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ー翌日朝、駅ー
キョロキョロ……
「おーい!こっちこっち〜!」
「ん?あぁ……」
アヤトが向かった先は駅
そこには幼馴染であるシンク・リューセンがいた
「ひっさしぶり〜!アヤト!」
「久し振りだなシンク、元気してたか?」
「おうよ!アキト君元気?」
「最近お転婆が増してな、それと新しい家族ができたんだよ」
「あぁ、知ってるぜ?あれだろ、引き取ったんだってな」
シンクにはクーリーの事を孤児を引き取ったと話しているんだよ!!!
「しっかしお前も大変だったなぁ……空き巣におばさんとおじさんが殺されてさ、」
この件も空き巣って事にしてるよ!!!
「ッ……」
「悔しくねぇのかよ、アヤト」
「……悔しいよ」
ガッとシンクがアヤトの胸ぐらを掴む
「じゃあ何でそんな飄々としてんだよ、!」
「母親が…父親が、!殺されたんだぞ…?」
「分かっ…、てるよ…」
「はぁ?!じゃあ何で…?!」
「ッ…」
「おい!何とか言えよ、!」
「……シンクには分からないだろうがな、!私だって…私だって混乱したよ…!でも、でも…!どうしたら良かったんだ!?」
「ッ…」
「母さんも、!父さんも、!」
アヤトがシンクの肩を掴んで涙目で叫び泣いた
「ッ…あ、アヤト…悪かったよ、ごめん…」
「グスッ、……行くぞ」
「う、ん…」
ーーーーーーーーーーー
街中
「…はい」
ベンチに座っているアヤトに、シンクはホットコーヒーをあげた
「、ありがと」
「さっきは悪かった……俺も、無神経だった…」
「いや、私こそ……叫んだりしてすまない…」
「隣…いいか?」
「、あぁ」
「…ふっ」
「何笑ってるんだ、」
「いや、アヤトが急に大人っぽくなったな〜って」
「前はもっとこう…可愛かったじゃん?」
「はぁ?」
「いやだから、可愛かったじゃん」
「何を言ってるんだお前は……」
「今はなんか…鬼厳しい母親みたい」
「引っ叩くぞ」
「ごめんって」
「そして、私を呼び出した訳は何だ?」
「あーそうそうそれ、もうクリスマス近いじゃん」
「そういや確かにな」
「アキト君と新しい家族にプレゼント、買ったのか?」
「え、」
「引き取った子、俺らより年下らしーじゃん?」
「そしたら長兄としてプレゼント買ってやらなきゃなぁ?笑」
「す、すっかり忘れていた……」
「だろうと思ったぜ」
シンクがアヤトに向かってニカッと笑った
「俺も孤児院のガキ共にプレゼント買ってやなきゃいけねーからなぁー」
「今日は、付き合ってもらうぜ?」
「ふっ…良いぞ」
「っしゃ〜決まり〜!そんじゃ早速行くか!」
「あぁ」
ーおまけー
〜新キャラ「シンク・リューセン」について〜
シンク・リューセン
日本産まれイングランド育ちの男の子
アヤトの幼馴染で同い年
父親が日本人、母親がイングランド人のハーフ
日本名は「龍泉真紅」
母親と父親は早くに亡くなり、イングランドの孤児院に預けられた
死因は明らかになっていない
今では孤児院の中の長兄として数多くの子供達の世話を手伝ったりしている
柔らかい光るような金髪と空よりも澄んでいる碧眼を持つ美しい美男子
身長165cm 体重53kg
趣味はバスケ、サッカー、トランプ、花札etc…
など、幅広くある
好きな服の系統はストリート系(動きやすい服が好き)
仲間想いで家族想いな一面を持つ反面、敵とみなしたらどこまでも嫌う頑固者
CV(予想):榎木淳弥
「今何してるかって?サッカー、お前も一緒にやる?笑」