みんなの部屋の構成とかしらね
⚠️嘔吐 体調不良
ガチャ
敦「ではここで降ろさせて頂きますね!」
ストン、
軽々しい音が響く。私そんなに軽いだろうか。
太宰「ありがと〜。敦くんは頼りになるねぇ」
微笑み返す。
敦「ありがとうございます!では僕は下の自分の部屋に居るのでなんなりと御連絡ください!」
なんて丁寧な子だ。
太宰「うん。ありがと。」
バタン
ドアが閉まり静かな空気が肌を撫でる。
―――孤独。
まず感じたことだった。
優しい暖かな気遣いから1人。
、外に出たら怒られてしまうだろうか
怒られたら
信頼も消えてしまうだろうか。
消えたら
私は嫌われてしまうだろうか、、
太宰「〜ッ、やばッ、」
吐き気。
すぐそこまで迫った其れで部屋を汚さぬようトイレに向かおうとする。しかし。
フラッ
たった瞬間に目の前が暗くなって前のめりに倒れた。
その拍子には
ゴン
柱の角に激突。
太宰「いったぁ〜、笑やー、吃驚してしまったよ。」
普通ではあるが、視界はグルグルと止まる気配を見せなかった。
此儘では部屋を汚してしまう、。急がないと。
太宰「はぁッ、う、」
手で口を覆うが遅い。
口の中に広がった酸味のある苦い味から逃げようと、反射的に吐き出す。やってしまった。
太宰「お”ぇ、ッ、」
吐き気は止まることを知らず。
少しの間苦しむと、私はその間気絶した。
敦視点
´ー` )ノ🚪ガチャ
敦「太宰さん軽かったな、」
とりあえず自分の部屋に帰り一言。
1週間も食べなかったらああなるんだな、。
敦「フラフラしてたし、今日は休んでて欲しいところではあるけど、、。」
僕が渡したのはかにぱんとお茶。
いくら少食でも太宰さんも人間だ。
お腹がすいてなくとも、食欲がなくとも身体自体は空っぽだろう。なにか出来ればいいのだが。
敦「うん。これもこれもある!よし!」
僕はいま冷蔵庫を開けて盛大な独り言を呟いて、、ん?、、叫んでいます。
敦「お茶漬けだけしか作れないけど、。暖かいから食べやすいと思うな。」
やる気いっぱいに腕捲りをして調理開始!
〜数分後〜
敦「はぁ、、我ながら美味しそう、。」
目の前はほかほかに湯気がでたお茶漬け。、、と牛乳とお茶。
僕には知識がないから、あれだけど。牛乳がいいかもしれないし喉が乾けばお茶がいい。
って事で(味の素を含めた)料理達をお盆に載せて運ぼうとした時。
ゴンッ
上からなにかがぶつかる鈍い音がした。
数秒後。
バタ
天井に直接伝わる音。
、、何かあったのか、?
敦「とにかく零さないように急がないと、!」
´ー` )ノ🚪ガチャ
敦「な、ッ?」
入った時の匂いは、鼻にツンと来るような、
なんだろう、。強いて表現するなら、。
敦「嘔吐物、?胃酸のツンとくる匂いによく似てる、?」
そっと奥に入ってみる。
ギシ、、と少し畳のズレる音が鳴る。
敦「太宰さん、?大丈夫ですか、?」
そーっと、見ると。
敦「ッ!」
僕の勘は当たったのか?
