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私には願いがある。それはなかなか叶えられないものだ。
皆に相談しても反対されて終わってしまう。だから叶える方法を今、探しているのだ。
愛『そろそろ学校に行かなきゃ、、、』
学校なんてめんどくさい。でも行かなきゃ怒られる。
愛『行ってきます』
家を出た。いつも通りの道、何も変わらない朝。
あぁ早く願いを叶えて変えてやりたい。
そんな事を考えてると、教室に着いてしまった。
愛『おはよう!』
いつも通り挨拶し、いつも通り席に着き、授業の準備をする。
林『愛ちゃんおはよ!』
と林さんが話しかけてきた。
とりあえず『おはよー』と返す。
林『1時間目なんだっけ?』
愛(そんなことも覚えてないんだ、、、)
愛『確か数学だったよ!』
林『ありがとう!愛ちゃんのおかげで怒られずに済む、、、!!』
また教えてしまった。
こうやって私が教えてるから林さんは覚えようとしないのかな、、、?
林『あ!数学の教科書忘れた!』
愛『ま、また?』
林『お願い愛ちゃん!みして!』
ちゃんと確認しなよ、、、
愛『しょうがないなぁー良いよ?』
私と林さんの席は隣だからこうやって教科書を見せ合えるのだ。
林『そういえば知ってる?』
どうせいつも通りくだらない話だろう。
愛『何?』
林『存在しない23時60分を実現させたら何でも一つ願いが叶うんだって!』
愛『え、、、?』
本当に、、、?