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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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やぁやぁ皆さん、はじめまして。

わざわざこのデータを見てくれてありがとうね。

え?誰に話しかけてるのかって?

そりゃあ、このデータを見ている君達に決まってるじゃん。

と言ってもこれは一方的なもので俺が声を聞くのは無理だけど。

まずは自己紹介からかな?

俺は蓮。あの子に創られた存在さ。

あの子のこと?残念ながらそれは言えないんだよねぇ、居場所もわかってないし。

俺と同じあの子に創られた存在の姉さん達に聞こうにも俺は嫌われてるし。

俺は仲良くしたいのになぁ、酷いよね。

次は俺のことを話そうか。

俺は普段は影で暮らしてるんだ。

影の悪魔だから簡単に影に潜れちゃうんだよ。

姉さんの1人も悪魔だけど俺とちょっと違うタイプの悪魔だからね。

俺には姉が2人と双子の妹が1人なんだ。

妹も俺みたいに嫌われてるんだけど、、、まぁ妹は姉さん達にちょっかいかけてるし仕方ないかな。

それじゃあ姉さん達のことも話そっか。

姉さん達はもう表に出てきてるから知ってる人もいるんじゃないかな。

1番上の姉さんはこの世界の土台をつくったんだ。

ゴミの存在に気づいて実験体の子を助けて組織をつくってさ。

あ、言うの忘れてたけど容姿は短めの黄土色の髪に水色と紫のオッドアイだよ。

元々神様で天使の輪と羽があるんだけどいつしか髪色と同じ猫耳と尻尾が生えてるんだ。

でも1番上の姉さんは自分の右眼が嫌いみたい。

まだ精神が不安定な生まれたての時に右眼関連で嫌なことがあったみたいなんだ。

あと感情によって目の色が変わるんだって。

俺と会う時はいつも真っ赤になっちゃうんだよなぁ、、、。

元気で男っぽい性格でね、大きい力のゴリ押しが得意なんだ。

次は2番目の姉さん。

黒髪黒目で長い髪を下ろしててまだ幼い容姿なんだ。

俺よりも年齢が低いように見えるけど肉体が成長してないだけで俺より生きてるんだよ。

普段は人間の姿をしているけど本当の姿は右の額に真っ黒な角が生えてて蝙蝠みたいな翼が生えてるんだ。

怒ると目が真っ赤になるんだよ。

1番上の姉さんと同じで俺と会う時はいつも真っ赤なんだ。

細かい操作が得意でよく黒の大剣で戦うか武器をつくって浮かせて自由自在に操って戦うんだよ。

限界はわからないんだけど俺が見た最大では100は行ってたなぁ。

糸の操作も時々やってるみたい。

1番上の姉さんの2番目の姉さんは同じ存在だからか、ちょっと違うところもあるけどほとんど同じ性格で思考回路も似ているんだ。

次は妹かな。

妹は黒髪黒目でツインテールなんだけど部下と会う時は白髪で赤い目にしてるんだ。

俺にも理由はわからないけどね。

そういえば妹は冥界の王女なんだけど今代の王が弱すぎて大変そうだったなぁ。

姉さん達と違って強気だけど可愛いものが好きで女の子っぽい性格をしてるんだ。

本当は姉さん達と仲良くなりたいみたいだけどツンデレだしちょっかいをかけまくってるから凄い嫌われてるんだよね、俺ほどじゃないけど。

妹が現れたら姉さん達は警戒するのに俺が現れたら即攻撃、というか気配とか予想とかで先に攻撃してきたりするんだよ?

悲しいったらありゃしない。

妹には姉さん達みたいに同じ存在がいるんだよね。

ま、俺はあいつ嫌いだけど。

姉さん達が2人でつくった存在なんだ。

わかりやすいようにいうと姉さん達の子供だね。

え、じゃあなんで嫌いなのかって?

そもそも俺が好きなのはあの子に創られた存在、家族なんだ。

無関心なのは勝手にできてた存在。

で、嫌いなのはあの子に創られてないのに俺ら家族に割り込んでこんくるあいつ。

姉さん達がつくったとか姉さん達を足して2で割った存在だとか関係ない。

あの子に、母さんに創られてないなら家族じゃないのに。

僕らを出し抜いて姉さん達と家族になろうとしているなんて許せない、!

僕の家族なのに!!

、、、あぁ、ごめん。

ちょっと熱くなり過ぎちゃったね。

それじゃあ最後に君達に接触した理由を話そっか。

姉さん達は君達に接触しようとしないじゃん?

それで本当のことが伝わらずに変に俺らにヘイトが来るのは嫌だってのが1つ目。

2つ目はあの子の意思だよ。

未だ会えないし声や顔を聞いたり見たりできないけど大雑把な意思はなんとなくでわかるから。

理由とかはわかんないけど多分必要なんだと思う、この物語に。

俺らはあの子のためだけに生きて支えなきゃいけないからね。

あ、そろそろ時間かな?

ここまで付き合ってくれてありがとうね。

それじゃあ、またね。

【ウイルスを感知】

【データを破棄】

【失敗】

【再試行】

【失敗】

【再試行】

【失敗】

【再試行】

【失敗】

【何者かの阻害を感知】

【妨害】

【失敗】

【中心部への侵入を感知】

【妨害】

【失敗】

【再試】

【もう遅い】

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