♡♡♡」
「え、これだけで感じたんですか?エロすぎません…?♡♡」
「ま゛って♡♡♡っいまむり゛っ、や゛ぁぁッッッ、♡♡♡♡」
背中をなぞった指はそのまま腰に生えている尻尾の付け根辺りまで降りていき、細い尻尾をぐっと強く掴んだ。
その瞬間電撃が走ったかのような快楽が身体全体を襲い白濁液が出る。なのに奥をガンガン突かれるからもう何が何だか分からない。
「お゛ッッ♡♡♡♡♡ぁや゛、もぉやぁ゛ああぁっ♡♡♡♡」
「ほらほら頑張ってください、ていうか尻尾こんなに感じるのえろ……♡♡」
顔こそ見えなかったものの彼の声は所々震えていて、興奮しているのが分かる。それを聞いてまた俺も体が震え快感が支配する。
「ねぇ小柳君知ってます?猫ってここを叩くと……」
そこで一旦言葉を切ると、星導は腰辺りに優しく手を置いた。そのままとんとん、とそこを叩く。
「あ゛っ…!?♡♡♡♡ね、ねぇ゛それやだっ、〜〜〜〜ッッッ♡♡♡♡♡」
叩かれる度に快感が走り痙攣してしまう。切なくて逃れられない、そんな感じ。
「…もしかして小柳君、ずーっとメスイキしてます?女の子みたい……♡♡」
「っおんなじゃねぇ゛、よ゛っ♡♡♡♡」
「え〜そうですか?俺は女の子だと思いますよ?」
その言葉と同時に、ごちゅっ!と一番奥までナカを突かれる。とん、と壁に当たるのが分かった。
「ん゛、あ゛あぁあ♡♡♡♡♡ぃぎっ、ぉ゛、ぉああ゛ッッッ♡♡♡♡」
「ね、もっと奥行っちゃっていいですか?」
びく、と肩が震えた。
これ以上奥?あるわけねぇだろ、というかそんなとこあったら壊れる……!!
「ない゛っ、おくと゛かないからっっ゛♡♡♡」
「ありますよ〜♡ほら……ねっ!♡♡」
ぐぽんっ、と鳴ってはいけないであろう音が聞こえた。ナカの壁が突き破られたのだ。
「んお゛ぁあ゛っ!?♡♡♡♡♡ぉおぉ゛ッッ、っぐ〜〜〜〜〜ッッッあ゛♡♡♡♡」
「ここ結腸っていうんですよ、知ってます?」
「ぉが゛っっ♡♡♡♡ぃぎっ、ひ、ぉああ゛っ♡♡♡♡ま゛っ、てぇ♡♡♡♡」
「ねーえ、聞いてます?」
少し不満げな声が聞こえたかと思うとすりすりと大きな耳を撫でられる。
「ぁう゛にゃッッ♡♡♡♡っどじ、どーじだめぇっ……!♡♡♡♡♡」
「かわい〜…♡動きますよ?」
その言葉にぎょっとして止めようとするが、快感で力が抜けている俺にはどうすることもできない。
ぐぽっぐぽっと音が鳴り、俺の口からは涎が垂れている。
だというのに、星導は尻尾の付け根をまたとんとん、と叩き始めた。興奮によってだろうか、さっきよりも少し力が強い。
「はぎゅッッッ!?!?♡♡♡♡♡んにゃぁ゛ッッ、♡♡♡ぃや、いく゛いっちゃう゛〜〜〜〜ッッ♡♡♡♡あへ゛♡♡♡♡♡」
「アヘっちゃう小柳君可愛いですね〜♡♡もっかいハメてあげましょうか?」
「っはぁ!?やだ、むりこわれる……!!」
ぶんぶんと首を振ったが、星導は全く気にすることはなく。ずるずると腰を引きそのまま物凄い勢いでナカを突いた。
「ぉごっ、ぃぁあ゛っっ♡♡♡♡♡んぉ゛っ、や゛ぁああ゛ッッッ♡♡♡ぉ、が〜〜〜〜〜〜ッッッ♡♡♡♡♡」
「あは、もう喋れてないじゃないですか…♡」
声にならない悲鳴を上げて精子を吐き出す。星導も気持ちよかったのだろうか、そのまま激しく腰を振った。音が鳴る度スタンガンを流されたかのような快楽が襲いかかる。
「ひ゛おっ、ぇう゛♡♡♡でる、またでるぅ゛っ♡♡♡♡♡っがぁぁあ゛っっ♡♡♡♡」
「っやば、俺ももうイく……」
「きて、き゛てぇっ♡♡♡♡♡あつ゛いのほしい゛っっ…♡♡♡♡」
「なっ……そんなのどこで覚えてきたんですか!?あーもう、出しますよ…!!」
熱いものが注がれて、またそれをも快楽と受け取る俺の体。ビクビクと痙攣して腰を大きく仰け反らせた。
力が抜けてベッドにうつ伏せの状態で倒れ込む。そんな俺の尻尾を星導はするりと撫でた。
「ぅにゃん゛っ!?♡♡♡っおま、ふざけんなよ……!!」
「えー、まだやらないんですか?」
「やる訳ねぇだろ寝かせろ!!」
なるべく体が触れないようにベッドの端へ詰める。え〜、とぼやく声に聞こえないふりをしてまた頭まで布団を被った。
そのまま目を閉じるとだんだん意識が薄れていく。おやすみなさい、という声をかろうじて聞き、深い眠りについた。
コメント
4件
3D配信の余韻も含めてだわ…♡
可愛いしか出てきません…🤦🏻♀️ 猫の習性で喉がなっちゃうのも可愛いです…… rurb大好きなので嬉しいです😭💘