霖サイド)
(んぅ…すごい……寝たかも)
次に目を覚ましたのはお昼過ぎに起きた
(ポヤポヤする…あれ、憂太くん居ない……どこいっちゃったんだろ)
ゆっくり体を起こすと憂太くんが傍で着替えていた
憂太)あれ、起きたの?霖ちゃん
憂太くんが寝起きの私の頬を撫でた
憂太)体熱いね、熱出してない?大丈夫?
霖)うん!大丈夫!
憂太くんは「ならいいけど…」と言ってまた着替え始めた
霖)……(私の彼達って皆さん腹筋バキバキじゃない?)
憂太)よし!霖ちゃん起きれる?
そっと右手を出してくれる
霖)大丈夫だよ笑
憂太)え〜…でも危ないから!
と言って私の手を引っ張って立たせてくれた
霖)うわぁっ
勢いが余って憂太くんの胸に飛び込むような形になってしまった
憂太)ご、ごめん!ちょっと引っ張りすぎちゃった…大丈夫?
憂太くんが顔を覗かせて大丈夫なのか聞いてくれる
霖)だ、大丈夫だ_悟)おっはよー!
棘)おはよう、霖
と、続々と顔を覗かせてくる
恵)ご、ごめん…止めたんだけど……
霖)だ、大丈夫だよ笑
悟)おやおや、朝からイチャついてますね〜
霖)ち、違います!悟さん!怒りますよ!いいんですか!私怒ると怖いんですよ!
悟さんの胸をポカポカと叩いて怒る
悟)あ”~……んもう可愛いなぁ~
と、言って抱き締めてくれる
霖)うわぁ!?
霖)ちょ、悟さん!怒りますよ!あ、朝からこんな…ね?
全員)可愛い〜/ですよ
霖)んも〜!怒るって!٩(๑ÒωÓ๑)۶
朝からこんなことは日常茶飯事、こんな毎日は私にとって癒しでもある
憂太くんと付き合ってしばらく日にちが経った時
ある日
霖)うーん……なんか、体重……増えた?
ある日私の一言から始まった
傑)霖が太った!?それはないよ!霖!
傑がすぐに否定に入った
霖)そう…かな?
恵)当たり前ですよ!ていうか……太ったとしても全く太っていませんよ?
霖)え!嘘!でも体重ちょっと増えてるの!
悟)…お腹だけちょっとぽっこりでてない?
霖)悟さん、太ってるならちゃんと太ってるって言って?
悟)違う違う!お腹、ちょっと触るよ?
霖)え?あ、はい
悟さんが私の服を軽く捲ってお腹をふにふにと触る
悟)……あっ
すると、ある所を触ったら悟さんが声を出した
霖)え、な、なんですか?怖いですよ?辞めてください?
悟)ちょ、ちょっと待って!妊娠検査薬持ってくる!
妊娠検査薬…その言葉でみなさん驚く
全員)はぁぁぁぁぁぁあ!?
恵)え、に、妊娠ってことですか!?
悟)まだ断定は出来ないよ!でもこれでハッキリする!はい!霖
悟さんに妊娠検査薬を渡された
霖)え、こ、子供?私が?
悟)とりあえず行かないと話が進まないから!
なんて言われて悟さんに抱き抱えられてそのままお手洗いに連れて行かれた
霖)あ、あのぉ…
こっそりお手洗いから出てくる
傑)どうだったんだい!?大丈夫かい!?
傑さんが飛んで来た
霖)えーっと……い、居ました…赤ちゃん……お腹の中に
そう伝えると傑さんは涙を流しながら私に抱きついた
霖)ちょ、お、落ち着いてください!取り敢えず皆さんのところ行きましょ?ちゃんと話をしなきゃ行けないので…
傑)いくうぅぅぅぅ……
泣いてる傑さんの手を引っ張ってリビングに向かう
リビング着)
悟)どうだった!?
霖)えっと…い、居ました…赤ちゃん
そう言うとみんなが目に涙を溜めて感極まってる
霖)ちょ、あの…えっと……どうしよ…と、とりあえず涙拭きましょ?お茶い_悟)霖は座って!お茶なら僕がだす!
悟さんに座らせられて悟さんがお茶を入れる
霖)えっと……え?
棘)誰の赤ちゃん!?分かる?
霖)さすがに分からないかなぁ笑DNAを調べたらわかると思いますけど…さすがに現段階では分からないかな?笑
恵)俺の赤ちゃんかな?
霖)あら?誰の赤ちゃんでもちゃんと自分の子供だと育ててよ?じゃなきゃ怒るもん
全員)…うん!/はい!
霖)よかった…みんながこの子を拒否しなくて…
全員)する訳ないよ!/ないです!
霖)そっか、フフッよかった…ちゃんとこの子が愛されて
恵)だって、霖が愛してくれるから、その赤ちゃんも愛すに決まってるじゃないですか
恵くんがニコッと笑いながらそう言ってくれた
霖)フフッそっか、私がやってきた事がいい事なんて…この子に不自由ないようにしないと
傑)男の子かな?女の子かな?
霖)まだわからないですよ笑
悟さんがお茶を入れて持ってきてくれた
悟)霖、安心して!僕達がちゃんと霖とこの子を愛するよ霖がしてくれた様に…ね
霖)エヘヘありがとうございます!
私のお腹にひとつの可愛い命が宿った…ひとつかな?どうだろ、もしかしたら双子かもしれない…でも、可愛い子に変わりはないならね
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