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指輪をつけたら、知らない部屋に飛ばされた。壁も床も天井も真っ白で、部屋の真ん中にはダブルベットが置いてある。
なんか見たことあるぞ、こんな部屋。
不思議なことに部屋には鍵付きのドアが一列に13個並んでいる。多すぎやしないか?
ベッドサイドの棚の上には手紙が置かれていた。
中には小さな鍵とメモが入っていた。
「1人を選んでセックスをしろ」
これってよくある「出られない部屋」というやつでは?
ドアは全て鍵がかかっていて、どれも全く同じ形。
叩いても叫んでも反応は無し。
ということは、セックスする相手は完全ランダム。
どうかまともな相手であってくれ、と祈りながら手紙の中に入っていた鍵で1つの扉を開けた。
ガチャ…
扉を開けると、不安そうに壁を見つめていたベリアンが居た。
狭いカラオケボックスくらいの部屋の中、しかも前後の扉しかない所に閉じ込められたら不安にもなるだろう。
「主様!ご無事ですか?」
『うん、私は大丈夫だよ』
私を見てすぐに私の心配をしてくれるベリアンになんだかホッとした。
「実はお屋敷で主様がお帰りになられる前にとお茶の支度をしていたら急に意識が遠くなりまして…
そして気づいたらこの部屋に閉じ込められていました。壁には「条件を満たさなければ扉は開かない」と書いてあって理由も分からず…」
ベリアンは指示が書いてある壁を見せてくれた。
『…なるほど、じゃあこの奥の扉から外に出られるってことかな?』
「しかし、条件というのが分からない以上脱出するのは困難では?」
『あぁ…それなんだけど…こっちの私が閉じ込められた部屋に来てくれるかな?そこで説明する』
ベリアンをベッドサイドまで連れてきて手紙を見せる。
「では…脱出する条件というのは…」
『うん、多分これしかない、と思う』
ベリアンは部屋の中をぐるりと見回し、開けていない残りの12個の扉以外にはベッドと棚しかないことを確認すると、ゆっくり深呼吸をして私に向き直った。
「主様は私が入っていると分かって選んだわけではありませんね?
たまたま私だったから良かったですが…もしかしたら見知らぬ怖い人と体を重ねる可能性だってあったのに…」
真顔が怖い。
『だって…扉叩いても叫んでも何の反応も無かったんだもん…適当に選ぶしかないじゃん…』
私は弱々しく言い訳するしかなかった。
ベリアンははぁ、とため息を吐くと私をそっと抱きしめた。
「すみません、怖がらせてしまいましたね。
でも、大切な主様がどこの馬の骨かも知れない男に食い荒らされる可能性があったことは分かってください」
『うん…でも来てくれたのがベリアンで良かった』
改めて危険な状況だったことを認識して、ベリアンを引き当てられた幸運に感謝した。
ベリアンを抱きしめ返して、優しく香る香水と紅茶の匂いのする肩に顔を埋めた。
「…では、ベッドに行きましょうか」
その声を合図に体が離れる。
ベリアンは先にブーツを脱いでベッドに上がり、私を導く。
私も靴を脱いでベッドに上がると、ベリアンは優しく私を抱き寄せて額に、頬に、瞼に、と沢山キスをしてくれた。
顎を掬い上げられ、唇が重なる。
角度を変えて何度かキスを繰り返し、唇を離したベリアンはふっと笑みを浮かべる。
「お可愛らしいです、主様…
続きをしてもいいですか?もっと主様に触れたいのです」
『うん、いいよ』
ベリアンはキスをしながらブラウスのボタンを外していく。
スカートのホックも外されて、服の隙間からベリアンの手が私の体を撫で回す。
ブラウスを羽織ったまま背中に手を回されて、ブラジャーのホックを外される。
「主様、一度全部脱いでしまいましょう。皺になってしまいますから」
部屋から出た後のことを考えればベリアンの言う通り脱いだほうが良いのは確かだが、恥ずかしい。
私が渋っているとベリアンは優しく微笑んだ。
「私も脱ぎますから。恥ずかしがることありませんよ?」
そう言いながらベリアンはネクタイを緩め、上着を脱いでベストとシャツのボタンも外し始めた。
丁寧で無駄のない動きで上半身が晒されていく。
日に焼けていない真っ白な肌は神聖すら感じさせるほど綺麗で、私はベリアンの肌から目を離せなくなった。
「さぁ、主様の番ですよ?脱がせて差し上げましょうか?」
思った以上に鍛えられている体が近づく。
「はい、お手をこちらに…
次は腰を浮かせてくださいね」
ブラウスとブラジャーを抜き取られ、スカートもするりと脱がされてしまった。
「お綺麗ですよ、主様。隠さないで見せてください」
ベリアンは恍惚としたような表情で私の肌に触れる。
胸の膨らみを掬い上げ、硬くなった先端をくるくると撫ぜていく。
強い刺激は一切与えられていないのに、私はショーツをじっとりと濡らしていた。
「そろそろ下も触りましょうか」
ベリアンは水分を含んでベタベタになったショーツを脱がした。
私の脚を開かせてその間に顔を埋める。
『ベリアン、舐めるのはヤダっ、汚いよ』
「主様に汚いところなんてありませんよ?
