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雪名）兄さん居ますか？
ひょこっと顔を出し声を掛けるとコーヒーを飲んでいた兄さんが顔を上げて「こっちだ」と言われのそのそと兄さんの所へ行くと顔を触られ「暖まってるなと言われ頷くと「じゃあ湯冷めする前に部屋に行こうか」と言われ部屋に案内された
部屋
雪名）ﾌﾘﾌﾘ…兄さん兄さん
兄さん）ん？
雪名）あの、ベッド……
兄さん）使っていいよ？俺は別にソファで寝るし
兄さんは私の頭を優しく撫で部屋から出て行ってしまった
少し寂しくてショボンとして部屋の扉の前でちょこんと座って兄さんを待つ事にした
雪名）ﾌﾘﾌﾘ…ｸｩﾝ
動物特有の懐いた人から離れたくない病が発動し無意識にドアに擦り寄って鼻を鳴らしているとドアがノックされ「ｸｩﾝ…」と鼻を鳴らすとドアが開き「中入るでな？」と声をかけ中に入って来た
雪名）ﾌﾘﾌﾘ(コネシマさんだ！)
コネシマ）おーいって…だれもいなi＿
雪名）ﾜﾝｯ!
コネシマさんに抱き着きしっぽをブンブンと振りながらスリスリと甘え出す
コネシマ）ちょ、せ、雪名…おも……くは無いけどこ、こんなん誰かに見られたら…！？
雪名）ｷｭｰﾝ…
コネシマさんが上を見ると体を固め私も気になってコネシマさんが見ている方を見るとそこにはゾムさんが居た
ゾム）お、お前ら…そういう……
コネシマ）ちゃう！断じてちゃう！
雪名）ゾムしゃんだ〜！ぎゅーする〜！
ゾム）はぁ！？ちょ、おい待て来るならあるいて＿
ﾄﾞｽﾝｯ
雪名）ﾜﾌﾜﾌｯ!ｷﾞｭｰ!
ゾム）ま、まさか…飛んで思いっきり抱きついてくるとは…
コネシマ）ど、どうしたんやいきなり…
ゾム）わからん…まぁ、多分犬特有の甘えたがりが出たんやろ…雪名〜離れろ〜
雪名）ｸｩﾝ…
ゾム）鼻まで鳴らして…こら立派な大型犬だわ
コネシマ）すっげぇ離れたくなさそう…
雪名）ﾌﾘﾌﾘﾜﾌｯ!
ゾム）こりゃ相当ストレス溜まっとったな…どっちにしろいつかは爆発しとったわ…
ゾムさんは何か話していたが今の私にとっちゃ知ったこっちゃない！だからただひたすらにゾムさんの手に頭を擦り付けて満足気な顔しながらしっぽを振り続けるのみ
ゾム）…なぁシッマ…
コネシマ）わかったからそれ以上口開いたら縫い付けんで
ゾム）(´˙꒳˙ ｀)
雪名）顎の下もなでなでして欲しいです！
ゾム）…ｽﾘｽﾘ
雪名）はわわわわ…ん”ぅ〜ｺﾞﾛｺﾞﾛ
ゾム）えｒ＿コネシマ）しばかれたいんかお前
ゾム）(´˙꒳˙ ｀)
雪名）？？
ボケと冷静なツッコミが入っているような…気のせいかな……多分気の所為だよな
雪名）んぁ！ショッピさんだ！ショッピさーん！！！
ショッピ）え、ちょ＿うわぁ！？
ゾム）い、癒しが飛んで行った！？
コネシマ）犬猫のレベルちゃうやろ…
雪名）ん…他のにゃんこの匂いする！や！
ショッピ）そらさっきまで撫でていたんでね
雪名）やーだー！！
ショッピ）え、えぇ…どうしたんすかこの人……
2人）ストレスの大噴火
ショッピ）ホンマにどうしたんすか…
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