テラーノベル
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苦い嫉妬、溶け出す甘露。
w「……ふぅ。今年は結構来たな」
銀次は、貰った紙袋の中身をテーブルに並べていた。ファンやスタッフから贈られたチョコレートの山。
ありがたいことだが、少し疲れた顔でタバコに火を点けようとしたその時、背後から伸びてきた手がライターをさらった。
k「…ナベさん。チョコより先に、タバコ?」
w「……え? 別にいいだろ。……小橋こそ、もっと貰ってたじゃん」
k「……それより、ナベさん。俺へのチョコは、ある…?」
小橋は、わざとらしく銀次の顔を覗き込む。
その瞳は笑っているが、テーブルの上の「他の誰かからの贈り物」を見る目は、明らかに冷ややかだった。嫉妬しているのだ。4歳下の相方は、こういう記念日にめっぽう拘る。
w「あるよ。…ほら」
銀次は溜息をつき、ポケットから無造作に小さな箱を取り出した。
煌びやかなラッピングではない、シンプルなダークチョコレートの箱。
k「…えっ、マジで!? …ナベさんが用意してくれたんですか?」
w「うるさいよ、今日一日お前が目で訴えてくるからだろ。…あげる、」
ぶっきらぼうに突き出された箱。だが、それを受け取った小橋は、箱を開けるよりも先に、銀次の手首を掴んで引き寄せた。
k「…じゃあ、ナベさんが食べさせて」
w「はぁ? …やだよお前、何歳?自分で食え」
k「今日はバレンタインだよ? 特別な日なんだから……。ね? ナベさん…」
逃げられない距離での上目遣い。
銀次は観念したように箱を開け、ひとかけらのチョコを摘まむと、共作の口元へと差し出した。
w「…ほら。食えよ、あーん 」
小橋がパクりとチョコを口に含む。
だが、彼はそれを噛み砕くことなく、そのまま銀次の首根っこを掴み、強引に唇を重ねた。
w「…んっ!? …ふ、っんんっ……♡」
口の中で溶け出したチョコレートが、とろりと二人の舌に絡みつく。
ビターなカカオの香りと、銀次の口に残るタバコの苦み。それが混ざり合い、脳が痺れるような甘美な味が広がる。
w「……ぷはっ、はぁ…。お前、何して…っ」
銀次が顔を赤くして睨むが、その瞳はもう潤んでいて迫力がない。
小橋は口元のチョコを舐め取りながら、獰猛な笑みを浮かべた。
k「…やっぱ、チョコだけじゃ足りない。…ナベさんの口の中で溶かした方が、何倍も美味い」
w「…っ、変態…♡」
k「知ってるよね? …じゃ、ナベさん。残りのチョコも全部、口移しで食べよっか。」
甘い香りが充満する部屋で、チョコレートよりも甘く、そして逃げられない夜が幕を開けた。
k「……はぁ、っ、…ナベさん、ここ…。チョコより、ずっと甘い匂い…」
小橋は銀次を押し倒すと、薄い胸板にチョコを塗り広げ指先で、既に色づいた突起をコリ、と弄った。
銀次は必死に自分の手で口を覆った。長い睫毛を瞬かせて、息を止めている。
w「…ッふ、んぁぅッ…♡ (こんなおっさんの胸、何がいいんだ…)」
k「あはは、可愛い声…漏れてるよ。ナベさん、ここ弱いんだ。…固くなってきたよ? 」
容赦なく、尖った先端を片方は指の腹で転がし、もう片方はじゅっと乳首を強く吸った。
タバコで焼けた喉を震わせて、言葉にならない喘ぎを漏らした。
その次に小橋は銀次の熱を持った下躯へと滑り込ませる。
k「…ナベさん。力、抜いて。俺の指、…入れてもいいよね……?」
