俺は攻めに跨ったまま、腰を前後に揺らしていた。
「あっ……あぁっ……っ、もう……イクっ……!!」
絶頂の波が迫った瞬間――攻めの両手が俺の腰を強く押さえつけ、動きを止めた。
「……まだ駄目だ」
「っ……な、なんでぇ……!? イかせて、お願いっ……!」
奥で硬さを感じながら、寸前で止められる。
全身が熱くて、痺れて、どうにかなりそうなのに……イけない。
「腰を揺らすのも、俺の合図があるまで禁止」
「っ……う、うそ……っ、あぁぁぁっ……!」
焦らされる快感に涙がにじみ、俺は首を振って必死に懇願する。
「まだ足りない。もっとお前が俺を欲しがる声を聞かせろ」
「ひぁっ……っ、も、もう欲しいっ! 奥まで……突いてぇっ!!」
にやりと笑った攻めが、突然強く突き上げる。
「んぎぃっ!? あぁぁっ……っ、イ、イクッ!!」
寸止めの反動で、一気に快感が爆発する。
だが絶頂の最中にも、攻めは抜かない。
痙攣で締め付ける俺を無視して、さらに突き込みを重ねる。
「んぁぁぁっ……っ、やっ……やめっ、イクっ……またイくぅぅぅっ!!」
腰を押さえられ、逃げ場なく突かれ続け――
俺は快楽のループに飲み込まれていく。
「ほら、もう一回……限界超えても、まだ終わらせないからな」
「っ……ぁ……あああっ……っ、やめっ……っ、も、もう……イきすぎて……壊れ……っ!!」
涙と汗でぐちゃぐちゃになりながら、俺は絶頂を繰り返し、攻めの意地悪な寸止めと焦らしに支配され続けた。
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