分からないが、太宰さんは倒れている。
口元は胃酸で、。かにぱんかな。もどしてしまったようだけど、。
敦「太宰さんッ!」
、太宰さんは気絶しているようだった。
太宰「ッ、ハァーッ、う、」
不安定な息、。
敦「ッ太宰さん聞こえますか!?」
僕はこの手の現状に弱かった。
気絶している場合、起こすのかよく知らなかった。
なんて未熟なんだろう。
太宰さんは僕の声で目を覚ました。
敦「太宰さんッ」
太宰「嗚呼、敦くん、、済まないね」
疲れきった顔をして微笑む。
敦「謝らないでくださいッとりあえず今は探偵社に、!」
太宰「大丈夫だよ。こんな事はよくある話だし、、少し頭を打っただけ。それだけで皆に心配かける訳には行かないさ。」
そんなこと、
敦「そんなこと言わないでください!」
敦「太宰さんは恩人ですよ、?そんな方が苦しんでいるのに何もしないなんて!嫌ですよ、、!」
僕が連絡を入れると、与謝野さんが駆けつけてくれた。
乱歩さんはなんの為に家に戻したんだろう。
僕にそのまま居ろというのは駆けつけれるようにだろうけど、。
探偵社にて。
乱歩「だって太宰、こうでもしないと飲み込んだ儘なんだもの。」
敦「へ?」
飲み込んだ、?
乱歩「何時も感情を抑えているせいで、1人になったらドッと吐き気が来たりするのは分かっていたんだ。立ったらどうせ倒れるし、抑え込む余裕も無くなる。だからと言って大丈夫だからと言い聞かせても太宰は抑え込んだままだ。」
敦「そうだったんだ、。」
そんな意味があったなんて、。
乱歩「それより敦。茶漬けは?」
あっ、
敦「そのままです、。」
乱歩「そう言うと思って、あとから持ってきたよ!」
じゃーんと乱歩さんがお盆ごと持ち上げる。
敦「えぇッ!、、あれ、乱歩さん、僕が着いた頃には既に此方にいましたよね、?」
乱歩「勿論さ。だって行ったのは僕じゃないもの。
付け足すように言い放ったあと、視線の先の国木田さんの方を見ると、確かに疲れている顔をしている。
敦「なんかすみません、。」
国木田「構わん。少し温めたら太宰に持っていけ。さっき目覚めていた。」
目覚め、?
敦「( ゚д゚)ハッ!はい!行ってきます!」
丁重に運びながらあたためて持っていく。
小さく飛ぶ水飛沫がその場に残された。
敦「太宰さん!」
太宰視点
大きく私の名前を呼ぶ声が聞こえたら、敦くんがいた。何やらお盆を持って。
敦「お茶漬け作ってました!」
ました、?何故に過去形、?
太宰「あ、ありがとう、?」
暖かいお茶漬けの乗ったお盆を隣のテーブルに置いて私に木のスプーンと共に渡す。
敦「恥ずかしながら作らせてもらいました、。体調はどうでしょう。」
太宰「落ち着いてるよ。それに、美味しいね。敦くんが作ったお茶漬けは。優しさのこもった美味しいお茶漬けだ。」
敦「ありがとう、ございます、。」
照れくさそうに指先で弄りながらお礼を言う。
太宰「敦くんは、。」
敦くんの視線がこちらに向く。
太宰「何故こんなにも私によくしてくれるのだい?」
敦くんは何事も詰まらぬように、言うことは前から決まっていたとでも言うように言った。
敦「そりゃあ、太宰さんは命の恩人ですし、。良くしてくださってるのは此方でもあるので。それに、 太宰さんは大切な人で、探偵社の大事な一員ですから!」
元気にそう言い放った君の表情は何とも輝かしいものか。
私は、そっかと小さく言った。
太宰「嬉しい事を言ってくれるね。敦くんは」
探偵社の一員。
私も探偵社の一員として。
助けられながら、助けながら、、、それならやれる気がする。
そんな君の優しさが、日常の私を動かす支えになった。
何を言われようが、私は探偵社員で。
そんな言葉が盾になった。
君の優しさが盾になったんだ。
壊れることのないね。
ありがとう
てってってっ(?)
これにて完結!
3話は過去最小?かな。1話完結ストーリーを除けば!
御観覧ありがとうございました!
いいね押してくれたら投稿頻度上げたいなーなんて、
皆さんのいいねが僕の盾、、よりは剣、ですかね!自分に自信を持てる、皆に自慢ができる!、そんな剣です!
是非コメントもよろしくお願いします!
ではまた!
あ、リクエストも待ってます!(遅ながらも頑張りたいです)
では!
コメント
2件
めっちゃ神
すっごい神