w「……はぁっ、まっ、んぅ゛んんっ…!!♡」
解されたばかりの窄まりに、小橋の長い指が一本、二本と侵入する。
チョコの油分か、それとも銀次自身が溢れさせた蜜か。ヌルリとした感触と共に、内側の柔らかな壁が小橋の指を「きゅうっ♡」と締め付けた。
k「…っ、すごい。…ナベさんの中…熱くて、とろとろだ」
w「…っ、うるさ、い…。♡…はやく、こい…っ♡」
銀次が、潤んだ瞳で小橋に向かって尻を突き出す。
その「誘い」に、小橋の理性が完全に融解した。
k「……もう、一ミリも離さない。…ナベさん、俺だけを感じて。」
w「んぁ、あ゛っ!!♡♡」
k「…っきっ、つ…最高っ 、ナベさん…好き。…愛してる、ナベさん……っ!!」
バレンタインの夜、二人の汗と熱気が混じり合い、部屋中が言葉通りの「甘い香り」で満たされていく。
小橋の激しい突き上げに、銀次はただ、その名前を何度も呼びながら、深い快楽の底へと沈んでいった。
w「…んんぅっ!!♡」
びゅるる
銀次は、シーツに顔を埋めるだけでは足りず、手近な枕を抱き寄せ、そこに声を押し殺すように顔を埋めていた。
k「…はぁ、かわいいよナベさん。でも顔見えないね…ちょっと見せて」
小橋は囁くと、銀次の後頭部を掴み、彼が縋り付いていた枕を力任せに奪い取った。
そのまま、部屋の隅へと放り投げる。
w「っ、あ……っ!? ♡♡…ま、て…ッ!♡」
k「待たない。…俺がこんなに必死なのに、一人で閉じこもるなんて許さない…」
小橋は、銀次の細い腰を掴んで強引に自分の方へと振り向かせた。
仰向けに倒され、乱れた呼吸と涙に濡れた瞳が、小橋の視線と真っ向からぶつかる。
w「…ほら、…チョコまだ残ってるでしょ? …もっと甘い味、させて。 」
小橋は、テーブルに残っていたチョコレートの欠片を口に含むと、抵抗する暇も与えず、銀次の唇を深く塞いだ。
w「んっ…! ♡ ふぁ、んぅ…っ!! ♡♡」
口移しで流し込まれる、とろけたカカオの熱。
銀次の口内がチョコの甘みで満たされ、同時に、下躯からは小橋の激しい突き上げが再開される。
声を出そうにも、小橋の舌が深く侵入し、吐息さえもすべて飲み込まれていく。
k「…はぁ、っ…。ナベさん中っ、すごい、…締め付けてるっ …チョコ、美味しいですか…?」
w「あ゛ッ、ん゛あぁッ!?♡♡」
びゅるる
w「な゛んれ♡♡イ゛ッて゛る゛のに゛ッ♡とま、ん゛ぅ…ッ♡とまっれぇ…!!♡」
声を隠す術をすべて奪われ、銀次は剥き出しの快楽に喉を震わせる。
口の中に広がるチョコの甘さと、脳を灼くような交尾の衝撃。
銀次は、自分を支配し尽くす小橋の首に必死で腕を回し、逃げ場のない甘美な地獄へと、自ら堕ちていく。
w「キて、る゛う゛ッ…ッ♡♡もっとぉ…♡きもひ、ぃッ♡」
k「…っ、ナベさん、んっ…ナベさん……っ! もう、俺、っ」
小橋の突き上げは、もはや理性を完全にかなぐり捨てた、獣のような激しさを帯びていた。銀次の最奥を何度も、壊さんばかりに穿ち、その熱い楔で存在を刻みつけていく。
小橋は銀次の脚を高く割り、剥き出しになった最奥へとこの日一番の、魂を削るような一撃を叩き込んだ。
w「っ、!♡うあ゛、ぁあっ♡ …いっしょに……っ!!♡い、イこ…こば、しッ♡♡」
銀次の指が、小橋の背中に深く爪を立てる。
その痛みさえも、小橋にとっては銀次からの最高のバレンタイン・ギフトだった。
二人の口内に残った最後のチョコが完全に溶け、甘い液が銀次の唇から零れ落ちたその瞬間。
