この作品はメリーバッドエンドとなります。
メリーバッドエンドは、受け手の解釈により、ハッピーエンドかバッドエンドかの解釈が分かれるような結末のこと。
辛い表現があります。
ほんとはこういったストーリー書くつもりなかったんですが…
ある絵師さんがこの話に近いイラストを描いてて、素敵だったので小説書いてみました。
注意点はあらすじをご覧ください。
ネタバレを含みます。
124=ナムギュ 230=サノス 333=ミョンギ
俺は借金をした 。
クソ底辺YouTuberのせいで。
スーツの男に頬を叩かれ、変なカードを渡されて
目覚めると、知らない場所にいた。
沢山のベットがあり、仮面をした奴らが銃を持ち、綺麗に並んでいた。
最初は困惑していたが、だんだん意味がわかってきた。
俺の尊敬してる人のお気に入りが最初の脱落者になった瞬間に察した。
これは命をかけたゲームだって。
124「アニキ、大丈夫ですか⁇」
230「あ~ナムス、I’mOK」
124「ナムギュです。」
その尊敬してる人ってのがこの人。
ラッパーでクスリやってる、なんで尊敬してんのか自分でもわかんない。
この人の影響で俺もクスリを始めた。
クスリも含めてこの人が好き。
ゲームが終わった。
最初の場所に戻ると金が追加された。
新しくわかったことは、死んだ数だけ金が増えること。
そして、ゲーム続行かやめるか、投票が行われた。
正直今の金でも食っていけるが…
230「ナムス、◯押すよな?」
アニキが行くなら…
124「もちろんです。あとナムギュです。」
俺はこう言うしかない。
……
いつになったら名前覚えんだろ。
投票を終え、アニキを待っていた。
…‼︎
俺はこの世で一番嫌いなやつを見つけた。
俺とアニキを騙したクソYouTuberだ。
いいタイミングで、アニキが帰ってきた。
124「アニキ‼︎アイツがいますよ!」
230「…‼︎あとで殴ってやる…」
実は俺はいいことを聞いた。
どうやらこのゲームにはスペシャルゲームというのがあるそうだ。
夜になるとみんなで殺し合う。
その時にあいつも…
俺はアニキに静かに耳打ちをした。
230「お~‼︎いいじゃねぇか‼︎」
124「しーっ‼︎他の奴らには言わないでくださいね?
ついにその時が来た。
他の奴らが寝息をかいている時に、俺らはヒソヒソ起きていた。
アイツは事前に来るようにと言っておいた。
アイツの女を使ったから絶対来るだろう。
トイレで喧嘩を始めようと思ってアイツが来るのを待ち伏せした。
俺も仲間を連れてきたし…
アイツもきっと連れてくる。
ガチャっと扉から音がした。
333「んだよ…」
来た。
やっぱり何人か連れてきた。
230「おいおい来たかよクソ野郎‼︎」
124「アニキアニキ‼︎まだですよ…‼︎」
まだ、開始の合図がない。
今から喧嘩をするやつの前で大人しく待ってるのは少し気まずい感じがした。
数分後
『スペシャルゲームを開始します。』
そうアナウンスが来て、時計が動き出すと、一斉に俺らはミョンギを中心に飛びかかった。
トイレの中はカオスな乱闘状態。
俺も何人かをぶっ飛ばし。
アニキはミョンギと戦っている様子だった。
その時、アニキがミョンギの首を絞め始めた。
124「よしっ…‼︎」
これで厄介な奴がいなくなる。
俺らを地獄に落とした奴に復讐できる。
俺も向かおうとすると
ミョンギは凶器を持ってやがって、
アニキの首元に刺した。
そこからの記憶がない。
124「ん…」
目を開けると、
やっぱりうるさいアラームが鳴った。
ほかの奴らも、うざいけどアイツも、しっかりここにいる。
あぁ…夢だったんだ。
そっか‼︎そうだよな。
にしても、アニキが死ぬなんて想像もしたくない。
…てか、なんで俺アニキのペンダント持ってんだ⁇
まぁいいや
アニキ、いただきます!
俺は意味もわからず一気に二個クスリを飲んだ。
230「おいナムスダメじゃねぇか。」
124「アニキ!すみません‼︎あと、ナムギュです♪」
やっぱりアニキは生きてた‼︎
アニキが死ぬわけない‼︎
124「アニキ!次のゲームいきましょうよ~‼︎」
230「んー、まだ時間があるし、ゆっくりしようぜ‼︎」
124「そうですね…俺、なんか眠いです…」
急に猛烈な眠気が来た。
ちゃんと寝て、悪夢も見たのに。
まぁいいや‼︎
…
124「おやすみなさい…アニキ」
230「おやすみ。ナムギュ」
おれ今すっごい幸せ。
『アイツ…大丈夫か?』
『起こしに行く?…まぁピンクのやつが行くか。』
コメント
4件
えー最高です!!!もう小説家になったほうがいいと思いますよ😍👍
何故か1000いいねぐらいまでしたつもりなんですが…私の表記では200いいねしかされてなくて少し悲しいです…、新しいやつも滅茶苦茶面白そうです…!ハッピーエンド、バッドエンド、って決めるんじゃなくてメリーバッドエンドにするのセンスありすぎてびっくりですよ…!本当にテスト期間中なのか疑わしいぐらい満足感あります…!☺️