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「どっから行く?」
シンクが振り返りアヤトに問う
アヤトはジト目でシンクを見る、おぉ怖
「考えてなかったのか」
「そりゃまぁね」
ドヤ顔でシンクが言う
「ドヤるな」
「とりま飯っしょ、俺腹減ったもん」
シンクがあくびをしながら言う
「どこ行くんだ」
「マックで良いだろ」
眠そうな顔してシンクが提案した
「マック……ま、いいか」
「んだよマック美味いんだぜ?」
「分かってる」
「んじゃ行くかー!」
「あ…待て」
アヤトが歩く足を止めて少し考える
ーー回想ーー
[アヤト様!]
セルの大きな声が屋敷に響く
「う…ッなんだ、?」
面倒くさそうな顔してアヤトがセルを見て言った
[良いですか、ジャンクフードなんてお身体に悪い物は食べてはいけませんよ?!]
「……セル、それは私の勝手だろう…」
[ダメです!]
どうやらダメらしい
ーー終了ーー
「あーーー……どうしようか」
アヤトが考える
「何してんだよアヤト、早く行くぞ」
シンクが急かし、アヤトは考えるのを辞めた
「ふむ…まぁバレないだろ」
「シンク、今行く」
ーマックー
「ん、タバコくれ」
アヤトが手を出しシンクに言う
「食う前に吸うのか?つか俺ら未成年だろーが」
ゲッ…とした顔でシンクが言った
「うっせぇお前持ってんだろうが」
アヤトは涼しい顔で一掃する
「チッ…バレてんのかよ…ん、」
シンクがアヤトにタバコを一本渡す
「ありがとな」
カチッ、ジュウ……
早々にアヤトがタバコに火をつけた
「スゥーーーーー……」
「ふぅ、」
「早死にするぞ」
シンクがアヤトに向かって言う
「良いんだよ、死なないから」
アヤトがシンクに向かってニヤッと笑う
「んだそれ、笑」
シンクは含みのある顔をして笑った
ーおまけー
「シン兄……」
「アイツ…誰だよ、」