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早朝、カーテンの隙間からか細い光がもれている。そんな中レイン・エイムズは目を覚ました。ズキズキと頭が痛む中当たりを見渡す。

「…俺は…一体…ここはどこだ、」

独り言、の、はずだった。

扉の辺りから返事をする声が聞こえる。

「私の家だ、レイン」

「!」

私の家、と、そういったのはオーター・マドル。何故オーターの家にいるのかは分からなかったが、とにかくこいつに救われたことは分かるので無性に腹が立ってしまった。

「…何が、あったんです。」

「…覚えてないのか、?」

「まぁ、少ししか、」

そう言うと、オーターは少し考えたあと、レインに伝える。

どうやら、任務で魔物を倒しに行ったさい、油断して多大なダメージを食らってしまったらしい。目が覚めるのに2日かかった…らしい。

まぁ、自分は全く記憶が無いため、本当では定かでは無いが、助けられたのは事実。

「…ありがとうございます。」

「?、なぜ感謝をする?」

「、助けてくれたでしょうが、なんで忘れてんですか、」

「……たしかに、そうか、」

だが、助けられて、借りを返さないまま…というのは性にあわないし、言葉だけでというのは自分のルールに反している気がする。

ということで、

「借りを返したいので、何かして欲しいことはありますか」

「…は、?」

「借りはすぐ返したい主義なんで、早く言ってください。」

「…なんでもいいのか」

「えぇ、できる範囲で。」

そう言うと、オーターは珍しく少し考えるような顔をした。数秒の沈黙が流る。返答を待っていると、オーターは口を開いた。

「…だったら、その傷を早く治して、相手をしてくれないか」

「相手…まぁ、戦闘なら問題ないです」

「いや、戦闘ではなく、」

と、扉の方からレインの所まで近づき、触れるだけのキスをして、

「夜の相手、だ。」

「…〜っ!///」

「では、早く治せよ。」

「うるせぇ、治さねぇよ!」

「口が悪いぞ。」

数週間後、レイン完治。

その後オーターとレインは3日間の有給を取った。

[END]

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