こんにちは
早速どうぞ
⚠
日帝総受けです NL
シリアスです
大丈夫な方はどうぞ
〘深夜〙
日帝「…」
(眠れない…)
起き上がり窓の景色を見る
日帝「…」
(待って…これ今逃げれるチャンスじゃないか?)
日帝「良し…」
慎重に物音を立てずに
ゆっくりと歩く
コツコツ…
日帝「ッ…」
(誰か来る!?今、深夜だぞ!?)
?「…」
コツコツ…
日帝「…」(壁の横に隠れる)
足音が日帝の近くで止まる
日帝「…?」
(行ったのか…?)
?「そこで、何してるんだ?」
日帝「!?」(後ろを振り返る)
海「…」
日帝「な、何故…?」
海「…少し気配が出てたぞ」
海「それよりも、そこで何していた」
日帝「…」
海「まさか…逃げ出そうとしてたのか?」
日帝「…」ギク
海「…はぁ」(ため息)
(見回りをして良かった…)
グイッ
日帝の腕を引っ張り海の方に寄せる
日帝「!?」
そのままハグをする
海「…逃げ出そうとした罰だ」
日帝「ッ…離せ…」(低音)
今、日帝は上目遣いで話してます
海「…可愛い」
(そんな声も出せるんだな)
日帝「おい、心と台詞が逆だぞ…」
海「おっと…失敬」
海「それにしても…」
日帝「?」
海「日帝は、小さいのに良く警察官の
仕事に就こうと思ったな」
日帝「…は?」
日帝「小さいは余計だろ。小さいは💢」
海「ふふっ…すまん。すまん」(笑)
日帝「絶対反省してないな…」
海「バレた?」
日帝「バレバレだ」
海「…そう言えば、何故日帝は
警察官になろうと思ったんだ?」
日帝「…それを言うなら、何故貴様も
怪盗になったんだ?」
海「…此処では、余り言えないな…」
海「まぁ、話せば長くなる」
海「俺の部屋に来ないか?」
日帝「…拒否権は?」
海「無い」ニコ
日帝「…はぁ。分かった…行く」
海「なら、早く行こうぜ」
ハグを辞め
日帝の手を引っ張る
日帝「ちょ、引っ張るな!」
海「♪」
日帝「…はぁ」(ため息)
ー海の部屋ー
ベットに机等、
至って普通の部屋の様に思える
日帝「…」
(米国達の部屋とは大違いな…)
米国達の部屋は逃げ出そうとした時に
少しだけ見たが宝石等が
ズラリと置かれていた
海「?どうかしたか?」(ベットに座る)
日帝「いや…なんでも無い」
海「…そうか」
海「まぁ、ベットに座ってくれ」
日帝「嗚呼…」スタスタ
海と同じくベットに座る
海「…それで、なんで日帝は
警察官になろうと思ったんだ?」
日帝「…父がそうだったから」
海「お父さん…?」
日帝「私の父は警察官だった。
母は病弱で私が6歳の時に
亡くなってしまった時も、父は男手一つ
私を育ててくれた」
海「…」
日帝「そんな、父に憧れて私も警察官に
なろうとしんたんだ」
日帝「…だけど、父は
火事で亡くなってしまった」
日帝「小さい男の子を助けて…
私がようやく、警察官になれた直後に…」
海「ッ…」
日帝「…その後の記憶は、覚えていない
そこから、記憶喪失?と言う物になって
小さい頃の記憶が無いんだ…」
日帝「…他の人に教えられただけで
詳しい情報は分からない…」
お互い沈黙が続く
海「…俺も」
日帝「?」
海「俺の父さんも怪盗だったけど
俺と空を育ててくれた…」
日帝「…」
海「母さんは、知らない
俺等が物心を付く前に家から
出て行ったらしい」
海「…そんな父さんも
俺等が一人前の怪盗になろうとした
時に…」
海「誰かに殺害されて亡くなった」
日帝「殺害…?」
海「嗚呼…未だに犯人は分からない」
日帝「…警察は?」
海「さぁな、俺等は怪盗だから
余り警察に頼れないし、
しかも、父さんが誘拐されて行方不明の時に
路地裏で発見されたんだ」
海「第一発見者は空だ…」
日帝「…」
