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【高壬】
私は今後宮に帰ってきたところだ。
ここ一月、私は休暇をとり 里帰りをしていた
小猫達はゆっくり休めと止めなかったが 私が里帰りをすることが嫌だったのか、壬氏様だけが最後まで、、、
壬氏「本当に行くのか…?」
「……今ならまだ辞めれるぞ?」
などと、不満げな様子だった
そのこともあって壬氏様のことが少し心配なため、少し早く帰ることに
にしても……私が居ない間、別の武官に壬氏様の世話をするよう頼んだらしいのだが上手くやっているのだろうか。。
高順「ただいまもどりました」
水蓮「あら、もう帰ってきたんですね」
高順「はい、壬氏様が少し心配でしたので…」
「それで…壬氏様はどちらに…?」
猫猫「壬氏様なら先程代わりの武官と一緒に外回りへ行かれました」
高順「……外回り…?」
今日この時間帯になにか予定があっただろうか……
何だか胸騒ぎがする
高順「2人を探してきm……」
ガラガラ(扉が開く音)
壬氏「……ぁ…ぇ?」
「高…順…?」
モブ武官「1週間後に帰ってくるんじゃ…」
高順「……」
なぜ壬氏様の服が乱れているんだ
高順「壬氏様が心配で少し早く帰ってきたんです」
少し顔が赤いのは何故だ
高順「それより壬氏様が無事でよか……ッ!?」
壬氏様の首には
赤い跡があった
高順「ッッッー!!!」
「壬氏様になにをした」
壬氏「え…ッ!?」 バッ
壬氏様が慌てて首元を袖で隠す
モブ武官「私が壬氏様になにかしたと?そんなわけないじゃないですか」
壬氏「……」
高順「…壬氏様」
「何をされたのか教えてください」
壬氏「え……と…」
「……」チラ
モブ武官「……」ギロ
壬氏「ッ…なにも…されてない…」
高順「……そうですか…」
「どうやら勘違いをしてしまったようです。すみません。」
モブ武官「はっ」
「失礼なやつだ」
高順「今日はもうお帰りになさってください」
モブ武官「ああ そうする」
モブ武官は、壬氏様に何か伝え 帰っていった
高順「……」
壬氏「……」
高順「壬氏様」
「手伝いましょうか」
壬氏「ッ……あぁ…」
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その後、壬氏様を説得し、何があったのかを聞き出した。
結論から言うと壬氏様はあの武官に犯されていた
最初は5日に1回だったのが2日に1回になり最近は毎日されていたらしい。助けを求められなかったのは武官に
モブ武官「このことを誰かに言ったらお前の秘密を皆にばらす」
と脅されていたからだそうだ
壬氏様は涙を流しながら話してくれた。
そして皆には私から話をした
どうやら今回の出来事には気づいていなかったらしく、気づけなかったことを皆悔やんでいた。
この後皆が壬氏に対して過保護になるのはまた別の話
「ねぇ聞いた?」
「最近壬氏様の代わりの武官をしていた人行方不明になったらしいよ?」
「えーなにそれ怖」
「なんか噂によるとなにかやらかして、殺されたとか殺されてないとか」
「まあ、あの武官いろんな次女に暴言吐いてたし自業自得よね」
「ねー」
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誰かモブ武官一緒に殺ろうぜ