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パピコォォォ@本日浮上
72
【志優とコラボ】
それは、いつも通り双子の世話をしている時だった。
蘇「錦ー!速く来ないと置いていくんだぞー!」
潮「錦おそーい!」
錦「お前らが速すぎんだよっ…大人の体力舐めんなっ…!」
俺には双子の息子がいる
だが俺は独身だ。
何故子供がいるかと言うと、数年前
俺の家の近くにある公園に散歩をしに行ったら
公園の端で大泣きしているこいつらを見つけたのがきっかけだ
どうやら親に捨てられて行く当ても無くここに来たらしいが、
俺が話しかけたし放っておくのも可哀想だから、俺が引き取ることにした。
その時は少し焦っていたせいか交番に届けるという選択肢があるのを忘れていた。
まあ家が賑やかになったし結果オーライ!と自分に言い聞かせながら過ごしている。
一応紹介しておくと、活発な奴が蘇芳、少しおとなしめなやつが潮だ。
ちなみに俺の名前は錦。この物語の主人公だ。
今日はこいつらと一緒にスーパーに 買い物に来ている
店に入ると、いきなり蘇芳が立ち止まり、テレビをじーっと眺めていた。
錦「どーした蘇芳、テレビがどうかしたのか?」
蘇「錦ー、これ何ー?」
蘇芳が指を刺した画面を観ると
そこには、最近流行っているVRの広告映像が映っていた
蘇「なんかすっごいキラキラしてるんだぞ!」
潮「わーほんとだ!」
2人が目を輝かせて言っていると
蘇「ねー錦ー!これ買って!」
蘇芳がそんなことを言い出した
錦「はぁ?こんなたっかい物買うわけないだろ」
蘇「えー!」
潮「シオも欲しいー!」
錦「ダメったらダメだ!うちにそんな余裕はありません!」
蘇「むー!錦のドケチ」
錦「ドケチで結構だ」
蘇「きー!」
そんな会話をしていると、潮が俺の携帯を持って行った
錦「あっ、おい潮なんで俺の携帯…」
すると潮はどこかに電話をしだした
潮「あっ!鑪お兄ちゃん こんにちわー!」
鑪「あ、潮ちゃんやんどうしたん?」
電話の相手は俺の高校からの友人の鑪だった
潮「鑪お兄ちゃんって、確かぶいあーるで配信やってたよね!」
鑪「せやでー、もしかして潮ちゃんもやりたいん?」
潮「そなの!でも、錦がそれ買ってくれないんだー…」
鑪「えー錦くん酷いなー…あっ、そしたら俺が買ったろか!」
潮「えっ!良いの!」
錦「はぁ!?」
鑪がまた変なことを言い出した
鑪「あっ錦くん、もー自分の子は大切にせなあかんでー。」
錦「大切にしてるわ!!家宝だわ!!てか別にお前が買う必要ねーだろ!!」
鑪「えーって!隣に庵くんもおるから錦くんの分は庵くんに買ってもらうわ☆」
庵「は?おい鑪コノヤロどういうk」
鑪「んじゃそゆことでまたなー」
電話越しの庵が何か言いかけたところで通話が終わった。
別に鑪に買ってもらうのが申し訳ないとかそう言う問題じゃない
あいつに借りを作るのが本当に嫌だった
蘇「やったー!これでできるー!」
潮「やったねー!」
俺の気も知らないでこいつらははしゃいでいる
錦「はぁ…ん?てか潮さっき配信するとか言ってなかったか??」
潮「ん?うん!言ったよ」
錦「は???」
潮「前から鑪お兄ちゃん達の配信見ててやりたかったの!」
蘇「それスオも思ってた!」
潮「ほんと!じゃあ一緒にやろうね!」
「「もちろん錦も!」」
錦「え“ぇ“っ…」
俺、多分これから過労で死ぬ…
数日後
本当に鑪からVRが届いた
蘇「ほー!これが!!」
錦「やり方わかるのかお前ら?」
潮「うん!」
蘇「多分!」
錦「っ…お前らなぁ…」
心配しつつも、俺はそっとコンタクトをつけた
これがVRに入るための装置らしい
錦「よし、じゃあ行くぞ」
俺たちはそって目を閉じた
錦「んっ…」
目を開けると、大きな鳥居が目の前にあった。
錦「?入れた、のか?」
瞬きをすると、一瞬で目の前に女性が現れた
錦「うぉっ!?びっくりした…」
その女性は白髪の綺麗なツインテールをしていて、どこかで見たことある様な容姿をしていた。
錦「…もしかして、ヤチヨか?」
女性は、このVRで有名なAIライバーのヤチヨだった
ヤ「太陽が沈んで、夜がやってきます」
そうヤチヨが呟くと、夕焼けの空は一瞬で夜になった
ヤチヨが自分の服の裾を掴みながらこちらへやってきたと思ったら、いきなり手を掴まれた
ヤ「仮想空間ツクヨミへようこそ!管理人の月見ヤチヨで〜す!このモフモフはFUSHI」
ヤチヨはニコニコとしながら言う
F「ヤチヨがツクヨミと僕を作ったんだ」
ヤ「さぁ、出かける前に…その格好じゃあつまらない」
そう言うの、俺の目の前にアバターを作る画面がでてきた
内心驚きつつも、俺は思うままにアバターを作って行った
ヤ「これで準備は整ったね!それじゃあ、行ってらっしゃ〜い!」
俺はヤチヨに引っ張られ、鳥居の中へと入れられた
錦「うぉぉっ!?」
鳥居の中に入った瞬間俺の服や容姿が見る見る変わって行った。
錦「こ、これが俺のアバター…」
蘇「あれ?もしかして錦!」
錦「ん?その声は…蘇芳?」
蘇「だいせーかーい!」
潮「シオもいるよー!」
錦「2人とも入れて良かったな、ん?てかお前ら一緒にアバター選んだのか?ほぼ一緒だけど」
蘇「ううん、別々だぞ!」
錦「えっ、てことはお前ら以心伝心で一緒の選んだのか??」
「「そー!」」
錦「双子パワーすげー…」
鑪「あっ、やっと錦くんたち来はったわ〜」
庵「おせぇぞ」
錦「!?なんで鑪がいんだよ…」
鑪「そら親友のツクヨミデビュー言うたら来ないわけないやろ」
錦「…」
鑪「冷たい視線向けんといて〜」
庵「というか鑪、こいつら案内するんじゃなかったのかよ」
鑪「あーそやったわ忘れてもうてた」
鑪「んなわけで、ツクヨミ案内するさかい、付いてき〜」
潮「はーい!」
庵「おーい蘇芳走んじゃねー迷子になるぞー」
蘇「えー」
コメント
4件
ほわぁぁぁ…最高でやんす…ありがとう…
あー、面白かった!双子の蘇芳と潮がもう可愛くて仕方ないですね。「錦のドケチ!」とか「シオも欲しいー!」とか、子供ならではの無邪気さがしっかり伝わってきて、思わず頬が緩みました。そして鑪のノリの良さと、それに巻き込まれて過労死しそうになってる錦の気持ち、すごくわかる(笑)。VR空間「ツクヨミ」の導入も自然で、これからどんな冒険が待ってるのかワクワクします。続きが気になる!