皮の中で窮屈そうなココを慰めて差し上げます」
ベリアンは固くなった陰核を舌でつついたかと思えばぢゅっと吸い付いて、裏筋を舐め上げる。
私は途切れなく喘ぎながらベリアンの柔らかい髪をぐしゃっと掴む。
「っ、おいたをする悪い子はもっと虐めちゃいましょうか」
ベリアンは愉しそうに嗤って蜜をこぼす膣に指を入れた。
ぐちぐちと膣内を探り、お腹側の少し膨らんだ部分をぐっと押し込む。
『んっ、そこっ…ダメ…』
「ふふっ、褥での「だめ」は「もっと」、でしたっけ?気持ちいいのですね、主様…」
誰だそんなことをベリアンに教えた奴は…
ベリアンはGスポットを指でトントンとリズム良く押し上げながらクリトリスを舐めしゃぶる。
強すぎるその刺激で上り詰め、ベリアンの指をぎゅうっと締め付けた。
締め付けが緩むと、ベリアンは指を奥まで進めてポルチオを撫で始めた。
Gスポットとはまた違う、腰に快感が溜まっていくような感覚に身を捩る。
子宮をぐっと持ち上げられ揺さぶられて、快感が爆発するように絶頂。
立て続けにイカされて私はぐったりベッドに体を預けて荒い息を吐いていた。
ベリアンはベルトを外してズボンとパンツを一緒に脱ぎ落とし、とぷとぷと蜜をこぼしてひくつく雌穴に亀頭を押し当てる。
「それでは、挿入れますね」
ズブズブとゆっくり私のナカに入ってくるソレを膣は歓迎してむちゅむちゅと吸い付いて締め付ける。
ベリアンは全てを私の中に収めると、ほぅ、と息を吐いた。
「主様のナカは暖かくて柔らかいのにぎゅうぎゅう締め付けて…とっても気持ちいいです」
亀頭でポルチオを押し上げたままゆるゆると腰を揺らされると、子宮に振動が来てとても気持ちいい。
「主様は…他の執事と行為をしたことがありますか?」
『んぇ…?ない、けど…』
それを聞いたベリアンはとても嬉しそうに笑って、腰を打ち付け始めた。
「では、他の執事と絶対にこんなことできないようにしてしまいましょう。目移りなんてしたらダメですからね?」
ベリアンはGスポットを抉るように腰を振り、私はガクガク震えながら喘いだ。
絶頂の余韻で敏感になった膣内を擦られるだけでも気持ちいいのに、Gスポットを刺激されて排尿感がこみ上げる。
『ベリアン!止まって、止まってよぉ!
ダメなのっっ!出ちゃうからやだぁっっ!』
しかし、ベリアンは笑みを深めてガッチリと私の腰を捕まえて突き上げを止めてくれない。
ーぶしゃっっ
排尿感と快感が同時に爆発して、尿道から思い切り体液をぶち撒けた。
「あらあら…潮吹きまでするなんてエッチですね。
こんな姿、誰にも見せられませんね?」
Gスポットを突き上げられるたびに潮がぴゅっぴゅっと飛んでいく。
『もうやだぁ…気持ちいいのいらないぃ…』
「そんな釣れないこと言わないでください。
もっと気持ちよくなりましょう、主様。
そして私以外で満足できなくなってしまいましょうね」
今度は亀頭が抜けそうになるほど腰を引いて、一気に奥まで叩き込まれる。
パンパンとリズム良く響く腰のぶつかり合う音が速まると、ベリアンが一際強く腰を掴んで奥に押し付けてきた。
「主様、射精します…受けとめてください」
最奥で射精されて、私の子宮口は嬉しそうにベリアンの精子を吸い上げていく。
ベリアンは幸せそうに笑って私をきつく抱きしめた。
がちゃん、と鍵の開く音が聞こえた。
やっと出られる、と私が安堵しているとベリアンはずるっとナカから少し小さくなったペニスを引き抜いた。
その刺激でも感じてしまって小さく喘ぐと、ベリアンはちゅっと唇にキスをしてくれた。
「主様、もうこんなことをしてしまったんですから引き返せませんね?
主様はもう私のものです。そして私も主様のもの…
もう他の執事さん達なんて見ませんよね?
私だけを見ていてください。浮気なんて許しませんから。
そうです、私、主様との赤ちゃんが欲しいです。
子供が産まれたら主様はもう元の世界には帰れませんものね」
さっき精を注いだ子宮がある辺りをすりすりと撫でながら、うっとりと語るベリアン。
「主様、私まだ満足できないです。赤ちゃんができるまで頑張りましょうか。
妊娠が確定するまで毎日シましょうね?
愛しています、主様…」
再び挿入された陰茎を締め付けながら、私はもう逃げられないと悟った。
ベリアンの言う通り赤ちゃんができたら完全にベリアンに縛り付けられてしまう。
でもベリアンと愛し合う生活も悪くないのかな、とぼんやり考えながら終わりの見えない行為に意識が遠くなった。