テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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【💎×🐤】甘美で酷な食事

第1話 - 【💎×🐤】甘美で酷な食事

2,040

2024年09月24日

#iris

#BL

#水赤

#シリアス

#R15

ケミカルライト𓇬𓂂

甘美で酷な食事

iris様のnmnm作品注意⚠

水×赤＿R(？)

性行為は御座いませんが少々愛情表現としてのグロ有り(互いに了承)

シリアス＆バッドエンド(？)

イタズラ通報、荒らし、パクリ、スクショ、拡散等の迷惑行為はご遠慮下さい。

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

水赤は栄養満点

でも甘々よりシリアス系の話の方が映える。(個人の感想です)

なので今回は今まで書きたかったけどいいネタが思いつかなくて温存してた

『ケーキバース』

を書きます。

久々に執筆するので文が拙くなっているかもしれませんけど最前は尽くしますのでご勘弁を🙇‍♀️

━━━━━━━━━━━━━━━

この世にはカニバリズムという単語がある。

意味は人間が人間の肉を食べる行動たまは、習慣の事を指す意味だ。

それはここでは【フォーク】として呼ばれその【フォーク】の欲を掻き立てるのが【ケーキ】として呼ばれた。

基本フォークもケーキも先天的で各々その欲の強さも十人十色

必ずフォークとケーキが近くに居るから『食す』と言うものが行われるのではない、結局これも性欲や食欲に近い欲、結局我慢次第

だが、恋慕を寄せた相手に強く性欲が働くように『食す』という行為についても当然、恋情が働く相手の方が欲はより強く作用する。

そんな世界で【フォーク】として生まれた僕の話しだ。

＿水side ＿

水)りうちゃ〜ん！！

赤)ん……

水)んへへ…♡

僕がいつも通りりうちゃんに抱き着くと、りうちゃんはもう慣れたようで特に僕を気にせずスマホでエゴサをしていた。

初めてあった時からりうちゃんからは甘い匂いがした。

でも最近はそういう香水とか流行ったりしているし、あのオシャレ番長ことりうちゃんの事だその様な香水を付けていても何ら不思議は無い。

だけどだんだん関わりが深くなるに連れて、匂いの正体に嫌でも勘づいてしまった。

さらに決定づけたのは昔りうちゃんの水を誤って飲んでしまった時に何時もは無味の水はその時だけ言葉で言い表せない程甘美で美味しかったのだ。

それからは少しりうちゃんを避けていた。でもりうちゃんも天然とはいえ、そういう事には鈍い訳でも無い

だから場を儲けてしっかり話し合った。

これはグループを続ける上での課題になり兼ねないから。

そうして話し合ってルールを定めた。

だけど結局はフォークとケーキは惹かれ合う運命なのか、気付けばりうちゃんと僕は互いを愛し合う関係にまで発展していた。

最初は僕も散々抑えに抑えていた欲もりうちゃんによって羽目を外され、一夜を１つのベットで明かした事もあった。

だけど基本はりうちゃんを抱き締めたり、甘噛みしたり、外やメンバーが居ない時はキスで欲を賄っていた。

僕にとってはそれだけで満足だと思っていた。

つもりだった……

赤)久々に仏っちの家に来たかも

水)……うん、確かに

赤)あ！これ前りうらが仏っちに上げた奴じゃんちゃんと持ってたんだw

純粋無垢な笑顔を僕に向けて僕の家をキョロキョロと見回す。

なにか気になるものを見つければ僕に食べてしまいそうなほど可愛い上目遣いの笑顔で僕に報告してくる。

ほんと、最近いくらりうちゃんと付き合ったからといっても危機感無さすぎでしょ…

僕がりうちゃんに抱く欲は性欲だけじゃないんだしさ。

赤)あ！ね、てかさりうらこの前服買ってさど？可愛くない？！

僕の前でクルリンとターンするりうちゃん。

りうちゃんはストリート系の肩を盛大に露出させた服で、肌の白さや肉付きの悪さが伺えた。

あぁ…普通考えたら人間離れしたこの体は一般の人は綺麗って言うのだろうか、まぁ間違えても美味しそうとは思わないのかな。

可愛くて可愛くて、堪らなく愛おしくてとても脆そうなその腕を壊したくて、ずっと眺めていたくて、食べたいのに、考えると欲と共に理性も働いて自己嫌悪に苛まれるせいで自分が嫌になる。

