『逃げ場』

日常

赤

桃

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先生

モブ

⚠︎ 桃青・桃赤 ⚠︎

年齢はおまかせ____

『逃げ場』

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桃side.

赤 『桃ちゃ~んっ、朝だよ~』

桃 『ん、、』

赤 『桃ちゃん。起きないと学校遅れちゃうよ？』

桃 『わかってる、、。』

俺は学校がきらい。

だってたのしくないし、

みんなみんなきらい。

リビングにて

赤 『おはよう~』

桃 『おはよ、』

赤 『まだねむねむだね~？笑』

桃 『へへっ、笑』

赤 『はやくご飯食べて行ってきな~』

桃 『うん。』

学校にて

先 『え~っと、、じゃあここ、苺野。』

桃 『えっ、ぁ、はいっ』

桃 『んとっ、、、すいません、。』

桃 『わかんないです、』

先 『話聞いてなかったな~？バレてるぞ~』

桃 『、、ごめんなさい、』

モ 『、笑笑笑』

モ 『やば~、笑』

桃 『、、ｯ』

がちゃ

桃 『ただいま、。』

赤 『え、桃ちゃん、！？』

赤 『今まだ12時だよ、？どうしたの』

桃 『、、体調わるい、』

赤 『大丈夫？』

桃 『むり。病院いく、。』

赤 『うん、そうしよっか？』

体調わるいなんて嘘に決まってんじゃん、。

学校なんて行ってられないもん

青 『こんにちは~』

青 『今日はどうしたの？桃くん』

桃 『えと、、体調、わるくて、』

青 『そっか、じゃあ少しお話しよっか？』

桃 『うん、』

青 『ごめんね、赤くん。桃くんの診察するから待ち合い室に行ってもらってもいいかな~？』

赤 『りょ~かい』

青 『ありがと！』

青先生と、赤にぃはお友達。

中学からの同級生なんだってさ、

だからいつも青先生に診てもらってるの

青 『桃くん~~、うそはダメだっていつも言ってるよね~？笑』

桃 『ん、、ごめん、』

桃 『でもっ、おれ、入院したい。』

青 『、、桃くん、そんなことしたら赤くん心配するよ？』

桃 『べつにいいもん、』

青 『それにね？入院ってどこか悪い人がすることなんだよ』

青 『元気な人は入院できないの』

青 『桃くんは元気だよね？どこも悪くないよね？』

桃 『んん、、、そうだけど』

青 『何かあったならお話聞くから。』

青 『一旦お話しよっか？』

桃 『うん、』

青 『そっか~、そんなことがあったんだね』

桃 『だから、もう学校いきたくないっ、』

青 『行きたくないのは分かるよ？』

青 『でもね、桃くん、』

青 『辛いことがあったからって逃げてばかりじゃダメなんだよ。』

青 『これから先、いろんなことがあると思う』

青 『それで毎回傷ついて、逃げてたってなんにも状況は変わらなよ。』

青 『今の桃くんは病院が逃げ場なの。』

青 『僕は、病院が桃くんの逃げ場であってほしくないな。』

桃 『、、にげちゃ、だめなの、？』

青 『たまには逃げたっていい。立ち止まってもいい。』

青 『無理だけはしちゃダメだけどね、笑』

青 『ほんとに苦しかったら、辛かったら、いつでも僕はお話聞くよ？』

桃 『そっかぁ、、でもおれ、にげたい、』

桃 『くるしいからっ、』

桃 『今のままじゃだめなのなんて分かってるけど』

桃 『どうすればいいかなんてわかんないもんっ、』

青 『最初はできなくってもいいよ、』

青 『すこしずつ。すこしずつ進めれば十分だよ』

桃 『がんばる、おれ、すこしだけがんばってみるね』

青 『がんばろう！』

青 『僕はずっと、そばで支えるよ』

❦ℯꫛᎴ❧

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