テラーノベル
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僕はいつも一人でした
寂しくて 寂しくて
何度も泣いて 泣いて
どうしてって 泣きました
でもママに心配をかけたくなくて
たったの一度だって
涙を見せないように
いつも暗いところで 泣きました
ある日 僕は気が付きました
誰も僕のとなりに 立ってくれないのは
みんな 僕の後ろにいるからだ
みんな 僕より弱いからだ
みんな 辛いことがあったら人前で泣く
みんな つまらないことで転ぶ
強いのは 僕だけだったんだ
僕だけが特別だったんだ
僕は 一人で当然だったんだ
僕は みんなのヒーローだったんだ
テレビで見たよ 仮面のヒーロー
悪いやつらを みんなやっつけてた
ヒーローばかり 画面に映ってた
だから 気になったんだ
死んだ怪物 誰が掃除するの?
死んだ人達 誰だったの?
あの爆発は 誰が掃除するの?
あの事件は 誰のせいになるの?
ああ そうか
わかったよママ
それは 僕以外なんだね
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