海「…だから、俺等は父さんを殺した犯人が
誰なのか…探しているのだ」
日帝「…見つけた後、どうするんだ?」
海「…聞きたいことが沢山ある」
海「何故、俺の父さんを殺したのか
父さんと何の関係があるのか
…まぁ、質問だな」
日帝「…そうか」
海「…そのペンダント」
日帝「!」
ペンダントを海が興味深そうに見る
海「時計のペンダントか?」
日帝「嗚呼…私がシックで入院してた時に
看護師さんがくれたんだ」
日帝「父さんが持っていた…形見だ」
海「…」
日帝「写真とか入ってるんだ」
海「!そうなのか?」
日帝「驚くだろ?こんな小さなペンダントに
写真が入っていると知ったら」
海「嗚呼…開けてもらっても良いか?」
日帝「…」(時計の後ろを開くと写真が入っていた)
海「これ、日帝の小さい時の写真?」
日帝「嗚呼。隣は両親だな」
海「…」
(今も昔も美人だな…)
日帝「…」ウトウト
海「!…日帝眠いのか?」
日帝「ん…」(目元を擦る)
海「そろそろ、部屋に戻(((」
海の肩に頭を置く
海「!?」
海「え?日帝…?」
日帝「…スー…」
海「…」
(寝顔可愛すぎるだろ…俺も寝るか…)
海「よいしょ」
日帝をお姫様抱っこし
ベットに寝かせる
日帝「…」zzz
海「…お休み、日帝」(微笑)
日帝の頭を撫でながらそのまま
目を閉じる
〘朝〙
日帝「ん…?」パチッ
日帝「…!?」
(近い近い近い!!)
二人の距離はキスできる位の距離です
日帝「…」(急いで離れようとする)
グイッ
日帝「!?」
海が腕を日帝の腰に引き寄せ
また距離が近くなる
だが、海本人は無自覚だ
日帝「ちょ、!?お、おい!起きろ!!///」
海「ん?…あ、おはよ。日帝」
日帝「おはよう…じゃなくて!」
日帝「距離!!近い!」
海「え〜?…普通でしょ」
日帝「いや、距離感可笑しい!」
日帝「良いから、離れろ!!」
海「分かった、分かった」
海「あ、これだけはさせて」
日帝「?」
日帝のおでこにキスをする
日帝「!?」
海「おはようのキス」ニコ
日帝「き、貴様ッ!///」
海「あ、唇が良かった?」ニヤ
日帝「なッ!?///」(顔が真っ赤になる)
海「…可愛いな…」
日帝「ッ~…!///もう良いだろ!///離れろ!///」
海「はい。はい」(笑)
腕を離す
日帝「…///」
バンッ!!(扉を強く開ける音)
空「兄さん!おはよー!!」
空「って…なんで日帝さんも!?」
海「あ、おはよ」
空「おはよ!じゃなくて!」
海に近付き
空「え?まさか…ヤった?」ボソッ
海「さぁ?どうだろうな?」(ヤってません)
空「はぁ!?僕も誘ってよ!!」
海「冗談だよ」(笑)
空「なんだ…冗談か…」ε-(´∀`*)ホッ
空「…いや、待ってならなんで
日帝さん、顔赤いの!?」
海「…」
空「兄さん?嘘をついてないよね?…」
空「僕、嘘つき嫌いだよ…?」
日帝「…」
(全部、聞こえてるんだが…)
海「…!」
ケータイから着信音が響く
海「はい、はーい」
空「ちょ!?無視しないで!?」
海「もしもし?」
海「お前、誰?」
?「もしもーし?」
海「…俺のケータイハッキングして
何のつもり?」
?「実はさ〜…」
今から君達の家に行ってもいい?
海「…は?」
?「良いの?じゃあ、今から行くね〜」
海「いや、ちょと待て!?」ガチャ
ツーツー
海「…」
空「えっと…どうしたの?」
日帝「?…」
海「…今から、あいつ等が来る…」
空「…え?」
此処まで読んで頂き有り難う御座います
それでは、さようなら
コメント
4件
ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙最高!! フヘヘヘヘ(◜௰◝)