k「…っ、ぎんじ…さ、んっ!!」
w「なんかァ♡く、る゛…ッ♡♡くる、きちゃ…ッッ!! ♡♡♡」
びゅるるっ、ぷしゃぁぁ
二人の身体が激しく硬直する。 同時に熱い奔流が解き放った。
繋がっている部分から伝わる、激しい脈動。
二人の呼吸は、もはやどちらのものか判別できないほどに完全に重なり合い、部屋の酸素をすべて奪い去るかのように深く、激しく、一つに溶け合った。
k「ナベさん。俺、一生…この味、忘れません。」
銀次は返事をする代わりに、小橋の髪を優しく撫で、その熱い胸板にそっと頬を寄せた。
翌朝
カーテンの隙間から差し込む冬の朝光が、乱れたシーツの上に横たわる二人を照らしていた。
w「…ん、」
銀次が先に目をさました。
だが、体を起こそうとした瞬間に腰を走った激痛に、思わず「うっ…」と声を漏らして枕に顔を沈める。
昨夜の記憶が、濁流のように押し寄せてきた。
何度も口移しされたチョコレートの味。枕を取り上げられ、声を剥き出しにされた屈辱と快楽。
そして自分を壊さんばかりに抱き潰した、小橋の熱すぎる腕。
w(……こいつ、マジで加減って言葉を知らねえのか。)
ふと鏡に映った自分の身体を見ると、キスマークや噛み跡が複数残っているのが分かった。
k「おはよ、ナベさん。」
小橋の、寝起き特有の少し掠れた低い声。首筋に押し付けられた鼻先が、愛おしそうに銀次の匂いを嗅いでいる。
w「小橋、起きてんなら離せ。腰、マジでいってぇんだよ」
k「無理。まだ、昨夜のナベさんの感触が…ここに残ってるから。…離したくない。」
小橋は銀次の肩に顔を埋め、クスクスと子供のように笑った。昨夜のあの獰猛な「雄」の顔はどこへやら、今はただ大好きな相方に甘える年下の顔に戻っている。
k「…ナベさん昨日、すごかったですね。チョコの味、まだします? …俺はまだ銀次さんの味がここについてる気がする…。」
w「っ、朝から変なこと言うな…」
銀次が顔を赤くして振り払おうとするが、小橋はその指先に、昨夜のように優しく唇を落とした。
指先、手首、そして肘の内側へ。
一つずつ、昨夜の愛を確かめるような丁寧な接吻。
w「…今日、ライブだろ。…こんな痕だらけで、どうすんだよ」
k「いいじゃん。…銀次さんが俺のものだって、みんなに分からせればいいんだ。はは、嘘ですよ。…ちゃんと、俺が隠してあげますから。」
小橋は、銀次の背中にそっと顔を寄せ、その鼓動を聴きながら幸せそうに目を閉じた。
銀次も、文句を言いながらも、その温もりを拒むことはしない。
k「…来年も、絶対俺が銀次さんを甘くしてあげますからね。…約束ですよ?」
w「…。勝手に、しなさい…。」
不器用な肯定。
二人のバレンタインは、こうして甘い余韻を引きずったまま、また新しい一日へと溶け出していった。
すみません、バレンタインネタ書きたかっただけです。自分の癖詰め込み殴り書きで申し訳ない…💦フォロワー様の地雷だったら切腹。次は拓郎とかあげたい
コメント
5件
コメ失礼します🥺🫶🤍 なんですかこれ、 あなた神ですか🤦🏻♀️🤦🏻♀️🤦🏻♀️(??) kb×wt初めて見たんですけど最高ッスネ、、🫠 今週頑張れそうです🔥💪 ありがとうございます🙇♀️😊
バレンタインネタ最高ですね😻😻
すきです...!!! 首領鎖骨さんのバレンタインネタ探してたので見つけた瞬間真剣に飛び跳ねました...🫠 wtサン受けあんまり無いので最高です🥹ありがとうございます🙇♀️ 長文失礼しました...、