ガチャ
ギルダ:あ!エマ、ノーマンおかえり!ママに見つからなかった?
ノーマン:…あぁ、大丈夫だったよ。ね?エマ
エマ:…あ、うん…ごめんギルダ、私もう寝るね
ギルダ:え?あぁうん、おやすみ
ノーマン:僕も、ごめんね?
ギルダ:えっ?お、おやすみ
コハク:どうしたんだろ
レイ:間に合ったか?
ノーマン:ううん、間に合わなかった…
エマ:うん…
レイ:ふーん
コハク:(間に合ってないのに手ぶら?)
ギルダ:…まぁ、おやすみ
ノーマン:ぁ、うん
エマ:おやすみ
ガチャ
ギルダ:ふぁぁ、ごめんね。私ももう寝るね
コハク:うん、おやすみ
レイ:あぁ
コハク:ねぇ、レイ。今言うのは違うかもしれないんだけどさ
レイ:?なんだ
コハク:…ううん、やっぱり良いや
レイ:何だソレ
ガチャ
コハク:?
レイ:ビクッ
ショウ:あ、びっくりさせちゃった?
レイ:ショウ、心臓に悪いぞ
ショウ:ごっめんねぇ
コハク:謝る気無いでしょ
ショウ:コハク、分かってるぅ〜!
レイ:はぁ、ほんといい性格してるな
ショウ:褒めんなって
コハク&レイ:褒めてるつもりはない(と思う)けど
ショウ:ちぇっ
レイ:で、何のためにここに来たんだ
コハク:ショウがここに来るなんて珍しいね
ショウ:そう!聞いちゃったんだ僕
コハク&レイ:?
ショウ:ママが誰かと執務室でお話ししてたんだ!
レイ:!
コハク:会話は聞こえた?
ショウ:途切れ途切れだったんだけどね「来月の定期出荷はなし。No.―とNo.62894を――」って、ママじゃない人が言ってたんだよ!
コハク:(次は、ショウ…)
レイ:!?
ショウ:No.62894って僕の首に書いてる番号のことでしょ?だからさ、次は僕が里親の家に行く番!皆と会えるかなぁ♪
コハク:…ショウ嬉しい?
ショウ:うん!
レイ:ショウは農園のことを知っている?(小声)
コハク:…
レイ:…ショウ、コハク。お前ら、農園って知ってるか?
ショウ:もちろん知ってるよ!僕頭いいし、図書室の本に書いてあったもん。えっと、野菜とか育てる場所のことでしょ?
コハク:(やっぱりショウはハウスのことは知らない…なら、ここは私も便乗したほうがいいかな)
コハク:知ってるけど…急にどうしたのレイ
レイ:いや、なんでもないさ
レイ:(コハクも、ショウも何かを知ってそうな素振りは無かった。けど、コハクは…)
コメント
1件