赤)ちょっと？仏っち〜？似合ってるかって聞いてるんだけど

水)え、ぁ…うん！可愛い！！めっちゃ可愛い！

赤)んふふ…wありがと！

あぁほんとりうちゃんは可愛い顔で笑うよね

僕は湧き溢れてしまいそうな欲に理性という蓋で必死に抑えて見て見ぬ振りをする。

可愛い

壊してしまいたい

綺麗

抱き潰したい

食べたい

居なくなって欲しくない

理性

罪悪感

色んな感情が欲が理論が頭と心をグルグルと巡ってこの世から忽然と姿を消してしまいたかった。

りうちゃんはそんな僕に気付いてか少しムッとした顔をして僕に抱き着いて、その勢いで唇を重ねた。

僕は堪らずりうちゃんの腰を強めに抱き締めてもう一回キスをして薄く開いた唇の間に舌を通して貪り食う様にりうちゃんの舌を堪能した。

その時の味は世界指折りのシェフがどんなに完璧に作ったデザートよりもきっと甘美で美味しいのだろう。

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

でも結局欲というものに人間が抗えるのには限界がある。

1度りうちゃんを壊してしまいたいと考えてしまうとそれしか頭になくて

日に日に可愛くなる彼女

それに釣られて高ぶる欲求

それに抗おうというなけなしの理性

いつしかりうちゃんを見ると、リスナーの思う純愛じみた可愛いからドス黒くて醜い可愛いという感情に変わってしまっていた。

だからこそ、最近はりうちゃんに対してのスキンシップを出来るだけ控え目にして2人だけの時間を減らした。

人の目があると思えばどんなに暴走しそうな欲求もある程度は抑えられると思ったから。

でも特に酷かったのがダンスレッスン中だ。

基本ダンスレッスン中は暑くなる為皆んな半袖で練習していた。それは当然りうちゃんも例外ではなく肉付きの悪い血色のあまり無い腕を露出させ

服の素材自体が薄く嫌でもりうちゃんの細い体格が浮き彫りになっていた。

今にでも手を伸ばして、この手でりうちゃんを抱き潰したくて、引っ掻いて、噛み付きたい

でもメンバーが居るからと自制していた。

そうしていたのに、いたずらにもその時はやって来てしまった。

意図してないのに、僕はりうちゃんとスタジオの個室で2人きりになった。

りうちゃんからは、初めて会った時から香っていた、いい香りが今はまるで媚薬のように僕の身体を反応させ

目の前にご馳走を置かれ待てをさせられている犬のような気分だった。

そんな僕を見て心配そうに顔を歪めて僕に近寄るりうちゃん。

止めてよ、来ないで…りうちゃんが今来たら僕はきっと…いや、絶対に自分を自制する事が出来なくなる

そう伝えたくて口を開くと、僕より先にりうちゃんが口を開いた。

水)りうちゃんｯ…今は((

赤)仏っち体調悪いの？きついなら医務室行く？

違う、違うんだよりうちゃん…この欲求はきっと医務室に行っても、なんなら大きな病院に行っても治らないと思う。

そりゃ僕だって治ると言うならどんな大金でも払ってみせるよ。

でも、それは出来ない。

水)違うのｯ、離れて…今はダメｯ、ﾊｧ…ｯ、ﾌｯ。

赤)あ…！フォークとしての欲求？！

赤)今はメンバー居ないしちゅーする？

小さな小さな顔を必死に歪めて、僕に顔を近づけて来る。

止めてよ…これは性欲なんかよりよっぽどタチが悪くて1歩間違えればりうちゃんがこの世から居なくなりかねないんだからｯ…。

そんな事思ってても、体は余っ程欲に忠実なようで気付けばりうちゃんに手を伸ばしていた。

赤)ｯ…ぅ゛！ｯｯちょ、仏っち苦しｯ…

壊さないように、壊さないようにそう思っても無意識に強めに抱き締めていたらしくりうちゃんはその可愛い顔を歪めて僕に助けを求めた。

あぁ…wほんと可愛い♡

快楽で溺れた時の表情とはまた違って顔に血が溜まるのか顔を赤くして苦しそうな顔をする

ずっとその表情を見たかった。

りうちゃんは痛い時、苦しい時ってそんな可愛い顔するんだそんな痛々しい声出さないでよ

もっとヤりたくなっちゃう…♡

水)w…苦しいの？んふふ…w可愛いねりうちゃん♡

水)ｯ…んね…りう、ちゃん…これから多分りうちゃんが痛いと思う様な事僕すると思う、だからさ…本気で死ぬと思ったら僕のこと殴ってでも止めてｯ…

りうちゃんに言う事だけ言うとりうちゃんは目を見開いてからさっき抱き締めたせいで痛いのか腕を擦りながら

少し苦しそうな笑顔で僕を抱き締めた。

赤)…いいよ、ちょっとだけね？りうら痛いのあんま好きじゃないけど…それで仏っちが少しでも元に戻ってくれるならりうら…頑張れるよ

