もう多分忘れられてるだろうけど自己満で書かせて頂きます
まぁいいじゃない不定期投稿でも〜w
急に書きたくなる時があるんです
R18だけどめちゃくちゃ激しい描写はないはず
中太前提のモブ太含まれるので苦手な方は自衛してくださーい
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シャワールームの扉を開けた俺は、驚きのあまり声が出ず、その場で硬直した
目の前で繰り広げられる光景は余りにも異常だった
甘いオメガの匂いと酷い白濁の臭いが混在していて、気が遠くなりそうだった
そんな中で、此方を怯えた目で見ながら、見ないで、と泣き叫ぶ太宰と、その太宰を犯す何人もの部下達
混乱した意識が引き戻されたのは、1人の部下が俺の名前を呼んだ時だった
「…これはこれは、中原様じゃないですか」
そいつは太宰の髪を鷲掴みにしたまま此方を向いて笑ってそう言った
「て…手前ら、なんの真似だ?」
「見て分かりません?このクソΩに仕置をしてるところですよ」
そう言って其奴は太宰の頭を地面に打ち付けた
太宰の口から喘ぎ声と共に濁った悲鳴が零れる
「其奴が誰だか分かってやってんのか…?」
「ええ勿論、最年少幹部の太宰様、でしょ?」
「ッ…」
「おっと怒らないで下さいよ」
部下が慌ててそう言った
無意識下に地面を凹ませていたようだ
「俺たちは何も悪くありませんから
誘ってきたのも此奴からですよ?」
誘った?太宰が?
理解ができない、いや、しようとしない
太宰がΩ?そんなん一言も聞いた事がねぇ
なぜ手前は抵抗もせず犯されている?
そんなに泣いてやがるのに
俺に隠してたのか?Ωであることを
なんの為に?なぜ俺を頼らなかった?
頭には疑問ばかりがぐるぐると浮かぶ
やり場のない怒りがどんどん溜まっていく
けど1番イラついているのは
こんな状況下にあっても、太宰に欲情してしまっている俺自身だった
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あぁ、とうとう恐れていたことが起きてしまった
先程まで無いに等しかった自我が、中也の一声で急に引き戻された
僕の頭を掴んでいる部下が、中也と何か話しているのが聞こえる
けれど私はその内容すら分からない
混濁する意識の中、僕は見ないでと言いながら激しく首を振り続けるだけだった
けれど、何故、僕は少し笑っているのだろう
嫌だ、嫌だ、見ないで
心底そう思っているはずなのに
気づけば心のどこかで、中也が僕を見て欲情していることを嬉しいと感じしてしまう
ほんと、気持ちが悪い
これだからΩは、自分という人間は嫌なんだ
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中也に見られてしまったという事実はもうどうしたって消えることは無い
ならばせめてこれ以上彼の負担にならないよう、僕は僕に出来る最善のことをするまでだ
そう考え直した僕は、自分の上で必死に腰を打ち付けている男の首に手をかけ、精一杯の挑発をした
「ねぇ、お兄さん
僕の番になってくれませんか?」
声は、震えていなかっただろうか、ちゃんと笑顔で言えただろうか
そんな心配をしていると、男は腰を打ち付けるスピードを早くしてきた
良かった、此奴が老女趣味でなくて
「ね、お願い、僕お兄さんじゃなきゃやなの」
今度は涙を貯めて、少し喘ぎながら言うと、男は満足そうに微笑んだ
「しょうがねぇな、俺のものにしてやる」
「うふふ、お兄さんだぁい好き
さぁ、早く、僕の首を噛んで?」
僕がそう言うと、その男は直ぐに反応し、気持ち悪い笑みを浮かべたあと後
僕の首に食らいついてきた
筈だった
その直前、ほんの10センチ弱の距離の所で、男の顔は粉々になった
何が起きたのか
考えられる可能性は1つしかない
中也の異能だ
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俺が何も出来ずに突っ立っていると、急に太宰のまともな喋り声が聞こえた
それが聞こえた瞬間、考えるよりも先に俺は太宰の上にいる男の頭を潰していた
そして続けざまに、頭を掴んでいた男、その次に太宰に触れている男共、と順番に重力で押し潰していった
その様子を見て命乞いをする男達
その中心で、太宰は怯えた目で此方を見て痙攣しながら倒れていた
唯その目に俺は映っていなかった
もっと先の、これから起こることに対して、怯えてるように見えた
俺は男達を無視し、本能のままに太宰の首を掴んだ
そして、深い噛み跡を付けた
太宰はより一層、沢山の涙を流した
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短くてごめんなさい
どうでもいいんだけど、R18以外の投稿を見てくれる人の数が、R18の投稿の半分くらいなことにちょっとショックを受けてるw
コメント
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続き待ってます!
最高にえっっちでだいすきで!!!