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まきぴよ
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深夜のダンスリハーサル室。
鏡張りの壁に押し付けられた目黒蓮は、逃げ場を塞ぐように置かれた岩本照の強靭な腕の中で、激しく肩を上下させていた。
「っ、ひかるくん……、練習、まだ終わって……んっ!」
言いかけた唇を、照の親指が強引に抉る。荒っぽく口内を掻き回され、めめの瞳がみるみるうちに熱を帯びて潤んでいく。
「練習? そんなのどうでもいいだろ。……お前、さっきからわざと俺の視線を逸らして、自分の限界を隠してる」
照の低く、地鳴りのような声が至近距離で響く。
照の大きな掌がめめの項を掴み、そのまま無理やり自分の方へと向き直らせた。
鏡に映る二人の姿。
圧倒的な体格差と、逃げ場をなくした目黒の細い首筋が露わになっている。
「……ひかるくん、俺はただ……もっと完璧に……っ」
「完璧を目指すなら、俺を直視しろ。俺の動き、俺の呼吸、全部お前の体に叩き込んでやるよ」
照はめめの両手首を片手で掴み上げると、頭上の鏡に押し当てて固定した。
カツン、と硬い音が静かな室内で反響する。
「あ、んっ……! ひかるくん、ちから、つよ……っ」
照のもう片方の手が、めめのTシャツの裾から容赦なく潜り込んだ。
鍛え上げられた腹筋をなぞり、さらに上へと這い上がる熱い掌。
その指先がめめの胸元に触れた瞬間、めめは背中を大きく反らせて、切ない悲鳴を上げた。
「はっ、あぁっ……! そこ、だめ……っ」
「ダメなわけないだろ。……ほら、もっと声出せよ。お前、自分が今どんな顔してるか分かってんのか?」
照はめめの耳元に顔を寄せ、熱い吐息とともに言葉を落とした。
「……蓮、お前の身体、俺に触られるたびに震えてんぞ。……素直に、もっと欲しいって言えよ」
「っ、はぁっ……ひかる、くん……っ、ひかるくんの、せいだろ……あぁっ!」
照の鋭い歯がめめの鎖骨に立てられ、赤い痕が刻まれる。
支配的な愛撫に、めめの理性が白く濁り始めた。
照はそのまま、めめの耳元で低く囁いた。
「……蓮、お前の身体、俺の動きに反応して震えてるぞ。……もっと本気で来いよ」
「っ、はぁっ……ひかる、くん……っ、わかってる……あぁっ!」
照の視線がめめの首筋を射抜き、その支配的なまでの存在感に、めめの理性が熱く昂ぶっていく。
照はめめの腕を放すと、今度は自分から距離を取り、不敵な笑みを浮かべてステップを踏み出した。
「……ほら、追いついてみろ。お前のその熱量、俺だけのものだって証明してみせろよ」
「……っ、はぁっ、岩本照……っ、ひかるくん、見てて……っ、俺は、ひかるくんに負けない……っ!」
限界に近い練習の中、めめが必死に食らいつくと、照は満足げに頷いた。
「……正解。……さあ、ここからだ。お前が動けなくなるまで、俺の技術を全部叩き込んでやる」
照のストイックな情熱がさらに加速し、獣のような鋭い動きでめめを翻弄しながらも、二人の呼吸は次第に一つに重なっていく。
深夜のスタジオに、二人の荒い吐息と、激しく床を蹴るステップの音が朝まで響き続けた。