かっこいい顔を苦しそうに引き攣らせて笑ったりうちゃんに可愛いなと思ってしまった。

そこからは、第三者が見れば痛々しいものだっただろう。

りうちゃんの首筋に今までの甘噛みとは全然違う、なにかを食べるように強く強く噛んでりうちゃんの首筋は赤く腫れ

りうちゃんの背中には爪を立て痛さで顔を歪めるりうちゃんにきっと僕はずっと恍惚の表情を浮かべていた。

あぁ可愛い可愛い僕のりうちゃん【ケーキ】今まで甘噛みとか舐めるだけだったのが、噛み付くと言うだけでここまで味は濃く美味しくなるのか。

りうちゃんに噛み跡を残してその傷の上からベッタリと舌を這わせる

りうちゃんのぷっくり膨らんだ赤い液は皮膚よりずっとずっと濃くて甘美だった。

りうちゃんは性行為の時と違って甘い嬌声ではなく、痛々しくも艶やかな声を控え目に響かせていた。

あぁ、ずっとこうしてりうちゃんを沢山壊したい、この歪んだ顔のりうちゃんを沢山愛でたい

でも誰か早く僕を止めて欲しくて、そんな葛藤を抱いていたせいか

一応1番大事なはずの商売道具である顔にはなけなしの理性で傷を付けないように心掛けた。

そのお陰で綺麗なまま保たれた顔のりうちゃんは何処か慈しみの感情の籠った表情で僕の目元に指を乗せた。

自分でも気づかぬ間に泣いていたらしい。

赤)いいよ……仏っちまだ我慢してるでしょ、大丈夫傷は何時か治るからもっと俺の事食べていいよ

水)そしたらりうちゃんの事ｯ…本格的に生死の間を彷徨わせる事になるからｯ…！

赤)w…彼氏の事好きなのはいむだけじゃないよ？りうらいむのために死んであげる

慈愛に溢れた眼差しで僕とは対照的に優しく抱き締められた。

さっきまで僕に傷付けられて痛められたせいで涙目だった癖によくそんなこと言えるね。

でもダメだよ、早く僕を止めて、殴って、なじって、拒否して、そうしないと本当にりうちゃんを殺してしまう。

そんな事を頭で叫んでいると個室の取っ手がガチャリと音を立てその方向に意識を持っていくと

真っ青な顔をした僕の相方である初兎ちゃんが呆然と鎮座していた

初兎ちゃんはすぐ我に返って早急に個室から飛び出しあっという間に残りのメンバー全員を連れて戻ってきた。

りうちゃんは既に血だらけで意識も蜃気楼を彷徨っていて、そんなりうちゃんを抱き締めている僕の頬や口は赤黒く汚れていた。

そんな僕を強く強く殴ったのは僕のもう1人の相方であるいふくんだった。

青)お前ｯ…自分で何しとるか分かってるんやろなぁ゛

胸ぐらを捕まれ見ているだけで怒りがフツフツと湧いているのが見て取れた

僕の手の中に納まっていたりうちゃんはいつの間にかないちゃんの手元に目を閉ざしたまま大切に大切に

僕とは真逆の壊れ物を扱う様に大切に抱きかかえられ

兄貴は僕の事を鋭く睨んでいた。

あぁ…僕はこのメンバーが近くに居て良かった。

僕はさっきいふくんに頬を思いっきりぶっ叩かれた勢いで口内が切れたのか、はたまたりうちゃんをさっきまで噛んでいたせいか舌には血の味で染まっていた。

りうちゃんは白黒に運ばれて、僕はないちゃんといふくんに痛い程に力強く腕を引っ張られ汚れた個室を後にした。

❦ℯꫛᎴ❧

━━━━━━━━━━━━━━━

＿後書き＿

久々過ぎて＆いつもと系統が少し違う為書いてて筆が重かったです😇(いやまぁ絵に描いたように自業自得なんですけど！！)

ただ暫く執筆してなかったからなのか(？)後期期末の点数が国語下がった癖に英語が前回のテストより12点上がった

一応これからはもしかしたら投稿頻度上がるかもしれない(親からの使用許可時間が伸びた✨✨✨)

テストも終わったのでのんび〜りゆるゆる投稿していきます🔥💪

この作品はいかがでしたか？

2,040

11件

ん〜、めっちゃ好きです！✨ 元々ケーキバースめっちゃ好きなんですけど、、、主様の物語のかきかたとかお話がめっちゃ好きです！！♡♡主様のおかげでケーキバースもっと好きになりました！！！✨ 欲を言えば後日談とかめっちゃ見たいで((殴すみません…

お久しぶりです！！！主様のおかげでバトエン克服したかも､､､ケーキバース私めちゃ好きなんですよ！！！それを尊敬様が書いてくださるとか私命日きちゃ？久しぶりなのに語彙力下がるどころか上がっててほんと尊敬🥺

お久しぶりです✨ ひさしぶりに読みましたが最高でした、、！！これからも頑張ってください！

ケミカルライト𓇬𓂂

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