微🔞

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今回は初めての3次元の小説です…🙇🏻

早速本題へどうぞ！

少しでも皆様が気に入りますように☺️🖤💚

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「あ、日付変わっちゃった。」

気付けば時計は0:00を超えている。

彼が帰ってくるまで、と思っていてしていた勉強ももう小4時間は休憩なしで熱中していた。

今日は俺が久しぶりのオフ。

オフと言っても特に行くところも無かったし目的もなく外をフラフラするのもと思い一日中家で自分なりの休み方をしていた。

明日は朝からドラマの撮影で早いので今日はもう寝たいところだが、この眠い目擦ってまで起きているのは同居する彼の帰宅を迎える為だった。

彼は同じグループ内の後輩。と言っても同期のふっか以外はみんな後輩だけれど。

彼は持ち前の顔の良さと演技力で、ある映画を機に一気に知名度と人気度を上げ今ではグループに欠かせない存在となっている。

そんな男、目黒蓮は俺の恋人。

「あの目黒蓮の彼女は俺です」なんて言うのは恥ずかしいし烏滸がましいくらいだけれど、俺とめめはかれこれ数年大きなトラブルもなく互いに愛し合っている。

そんなめめは、今日も朝からお仕事に行っている。先程も言ったように誰もが知るほどの知名度と人気度を持つ彼のことだし仕方がないけど、最近毎日朝から家を出て帰りは夜中。だけど日付を超えても帰ってこないのは久しぶりでめめの体調が少し心配になる。

2人ともオフなんて中々ないことだし、毎週水曜に更新される某SNSの撮影と毎週金曜に更新される某冠番組以外の2人の共演は貧しい程なので最近は2人の時間をあまり取れずにいる。

「もう限界。めめには申し訳ないけど先に寝ちゃおう」

そう思って数学のワークを閉じ、立ち上がった瞬間に

＿＿＿ガチャッ。

と玄関のドアの開く音がした。

やっと帰ってきた、と気分が上がり思わず玄関付近まで足が動いてしまう。

リビングからひょこっと顔を出すと、朝を最後に目にしていなかっためめの顔を伺えて「おかえり」と彼を出迎える。

『阿部ちゃん。待っててくれたの？』

「そうだよぉ、お仕事お疲れ様。」

そう言ってめめの元へ寄るとめめが珍しく俺を抱き寄せる。突然のことに少し驚いて「めめ？」と名前を呼ぶと、俺の口を塞ぐようにキスをされた。

「っ……ん」

「は……っ、ふ…」

変なタイミングで口を塞がれた為上手く息が出来ず、息を漏らしながらめめの胸板を両手で押して離れようとする。

するとめめは俺を玄関のドア側に寄せ、片手で俺の両手首を掴んで俺の頭の上に上げた。めめの激しいキスはまだ続く。

「っ…ぅ゛ｯ…はひゅっ…」

息が持たなくなって、身体の力が抜ける。

腰が抜けそうになった瞬間にめめは俺の腰を手で支え、やっと唇を離してくれた。

「はぁっ…っひゅ…はっ…」

『あべちゃんかわいい。笑』

今になってツンと鼻腔を通るアルコールの匂い。

今まで酔っためめをお世話したことは何度かあったけどここまでドSなのは…初めて。

「めめどんだけ飲んだの？」

『ちょっとだけだよ？』

「絶対嘘でしょ。」

そんな事を言っているうちに座り込んでいる俺を姫抱きで寝室に運ぶめめ。

酔ってるくせに『うんうん、そうだね』と適当に流す口癖は変わっていない彼に「もう。」なんて呆れた息を吐いて。

「めめ、ちゅー以上はダメ…。」

『ん？そんな気あるなんていってないけど』

『阿部ちゃんが勝手に期待してるだけでしょ？』

そういえば今寝室に運ばれているから勝手にそう思い込んでるだけで、するなんて…

そう思うと勝手に期待してた自分がとんでもなく恥ずかしくなって「あ…！」と恥ずかしげの混じった間抜けな声を出してしまう。

『…ふは、ごめんごめん。』

『ちょっとからかい過ぎちゃった。』

「いや、俺が勝手に勘違いしてただけで…」

『顔真っ赤じゃん、マジで可愛い。』

「見ないでよ。」

そう言って両手で顔を覆う。

コレは狙ってるとかじゃなくて普通に恥ずかしいだけだからね。

『はい、着いたよ。下ろすね』

「ありがと、めめ。重くなかった？」

『全然重くなかったよ。逆に軽すぎでしょ』

『ホントは俺明日は昼からだからこのまま続きもしたいけど、阿部ちゃん明日朝早いんだよね？』

「まぁ、うん。」

『じゃあ阿部ちゃんの体調優先だよ。今日はもうこれで終わりにして先寝てて。』

先程までの酔い様が嘘だったかのように冷静なめめに少々困惑しながらも「ありがとう」と言って毛布を被る。

『おやすみ。俺もやる事が終わったら寝るね』

「うん、おやすみ。」

物足りなさに違和感を覚えつつも部屋を出ようとする彼の背中を見つめる。

そんなめめを、「ねぇ？」と引き止める。

「明後日は、めめも俺もオフだから。」

『どういう意味？』

「っ、分かってるでしょ。」

『言ってくれないと分かんないよ。俺は阿部ちゃんみたいに頭が良くないから。』

『また明日の夜ちゃんと言葉で教えて？』

そう言って部屋を出ていっためめ。

本当に…酔った時の俺の彼氏はどこまでもズルい。

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変な終わり方してごめんなさい i ꒳ i

阿部くん受け大好物なのでリクエストください🩷