TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

おすすめ楽曲紹介

一覧ページ

「おすすめ楽曲紹介」のメインビジュアル

おすすめ楽曲紹介

1 - 第1話 「斑にマーガレット」

♥

14

2025年05月01日

シェアするシェアする
報告する

【おすすめ楽曲】

斑にマーガレット

【おすすめポイント】

伸びやかに響く歌声に明るい伴奏。

何か日常について考えさせられる歌詞。

【ミニ小説】

「今日も、か。」

何一つとして変わらない日常。

いつも通り、ひたすらLINEやらインスタなんかを回るわ回る。

午前中だけの出版社での仕事も良いのか悪いのかなにも変わらない。

ただ、この日は違った。

午後4時。有住 海宅 にて。

ピンポーン

機械の割には何か癖になる音が一部屋のまあまあ大きい部屋に響いた。

「はぁーい…よいっと。」

自分、有住 海は自身が寝転がっていたソファーから転がり降りる。

印鑑をキッチンの棚から流れる様に回収して、白いドアを開く。

「桜華運輸です。」

差し出されたまあまあ大きい段ボールにさっと印鑑を押して荷物を受け取る。

ちっちゃい机とカーディガンの掛けられた椅子にぼふっと座りこんで段ボールの差出人を確認する。

「母さん…か。」

たまに地元で取れた人参やら大根やらを送ってくれるのだ。

適度に貼られたガムテープをこちらも適度に剥がして中を開ける。

中にはいっているのはいつも見たいに大根や人参なんかと、腰辺りまである金髪に「アリス」見たいな人形が二つ、いや「二人」入っていた。

くりくりとした可愛い瞳を持つ人形が海の手からこちらを見ている。

この時、彼女は思った。

「なんだろう。この子は、上海(シャンハイ)?それで、こっちの子は蓬莱(ホウライ)?」

頭の中でふっと浮かんだ名前。

いや、何か「昔の記憶」のせいなのかも知れない。

そして、私は思った。

「私は人形を作らなくては

                                 いけない」、と。

loading

この作品はいかがでしたか?

14

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