オブジェクトクラス-Euqlid
特別収容プロトコル:SCP-20714はそれぞれ異なる大型収容セルに収容されています。セル内には周りにマネキンを置き…何か変化があることを確認する為…常に監視してください。
SCP-20714は黒いドロッとした液体の塊に様々な顔、形の仮面で構成された大型のSCPです。仮面の目には黒い液体が滴っており、笑った仮面、一つ目の仮面、悲しそうな仮面、叫んでいる仮面が確認されています。角のような物はなぜ付いているかは不明です。しっぽのような物はSCP-20714のエネルギーを吸収している場所だと考えられており、触る、物を投げつける、などをした場合暴走する恐れがあります。IQなどは非常に低いとされています。
SCP-20714は被験者が近くにいると非常に大きい鳴き声を発し…その鳴き声は人によって様々で、人々のトラウマなどを再現しています。鳴き声はSCP-20714の視界にいる限り、鳴き声を発し続け、被験者は精神的ダメージを受けます。このように長時間鳴き声を聞き続けた者はSCP-20714-1と呼ぶ。
SCP-20714-1は仮面付けておりSCP-20714と同じく黒い液体が目や口から流れている。通常の被験者より背が高くなり、爪が鋭くなります。攻撃的ではないものの…感情や、体を動かせなくなります。しかし、話すことはでき、会話などもすることは出来ます。
SCP-20714の鳴き声は耳を塞いでも聞こえる為、ヒト型の物を置くことでSCP-20714を落ち着かせることが確認されています。なぜこれでSCP-20714を無力化出来るかは不明。
日付: 2■■■年8月■日
記録担当者: 大内研究員
目的: SCP-20714-2鳴き声を聞き続けた感想や今どういう感覚についての質問を行う。
大内研究員
では、あなたが鳴き声を聞き続けた感想などをお願いします。
SCP-20714-2
最悪な気分だった。昔のトラウマなどが蘇ったよ。
大内研究員
どういうトラウマだったんですか?
SCP-20714-2
……………………
(黙る)
大内研究員
答えられませんか?
SCP-20714-2
…………………
大内研究員
…..答えてください。
総括: 異常性の性質に変化は見られなかったが、トラウマの話になると、急に黙秘を続け、質問に答えなくなってしまった。この後も黙秘をし続け、最終的には何も喋らなくなってしまった。トラウマ関連の話になると精神が不安定になることが確認された。
捕捉:2
SCP20714は廃棄された家のキッチンにて発見された。発見された当初はマネキンや人の形をした物体がなかった為、職員5人がSCP-20714-2になってしまった。
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こわw