テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
『100年にひとりの美女』
ある日1人の女性が亡くなったのと同時に女の子が生まれた。
その女の子は「るるな」と名付けられた。
その女の子は100年にひとりの美女と言うだけでテレビで報道された。
「この子が「るりさん」の次に天から授けられた美女です。」
「すごく美人で、お顔がちっちゃくて髪色はるりさん(赤色 )とは違い綺麗な銀色です。お目目はクリクリで綺麗な紅色をしています。」
「るるー!おいでー!」
「あぅ?」
「ふふっ可愛いわね!よしよーし!ナデナデ」
「へへっニパッ」
平凡な日々だった
そんな日々は崩壊した
「離婚しよう」
「は?何言って」
「俺は目立つことが嫌だって言っただろ?」
「そいつがいたら俺が目立つ。それは嫌だ。だから別れよう」
「なんでよ、私だって好きで その子を産んだわけじゃないの」
「でも、その可能性を考えず産む事を決めたお前が悪い」
「わたし一人じゃ育てれないよ」
「知らねぇよ」
「じゃーな」
「え、そんな、あいつのせいであいつのせいで、」
その日から暴力を受けることになった
「お前が邪魔なんだよ!」
「なんでお前は産まれてきたんだよ」
「なんでそんなのに生まれてきたんだよ!」
物心がついてからは産まれてきてはいけなかったんだと思わせられる日々だった
そんなある日インターホンが鳴った
ピンポーん
「チッなんだよ」
ガチャ
「は?お前らなんなんだよ」
「警察でーす」
「なんの用だよ」
「虐待されてるんですよね?」
「は?するわけねぇーだろ」
「てか、子供いねぇーよ」
「では、中に入らせてもらって確認させていただきますね」
「は?まてよ」
「見せられないということはしているということでいいですね?」
「してねぇーよ!」
「とっとと帰れよ」
「失礼しまーす」
「おい!ちょっ、待てっ」
「誰かいるかー?」
「ここ臭すぎ!」
「チラッ」
「出てきてんじゃねぇバシッ」
「ッッ」
「はっ、」
「虐待だな」
「逮捕!」
「こいつどうする?」
「この子100年にひとりの美女じゃん!」
「は?」
「顔がボコボコで分かりずらいけど多分そうだよ!」
「名前言える?」
「…」
「言えないか」
「こいつどーすんだよ!」
「うーん、俺らで引き取る?」
「賛成!」
「まあ、いいけど」
「こさもさんせー!」
「たくっ」
「いるまも賛成さんでしょ」
「じゃあみんな賛成だね」
「本部行って家帰りますか」
「そだね」
帰宅
「たっだいまー」
「えっと、この子の名前はるるな年齢4歳身長96cm体重12kg」
「へぇー、るるなちゃんって言うんだじゃあ、」
「こさ、るるって呼ぶ!」
「俺はーるるちゃんって呼ぼうかな」
「俺もるるちゃん!」
「俺らの自己紹介もしといた方がいいんじゃね?」
「そだね!」
「じゃあまずこさから!」
「こさの名前はこさめ!」
「俺のなm」
「それで、こさの隣にいるこの怖そうなひとがいるまくんで、いるまくんの隣にいるだるそうにしてる人がなつくん椅子に座って仕事をしてるのがらんくんでこの緑頭がすちくんでその隣にいるのがみこちゃん!」
「って、寝てる!?」
「ふふっ相当疲れてたみたいだね」
「むーこさせっかく自己紹介したのに」
「また明日してあげて 」
「はーい」
「じゃあ俺るるちゃん寝かせてくるね」
「頼むわ」